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ジョン・メイナード・ケインズが提唱した「美人投票」の概念とは?
こんにちは、40代オッサンtrrymtorrsonです。 ジョン・メイナード・ケインズ(John Maynard Keynes)は、もっとも著名な経済学者の一人です。 彼は次のように予測していたそうです。 「2030年に1日3時間、週15時間労働すれば十分に生活できる社会が実現する」 trrymtorrson.hatenablog.com また、1990年代、財政政策として大型の公共事業を行ってきたのは、ケインズの財政政策理論がベースになっています。 そんなケインズですが、「美人投票」理論というユニークな考え方を著書に書いています。 ケインズが提唱した「美人投票」(Keynesian Beau…
【経済・経営学の本】ランキングBest100<81位~90位>
◆第081位 『平成不況10年史』評価:065点/著者:吉田和男/巻数:全1巻/ジャンル:日本経済史/1998年 ◆第082位 『経営者の条件』評価:065点…
【経済・経営学の本】ランキングBest100<61位~70位>
◆第061位 『日本の六大企業集団』評価:070点/著者:奥村宏/巻数:全1巻/ジャンル:経済/1976年 ◆第062位 『経済学の終わり』評価:070点/著…
経済学部に入学したばかりの学生に強くおすすめしたい『若い読者のための経済学史』。これで経済学史の点数はだいぶ上がると思う。
経済学の歴史について非常にわかりやすくまとめた本。著者のナイアル・キシテイニー氏はロンドン在住の経済史家。 重商主義者のトーマス・マン、経済学の祖アダム・スミス、リカード、マルサス、マルクス、ケインズ、ハイエク、シュンペーター、他、世界の有名な経済学者とその主張を元に経済学の歴史について相当わかりやすく説明されており、経済学の初学者や経済学部に入学したばかりの方などに非常のおすすめである。 若い読者のための経済学史 【イェール大学出版局 リトル・ヒストリー】 私が在学していた大学の経済学史の先生はとても厳しく、テストの採点も厳しかった。当然のように単位を落とす学生が多かった。そうした中でどうし…
第一次世界大戦後、ヨーロッパの払いきれないほどの高額の対外債務を強制執行しようとしたが、無駄であった。ケインズは、同盟国がドイツの輸出に同意しない限り、ライヒスバンクが支払いのためにドルを作り出し、課税することは不可能であることを示した。しかし、今日のIMFと米国の外交は、この破壊的な「ハードマネー」政策に従っており、財政緊縮と資産売却によって対外債務を支払うことができると主張している。その結果は、債務国を疲弊させ、貧困化させるだけである。慢性的な緊縮財政は現在、ユーロ圏の国々にも押し付けられ、ユーロをドルの衛星通貨にしている。財政赤字をユーロ圏のGDPの3%以下に制限することで、中央銀行の外…
1965年1月、リンドン・ジョンソン大統領が「自主的な」国際収支規制を発表し、事態は危機的状況となった。アメリカの銀行や企業は、今後1年間、海外からの借入や投資を5%以上増やすなと言われたのである。そのため、事業計画が混乱した。銀行は融資を増やすことで利益を得ているのだが、それが制限されたのだ。石油業界も、新規投資で外国のライバルが優位に立つことを恐れて、強い影響を受けた。東南アジアでの戦争は、米国のビジネス部門にどのような影響を与えるか、ほとんど理解されないまま行われた。企業からは、外国からの「投資」として報告されたものの多くが、実際には収支上の流出を構成していないことが指摘された。石油会社…
コロちゃんは、最近新聞を読んでいると「安い日本」とか「先進国から脱落」とかよく見かけるんですが、その度にどうも違和感を感じるんですよね。今日は、その違和感について考えてみたいと思います。1.現在の日本と未来の日本国の豊かさを比較するためには