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抗SSA抗体、抗SSB抗体のページを更新抗SS-A抗体、抗SS-B抗体ともシェーグレン症候群で高値となる自己抗体である。A抗体は他の膠原病でも高頻度で検出され、B抗体はシェーグレン症候群に対して特異性が高い。抗SS-A抗体、抗SS-B抗体のSSはシェーグレン症候群の名称に由来する。この両抗体は、免疫学的にはそれぞれ独立したものであるが、同一患者に併存してみられる場合が多い。シェーグレン症候群は、唾液腺や涙腺などの外分泌腺の炎症や機能不全、機能低下で始まる自己免疫疾患で、眼球乾燥、口内乾燥で発症し、全身の外分泌機能の低下が起こり、尿細管アシドーシスを併発する。一般に抗SS-A抗体の方が抗SS-B抗体より高頻度に検出され、抗体価も高い場合が多い。また、抗SS-B抗体は単独で陽性になることは少なく、抗SS-A抗...抗SSA抗体、抗SSB抗体