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土地は、買い戻しの権利を放棄して売ってはならない。土地はわたしのものである。あなたがたは、わたしのもとに在住している寄留者だからである。あなたがたの所有するどの土地においても、土地を買い戻す権利を認めなければならない。(23~24) 土地の買い戻しの権利を放棄してはならないのは、神のものを捨てることだからである。神にたまわった恵みを捨てることは関係を失うことである。永遠のいのちを失うことに繋がるからある。 人は皆、主が創造された地に寄留しており、万物も、自分の命も家族の命も、神から借用しているものである。創造主は神だからである。神のものである故にたまわっている所で、たまわった命の分を安息して生きることが出来るのだ。すべては良き方の庇護の元に在り、完全に備えてくださる御力のうちに在るからである。 もしあな...ヨベルの年②(レビ記25章)
あなたがたは五十年目を聖別し、国中のすべての住民に解放を宣言する。これはあなたがたのヨベルの年である。あなたがたはそれぞれ自分の所有地に帰り、それぞれ自分の家族のもとに帰る。(10) 神が創造された地は神のものである。先祖に割り当てられた地は子孫が受け継ぐ。一時的に手放しても、神の者が神の定められた所に帰る権利は奪われないのだ。神によって人が治められるとき貧困の連鎖は起こらない。親の貧困によって土地を失っていても、神の与えてくださった地に、子らが帰って来るチャンスが備えられていたのである。しかも代価を支払うこともなく。 この五十年目はあなたがたのヨベルの年である。種を蒔いてはならないし、落ち穂から生えたものを刈り入れてもならない。また手入れをしなかったぶどうの木のぶどうを集めてはならない。(11) 畑に...ヨベルの年①(レビ記25章)