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#4454 われもまた吉良の齢を過ぎたれば浅野の青き未熟を悪めり
令和6年12月14日(土) 【旧 一一月一四日 赤口】 大雪・「熊蟄穴(くまあなにこもる)」松に月義士討入の日なりけり ~安住敦(1907-1988) 元禄15年12月14日(1703年1月31日)は赤穂浪士が本所吉良邸に討ち入った日。したがってこの俳句では「討ち入りの日」が冬の季語に
#4339 いにしへの平城のみやこの宮跡に処暑の夕風邯鄲鳴けり
令和6年8月22日(木) 【旧 七月一九日 先勝】・処暑 「綿柎開」(綿のはなしべ開く)いにしへの平城《なら》のみやこの宮跡に処暑の夕風邯鄲鳴けり ~喜夛隆子Photo:平城宮跡 朱雀門 ~RECOTRIP 二十四節気の第14「処暑」。『暦便覧』の説明では「陽気とどまりて、初め
#4283 あふち咲く外面の木かげ露おちて五月雨はるる風わたるなり
令和6年6月28日(金) 【旧 五月二三日 先負】・夏至 菖蒲華(あやめはなさく)あふち咲く外面《そとも》の木かげ露おちて五月雨はるる風わたるなり ~藤原忠良(1164-1225)『新古今和歌集』 巻3-0234樗《あふち》の花がさいている家の外の木陰に雫が落ちて五月雨の風が吹き
#4183 春の野に心展べむと思ふどち来し今日の日は暮れずもあらぬか
令和6年3月20日(水) 【旧 二月一一日 赤口】・春分 雀始巣(すずめはじめてすくう)春の野に心展《の》べむと思ふどち来《こ》し今日の日は暮れずもあらぬか ~作者未詳 『万葉集』 巻10-1882 雑歌春の野に心ゆくまで楽しもうと仲間がやって来た今日一日、このまま暮れな
令和4年11月30日(水) 【旧 一一月七日 大安】・小雪・朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)妻となり母となりし霜月尽 透明にして水の三体 ~栗木京子(1954-)『水惑星』Photo:三宝公園(大阪府堺市) 11月も今日でおしまい。大晦日になると今年も終わったなと、しみじみ
令和4年5月9日(月) 【旧 四月九日 赤口】・立夏・蛙始鳴(かわずはじめてなく)虻も蜂もとらず黄金週間果つ ~安住敦(1907-1988)Photo:コロナ前2019年お盆の帰省ラッシュ ~Kerorin's Life Scoop ゴールデンウイークが「母の日」で終わるという異例の大型連休も昨日で