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昨年のスキャンダルから再起をかける市川中車(香川照之)の妻役は、先月の事件の影響で、4代目市川猿之助から配役変更で中村壱太郎に。初日を迎え、評判がかなり良いので、急遽チケットを取りました。-----ところで『傾城反魂香』「土佐将監閑居」の主人公浮世又平は、「吃音症」の設定です。今日では、程度により障害者手帳取得も可能な症状の一つです。本作が、特定の疾患(障害)を題材にしていますが差別への苦悩や、支え合う夫婦愛、又平の意外な特技等を描いており現代に通じる、普遍的な内容だと感じました。(ただし古語である特性上、一部は今日では差別用語もありました)----吃音症の絵師である又平(市川中車)には、おしゃべりな妻おとく(中村壱太郎)がいる。又平は、師匠を見舞いに訪れたが、「土佐」の名字を授かることが叶わない。そこに...令和5年六月大歌舞伎(昼の部)引き込まれる演技
こんにちは有喜庵です。 京都は雨です。 さて、先日の三月花形歌舞伎の千穐楽に行って来ました。 前回は中村壱太郎さんが勘平役でしたが、今回は尾上右近さんの勘平でした。 本日千穐楽です。