ヨベルの年 ④(レビ記25章)
もしあなたの同胞が落ちぶれて、あなたのもとで暮らしが立たなくなったなら、彼をあなたのところに在住している寄留者のように扶養し、あなたのもとで生活できるようにしなさい。彼から利息も利益も得てはならない。あなたの神を恐れよ。同胞があなたのもとで生活できるようにしなさい。(35~36) 同胞とは神が愛する民であり、そのことを覚えて接する関係にある。豊かであるか、貧しいか、ということによって価値を量ることをせず、役に立つか、そうではないか、によって態度を変えることもない。ただ、神が愛しておられる人として助け、主に在る尊厳をもって接することは、神の民に相応しい姿であろう。これは、教会の在り様でもある。そのとき主がどれほどに喜んで祝福し、愛するための必要を、溢れるばかりに満たしてくださることであろう。 わたしはあな...ヨベルの年④(レビ記25章)
2022/08/12 21:05