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歌舞伎を観続けて幾星霜…スーパー歌舞伎の初観劇でした。思えば、一昨年春(スーパーと名乗らず、スーパー要素を排した)『三国志』で團子の若武者ぶりに、澤瀉屋の将来を期待したもの。現代的な長身でスタイルが良く三代目猿之助と浜木綿子の容姿(華やかさ)、父の聡明さを受け継ぎ、従伯父の四代目猿之助に学んだならば、どれほど素晴らしい俳優になるか、と。(一般人の方なので写真は分かりませんが、元CAのお母様も、スラリとした端正な方なのでしょう)昨年の事件の直後、代役を引き受けた彼の姿は鮮烈でした。旦那二人(猿翁・段四郞)を一挙に失い、若旦那一人は(四代目猿之助)長期的に舞台に立てずもう一人の若旦那(中車)も事情あり、となった澤瀉屋を潰さない、潰れないという存在感を示したのは、天性のカリスマ性、華やかさを感じさせるものでし...令和6年3月スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』
新橋演舞場へ(母と) スーパー歌舞伎ヤマトタケル 2024.2.4~3.20(水)まで ひえ~~~度肝抜かれた今まで通常の歌舞伎は何度か観ているが… …
昨年のスキャンダルから再起をかける市川中車(香川照之)の妻役は、先月の事件の影響で、4代目市川猿之助から配役変更で中村壱太郎に。初日を迎え、評判がかなり良いので、急遽チケットを取りました。-----ところで『傾城反魂香』「土佐将監閑居」の主人公浮世又平は、「吃音症」の設定です。今日では、程度により障害者手帳取得も可能な症状の一つです。本作が、特定の疾患(障害)を題材にしていますが差別への苦悩や、支え合う夫婦愛、又平の意外な特技等を描いており現代に通じる、普遍的な内容だと感じました。(ただし古語である特性上、一部は今日では差別用語もありました)----吃音症の絵師である又平(市川中車)には、おしゃべりな妻おとく(中村壱太郎)がいる。又平は、師匠を見舞いに訪れたが、「土佐」の名字を授かることが叶わない。そこに...令和5年六月大歌舞伎(昼の部)引き込まれる演技
「猿之助代役」で名を上げた市川團子 激震の歌舞伎界で注目される19歳の〝発信力〟 - 記事詳細|Infoseekニュース
「猿之助代役」で名を上げた市川團子 激震の歌舞伎界で注目される19歳の〝発信力〟 - 記事詳細|Infoseekニュース歌舞伎俳優・市川團子(19)の評価がうなぎ上りだ。先月18日に両親とともに自宅で倒れた市川
段四郎ご夫妻と四代目猿之助の件に関する考えは、先週時点と変わりありません。5/18午前中に事件があり、5/18-19昼の部は中止、5/20以降は未定という状況でした。5/19昼頃、5/20昼の部も市川團子の代役で続行と発表があり、直ちに、夜の部と共にチケットを購入しました。5/20、團子代役主演の昼の部初回が大好評で、その後一気に完売しました。-----先週夜の部で中村隼人主演を観た際の様子を舞台ファン以外の方に伝えると、何故観劇に行くのかピンと来ない様子。①出演者やスタッフを、金銭・座席を埋める点で応援したい②休演の四代目猿之助が作り上げたものを見届けたい(③もともとチケットを持っていた/ツアーに組み込まれていた)(④稀有な事件なので、興味本位で)と言った所ではないでしょうか。私は①②です。-----そ...令和5年5月明治座代役公演と『この恋は雲の涯まで』①
<第2幕:下の巻>金国の宮廷。幼王衛紹王(中村米吉)の傍らには、姉紫蘭姫(壱太郎:二役)がいる。乾竜の紹介で、知盛一行が王の前に参上する。紫蘭は知盛に一目で心惹かれ、舞を披露させるが、紫蘭の婚約者で金国乗っ取りを画策する宰相武完(下村青)が、非礼であると止めさせる。部下らは反発するが、知盛は素直に慣習の違いと無礼を認めて引き下がる。紫蘭は武完に、知盛に心惹かれたことなどを告げる。二人の歪な関係が露わになる。設定が完全に『この恋は~』と同一(笑)。発表の時系列では『不死鳥よ~』が先なのでこれが後に『この恋は』第2部の原型なんだなあと思いました。紫蘭が心惹かれた一方、知盛は紫蘭への反応が薄いです。紫蘭は知盛を自らの元へ呼び寄せ、酒を口にさせる。毒が入っていると脅すが、知盛は紫蘭のような高貴な方がそのようなこと...令和5年5月明治座代役公演と『この恋は雲の涯まで』②
仰天の猿之助事件や、相次ぐ歌舞伎界の不祥事。何がどうなっているのでしょう。
猿之助 父母が亡くなる 仰天の 不祥事事件 その背景は? ★ 歌舞伎界の名門、澤瀉屋。今をときめく人気役者である市川猿之助の自殺未遂事件?。父母も命が絶たれていた奇々怪々に、一体何が起