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愛知大学山岳部13人の薬師岳遭難 地形図とコンパスは持ったか? いまから半世紀以上前の1963年(昭和38年)1月、富山県の北アルプス・薬師岳(標高2926㍍)で、愛知大学山岳部の13人パーティーが吹雪で遭難し、全員が亡くなりました。のちに「三八(さんぱち)豪雪」と呼ばれる1ヶ月にわたる大雪で、北陸地方の平野部でも富山市186㌢、福井市で213㌢という積雪を記録した時です。東京オリンピックの1年前でした。 当時、私は小学生でしたが、隣街の愛知県豊橋市にある「アイダイ」という大学の学生さんが大勢「ヤクシダケ」という山で死んだ、ということを聞いた覚えがあります。新聞好きの祖母が何度も口にしていたか…