メインカテゴリーを選択しなおす
公認心理士が父親を殺害した女子大生を取材して、その動機や真相に迫ろうとする話。女子大生だけでなく公認心理士も心に傷を抱えていて、しかもそれがどこか似ていて、この取材を通して過去のトラウマとも向き合っていく…という話だけど、いまひとつピンとこない部分もあった。父親のやったことは気持ち悪いし最低だけど、彼女自身には関わりがないことなので別に夫に言わなくてもいい気がするし、言ったところで軽蔑されるようなことにはならないはず。彼女がそこまで思い詰める必要があったのかと…まあ理屈じゃないんだろうけどね。少女買春だけでなく自分にもそういう欲望が向けられていたのを感じていたとなれば、単に父親を軽蔑するだけではふっきれない気持ち悪さはあるだろうし、抱え込んでしまうのもわからなくはない。この件でいちばん悪いのはもちろん父親...ファーストラヴ
■あらすじ 時系列を少し変えております。 ●真壁由紀…公認心理士●庵野迦葉 …弁護士、由紀の義弟で元カレ●聖山環菜…父親殺しの容疑がかかっている●聖山…