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過去問演習について 私自身受験生時代、「とにかく過去問をやって下さい。」と講師にいわれ過去問を一生懸命演習しました。何回も何回も回したことからほとんどの問題を解答することができるようになりました。 自信を持った私は「もしかして一発合格かも?」と自信をもって本試験に挑みました。 ですが、結果は惨敗です。 確か基準点を少し下回る得点だったと思います。 「そうか、まだまだ甘いんだな、もっと過去問を回さなければ・・・」 そのように考えた私は不合格を確信した本試験翌日から早速過去問演習に取りかかりました。 ですが、結果は前年度とほとんど変わりがありません。 そこで講師に相
直前期の部屋(5月~7月期間限定)|W.B(元大手予備校「司法書士試験」講師)|note 全ての記事が980円で読み放題となります(期間限定5月~7月)。対象記事は今後本試験まで不定期で随時追加させて頂きます。 note.com 休息の入れ方。 例えば60分勉強したとしたら10分づつ休息を入れましょう、と言われることがあります。 この考えは本当に効果的でしょうか? この考えでは、せっかく気持ちが乗ってきても強制的に60分で断絶されるということです。では、70分、80分といった具合に休憩までの時間を延ばせば良いのかというと、今度は疲労から集中力を欠くことと
私自身の合格した年のお話となりますが、まずGW明けから6月に入るまでは、最後の弱点補強時期として勉強を進めていました。 使用した教材は、テキスト、過去問、答練・模試(ただし記述のみ)です。 どうしても記憶しきれていない論点、根拠があいまいな論点を中心に最後の手段としてとっていた丸暗記を意識してなるべく多く回すことを心がけていました。 根性論であったり、丸暗記は最終手段として考えていましたので、このGW明けぐらいからそれらを解禁し、ブーストをかけて多少の無理をしながら突き進んでいくイメージです。 6月に入ると、今度は本試験での万が一の度忘れを防ぎたかったことから、テキスト、過
直前期の部屋(5月~7月期間限定)|W.B(元大手予備校「司法書士試験」講師)|note 全ての記事が980円で読み放題となります(期間限定5月~7月)。対象記事は今後本試験まで不定期で随時追加させて頂きます。 note.com フルタイムで就業されている方・・・ 育休中の主婦の方・・・ 学生の方・・・ いわゆる専業受験生ではなく、どうしても時間を取れない方。 司法書士試験は難関試験であるということで、受験自体をあきらめてしまう方も大勢いらっしゃいます。 確かに予備校の講義を聴いて、テキストを読み込んで、過去問を演習して、答練模試を受講して・・・ と通常の学
司法書士試験の民事訴訟法の学習は条文知識を中心として補足的に判例を意識しながら進めていくべきですが、条文知識中心だからと言って思考が硬直的になることには注意が必要です。 例えば下記、民事訴訟法44条1項前段を御覧下さい。 第44条(補助参加についての異議等) 1.当事者が補助参加について異議を述べたときは、裁判所は、補助参加の許否について、決定で、裁判をする。この場合においては、補助参加人は、参加の理由を疎明しなければならない。 2.前項の異議は、当事者がこれを述べないで弁論をし、又は弁論準備手続において申述をした後は、述べることができない。 3.第1項の裁判
勉強しているのに実力がついている気がしない・・・ 答練・模試の得点が伸び悩んでいる・・・ いわゆるスランプと感じる時期は、合格者も含めおよそほとんどの受験生の方が通る道です。 ですが、過度に心配する必要はありません。 分かりやすように数値化可能な択一で例示すると下記の通りとなります。 ①~20問 ②20問~27問 ③27問~30問強 ①②③と択一得点の伸びの段階があるとして(午前午後共通です)、①まで到達する労力を100とすると、②③それぞれに到達する労力もそれぞれ100づつかかります。 つまり、実力が高まるにつれ伸びが鈍化していくということです。 こ
網羅的なインプットということで、テキストの読み込みは合格にかかすことができません。 ですが、ただ眼を通していても中々頭に入らないのも一つの事実です。 読書百遍義自ずから見る そのような言葉もありますが、時間対効果が低いやり方でありお勧めできるものではありません。 「そんなことが書かれていたよな・・・」 と本試験の問題を見たときにぼんやりと思い浮かぶのがのが関の山です。 それでは意味がないので、あくまで資格試験対策という意味で最も効果的なインプット法、つまり長期記憶に残りやすくかつ本試験問題の得点力に貢献してくれるテキストの読み方を、私自身受験生時代、限られた時間の中試行錯誤
講師時代、条文が出てくるたびに六法を参照しながら勉強を進めている受験生の方がいらっしゃいました。 六法を引くという行為、予備試験・司法試験ではともかく、司法書士試験の場合、試験の性質上必要とされていません。それどころか、六法を引く行為を挟むことによって思考の流れがその度に断絶されてしまいます。 資格試験にはそれぞれの特徴が存在しています。 いわゆる短期合格の方はその辺りの嗅覚が鋭く、ある意味いい意味でゲームのような感覚で常に最短距離を探りつつ勉強されています。 私自身合格し、何の因果か講師業を担当することとなって、本当に様々な受験生の方と接することとなりました。しばらくして
最も集中力が高まることで最も実力が伸びる直前期。 だからこそ直前期特有のトラップに引っかからないためにも、絶対に気を付けて頂きたいこと。
何反復しても記憶できない論点。 多かれ少なかれ全ての受験生の悩み事ですね。 何度反復しても記憶できないということは、単純な繰り返しではもはや脳は反応してくれません。 そうであれば何か別の切り口を考えてみる必要があります。 一例ですが、当該論点の意味、趣旨、存在意義からアプローチしてみるのも一つの手です。別段基本書(学者本)で調べる必要もなく(費用・時間がかかるため)、出題者が信頼できるネット記事でもいいです。 また、他の論点との知識混同が記憶を阻害している可能性もあります。そうであれば、他の類似論点とのそれぞれの差異を意識する等、工夫してみるといいかもしれません。
下記記事にも綴らせて頂いた通り、 過去問分析は試験対策的に非常に重要となります。 例えば民法一つとっても、司法書士試験、予備・司法試験、行政書士試験、公務員試験等といった具合に様々な資格試験で問われていますが、それぞれ明確な特徴があります。 他の科目との関連性、実務との兼ね合い等、理由は多種多様ですが、同じ民法でも論点の出題範囲・深さ等、異なります。ですので自分が受験する資格試験にターゲットを絞った学習を進めるためには、過去問分析行為は必ず必要となります。 司法書士試験の場合は、年度による出題傾向を踏まえて分析という観点で過去問と向き合うのであれば、令和以降の問
直前期真っただ中の受験生の方へ私なりに何かできないかということで、 マガジン「直前期の部屋」の記事を5月~7月にかけて期間限定で今回定額読み放題で御提供させて頂くこととなりました。 【内容】 現時点(5月1日)で35記事9,340円分を5月~7月にかけて期間限定で1ヵ月980円で読み放題の形で御提供させて頂きます。 対象記事は今後本試験まで不定期に随時追加させて頂きます。 本マガジンは、直前期特有の勉強方法、気持ちの持ち方等々を、私自身の講師時代の経験及び例年の合格者の声を反映した記事を集めたものとなります。是非御活用頂ければと思います。 直前期の部屋(5月~
司法書士試験合格者のほぼ100%が過去問を演習した上で本試験に挑んでいます。その過去問は問題はもちろんのこと解説に至っても大手予備校から出版されているものに関して、そこまで違いはありません。 ですが、司法書士試験合否という全く違う結果が生まれています。 勿論司法書士試験は過去問だけでは合格することはできません。 他の要素、例えばテキスト、答練・模試等々・・・もあります。 ですが、ほとんどの受験生が過去問を演習していることからやはり過去問抜きに合格を考えることはできません。 実際に問題出題者の試験委員は過去問を意識して毎年本試験問題を作成しています。難易度、傾向に年度に
今回の記事は、会社法467条1項2号の2についてです。 この467条1項2号の2は少しイメージが付きにくいかもしれません。 467条は事業を譲渡した結果、会社の事業内容に変更を来すことから株主の意思を反映(株主総会特別決議を経る)させるものです。 まず、ここでの事業とは「一定の事業目的のため組織化し、有機的一体として機能する財産」と判例上定義されているものです(最判昭40.9.22)。 事業譲渡の対価は組織再編行為等とは異なり会社法上、必ずしも金銭に限定されていません。 上記を踏まえてた上で、今回のテーマである会社法467条1項2号の2についてみていきましょう。
私自身合格した年、今の時期の学習の中心はテキストでした。 学習割合として、テキストの読み込み8~9割、過去問演習2~1割です。 このようにいうとよく御質問を頂きます。 「テキストを読み込んでも中々頭に残りません」 テキストを読み込むというと、どうしてもインプットのイメージが先行しますが、私がやっていたのはどちらかというとアウトプットです。 ”テキストでアウトプットする” 当時はそのような意識はなかったのですが、学習効率を考えるとこれが一番効果的であると思い実行しました。 結果、余裕をもって合格できました。 周知のとおり、記憶定着に一番貢献する方法は、論点を喚起することです。 つま
本試験が近づくにつれ、プレッシャーが高まります。 今年は何としても合格しなければならない! 早く合格して家族に恩返したい! 早く合格して人生を前に進めたい! 等々・・・ プレッシャーに対しては、決して押しつぶされないように、いい意味で付き合っていかなければなりません。 また、一つの確たる事実として、合格可能性の高い方ほどプレッシャーが高くなります。日々の学習等の手ごたえから合格へのリアリティーを感じるためです。 ですので、決して避けたり、ごまかしたり、無視するのではなく、 「自分自身は合格に値する受験生なんだ、合格まであと一歩のところまできた、もう少し、この調子で勉強を進め
講師を担当させて頂いて良かったことは多々ありますが、その中の一つとして、「合格者の中に天才は存在しない」ということを確認できたことです。 私自身合格まで何年か足踏みを経験しました。 そのようなとき、どうしても気持ちが弱くなることもあります。 「合格者は特別な脳の作りを持った人ではないだろうか?」 「合格者は何か特別な記憶力を持っている人ではないだろうか?」 といった具合にです。 実際に合格した後、講師として多くの合格者の方と直接接することで、上記疑問は全くもって幻想であることがはっきりとしました。 比較的長期に渡って講師業を担当させて頂きましたが、誰一人として合格者の方の中
司法書士試験の択一科目および問題数は下記の通りとなります。 午前択一 ・憲法(3問) ・民法(20問) ・刑法(3問) ・商法(9問) 午後択一 ・民事訴訟法(5問) ・民事執行法(1問) ・民事保全法(1問) ・司法書士法(1問) ・供託法(3問) ・不動産登記法(16問) ・商業登記法(8問) いわゆる主要4科目で全体の約76%を占めています。 とはいえ、一部マイナー科目はその論点自体が主要4科目の論点を修得するために必要不可欠なものも存在します。 (例、不登法の判決による登記、承継執行文、仮処分等・・・)。 上記を踏まえ、綺麗ごとを抜きにして実際に合格者が
直前期真っただ中です。 主要4科目はもちろんこと、マイナー科目もそろそろ仕上げていかなければなりません。 とはいえ誰もが絶対的に時間不足を感じています。 マイナー科目の一部の科目が手つかずな受験生の方も実際にいらっしやいます。また主要4科目と異なり、マイナー科目の勉強のやりづらさを感じている方もいらっしゃいます。 例年の合格者は、主要4科目とマイナー科目の勉強のバランスをどのように取っているのでしょうか? マイナー科目の学習のやりづさは何が原因で、どのようにして対応していけばいいのでしょうか? いわゆる根性論、猪突猛進的な考え方では全ての科目・論点に対してどうしても漏れがで
早いもので4月も残り少しです。 一つ一つ合格可能性を高めていきましょう。 今月の無料記事ランキングとなります。 御参考下さい。 時間をかけることができない民訴は、基本論点が本当に大切になります。 pic.twitter.c
勉強しなければならないのは分かっている。 でもどうしでもやる気が起こらない・・・ せっかく今日は時間があるのにすぐに集中力が切れてしまう・・・ いっそのこと今日は休もうか・・・ 合格体験記等で合格者は直前期10時間以上勉強している記載がありますが、その数字自体は真実です。どうしても仕事があって平日2~3時間といった方でも、この時期休日は10時間以上勉強したという方が合格者の中で圧倒的に多数派です。 ではどうすればそのように長時間勉強することができるのでしょうか? モチベーションはどのように保っているのでしょうか? そういった方は生まれつき何か才能があるのでしょうか?
直前期真っただ中です。 そのため受験生の方の中には、どうしても急き立てる気持ちが空回りすることもあります。 例えば、過去問。 本試験合格を勝ち取るためには、過去問論点は絶対に修得しておく必要があります。なぜなら過去問論点は試験委員からすると当然正解してくるであろうという前提で試験問題を組み立てているためです。事実として、その考えは例年の合格者に当てはまっています。つまり例年の合格者は過去問論点は必ずと言っていい程得点しています。いわば守りの論点といっても過言ではありません。 その絶対に死守しなければならない過去問についてですが、日々の演習の仕方を誤ると全くもって意味がなくなり、
時間に制約のある直前期。 出題可能性の高い論点を確実に修得したい。 前回御提供させて頂きました、「組織再編」に関するレジュメが予想以上の受験生の方に御利用頂いていることから、今回第2弾として「募集株式・新株予約権」に関するレジュメを作成致しました。 特徴 ・論点が網羅されていること(本年度出題可能性の高い未出論点も全て網羅しています)。 ・適時イメージ図を入れ理解を促進し、必要な個所に解説を入れることで丸暗記から脱却できるように工夫していること。 ・直前期に高速で見直せるように、コンパクトさを両立させていること(全P14となります)。 今回の、論点修得レジュメ「募集
”有効な無駄”という考え方があります。 それ自体直接には本試験問題の論点とはなりませんが、間接的に本試験に必要な論点を修得する際に必要とされる思考を深める効果があります。 そういった”有効な無駄”は、試験対策的には何度も反復して修得する必要性は全くもってなく、一度目を通しておけば十分です。 ですが、一回でも触れているかどうかが必要とされる論点の修得ひいては本試験における得点力、合格可能性に大きく影響を与えることとなります。 今回の記事は、その合格に必要な”有効な無駄”という考えについてです。
あっという間に4月も終わりですね。 残り約2ヵ月強。 思うように勉強が進んでいない方も多いかと思います。 今回の記事は、”記述”を間に合わせる方法です。 漠然と物量作戦と精神論だけでここから間に合わせることは正直難しいものがあります。 貴重な直前期1分、1秒を大切にしたいものです。 しっかりとした戦略の下、最大限効率を上げて進めていきましょう。 記述の遅れを間に合わせるためには、 記述得点力を高める要素を”3つに細分化”した上で各々の能力を高めることが必要です。 具体的に、記述の得点を上げるためには、主に下記3つの能力の底上げが必要となります。
そろそろ各予備校の模試の時期ですね。 答練の受講の要否は別として、模試は受講して頂くことを強くお勧めします。大手予備校の模試を2校受講してみて下さい。 ただし大切なことは、その活用の仕方です。 今回の記事では、模試を受講するにあたっての活用法、目的に関してです。 模試に関しては、決して高得点を狙うことや、未出論点を拾う場ではありません。本試験合格に絶対的に必要となる”別の活用法、目的”が存在します。例年の合格者レベルの受験生の方は、意識的に若しくは無意識にもこの方法を取り入れています。 今回の記事では同時に予備校の内部事情にも説明の必要性の観点から触れています(講師時代はとて
「頑張って下さい」という言葉。 勿論その言葉の本意は、”応援しているよ”という前向きなメッセージにあると思うのですが、受験生時代から個人的にどうしても好きになれませんでした。誰も好きで手を抜いているわけではなく、各々の事情が許す範囲でもうすでに十分に頑張っているためです。 ですので講師時代、私は受験生の方に対し口にすることはありませんでした。 「日々の勉強は、合格可能性を積み重ねているとイメージして下さい」 この言葉は頑張って下さいという言葉の代わりに、私が講師時代選んだメッセージです。 直前期どうしても受験生の方は弱気になることもあります。 「こんなに覚えられな
しっかりと勉強しているにもかかわらず、基準点付近で足踏みをされている受験生の方、司法書士試験の場合非常に多いです。 過去問はほとんど解ける、テキストの読み込みもしている、答練・模試に関しても納得いく得点を得ている。 でもここ数年基準点付近で留まっている。 「これ以上何をすればいいのか分からない」 講師時代、特に中上級講座の受講生の方から非常にたくさん御質問を頂戴していました。 そのようなときに、私は下記の問題を解いて頂いていました。 会社設立時にかかる設立時発行株式の引受けにかかる意思表示には、民法93条1項但書、94条1項の規定は適用されません(51条
よく日々の学習において「質と量を意識しましょう」といわれます。 質は勉強内容、量は勉強時間。 一般的にはこの2つを意味します。 質については、本試験で合格点を取ることから逆算して、日々の学習効率を高めること、量は兼業、専業それぞれ学習環境からくる差異はありますが、特に今の時期は自身の可処分時間全てを費やしていくことを意味することが一般的です。 上記2つに関して、どちらももちろん意識しているよ、とお考えの方がほとんどだと思います。ですが、現実には合格者とそうでない方とはっきりと結論が分かれています。そのそれぞれの差異はどこから現れるのでしようか? 私は、講師時代よくマン
会社法の問題です。 会社、譲渡人、譲受人 3つの登場人物を軸に株式の移転をイメージしてみて下さい。 この点に関して、下記2つの場合考え方が異なります。 ①譲渡制限株式である場合において、会社が承認していない場合。 ②株主名簿の名義書換が未了の場合。 それぞれ会社の側から譲受人を株主として取り扱うことは可能でしょうか? 形式はともあれ、仮に本試験にこの問題として出題された場合、合格者レベルであれば対応します。 「未出論点でこんな問題みたことないよ」 という声が聞こえてきそうですが、この点がまさに合否の分水嶺といえます。 今回の問題はあくまで例題であり、大切なことは正解を
司法書士試験の場合、やたらと短期合格にこだわりますよね(特に講師)。 行政書士、宅建士はそのような傾向はあまりないです。 予備試験・司法試験は短期合格よりも上位合格か否かの方が重要性が高い傾向があります。 司法書士試験の場合、短期合格にこだわることから、 ・いわゆるお試し受験をノーカウントにする。 ・独学期間をカウントせず、予備校利用期間=受験期間とする。 ・予備試験・司法試験から転向された方もそれまでの勉強期間をノーカウン トとする。 実際、このような状態で普通に予備校のパンフレットに短期合格者として掲載されていたりします。 勿論、短期合格の方も実際にいらっしゃいます。実際に私が
勉強法の部屋|W.B|note 勉強法に関する記事をまとめました。 note.com 早いもので4月もあと少し、もう少しで5月に入ります。 5月に入ると本試験まで後約2ヵ月となります。 この2ヵ月をどのように過ごすのかが、司法書士試験合格を勝ち取るためを大きく左右するといっても過言ではありません。 残り期間から私の場合、この時期は本試験まで2度と目にすることができないという思いを強く持ちながら過去問、テキスト等で勉強を進めていたのを今もはっきりと覚えています。集中力を高めるためです。 この約2ヵ月は、司法書士試験合格ももちろんのこと、合格した後の人生のことも考
・勉強と向き合っている1秒1秒が確実に合格可能性を高めてくれる。 ・スポーツと違い、勉強の才能は個人差がほとんどない。だから勉強すればするほど合格に近づける。 ・この資格(司法書士試験)を取ることで確実にいい意味で人生の選択肢が増える。 上記は私自身合格した年の直前期、勉強で疲労した時一人心の中で思っていたことです。今思えばこの思いの延長線上に今の自分がいます。 司法書士試験は受験資格も必要とされず、努力することによって確実に合格を勝ち取ることができる試験です。 そして確実に人生を好転させてくれる資格でもあります。 是非合格を勝ち取って下さい、応援しています。
直前期真っただ中ですね。 直前期の合格者の方の中で共通した傾向を一つあげると、”長時間勉強”があります。ほぼ全ての合格者の方が、それまでよりも多く勉強時間をかけています。 とはいえ、受験生の方の中には、 「せっかくまとまった時間ができたのに集中できない」 とお悩みの方も多くいらっしゃいます。 合格者の方は全てが全て先天的に集中力が高いかというと、そうではありません。私自身も含めむしろほとんどの合格者の方の集中力は普通です。 少し違うのは、”ちょっとしたコツ”これを無意識にでも実行しているか否か?です。今回の記事ではこの”ちょっとしたコツ”についてお話させて頂きます。ぜひ今回の記事を
今のままの勉強で本当にいいのかな? 本当に合格できるのかな? 受験回数3回以上のいわゆる長期受験生の方。 講師時代、特に中上級講座の受講生の方からこの時期多く御質問を頂いていました。 中々壁を超えることができないことから、どうしても弱気になることもあります。今回の記事では、講師時代実際に長期受験生の方へお伝えしていたアドバイス内容を中心に、学習法の方向性がズレていないことの確認に関して綴らせて頂きます。 司法書士試験の一番怖いところは、学習の方向性がズレることです。 このズレが生じてしまうと、いくら勉強しても合格することは難しくなっていまいます。ですが、逆にいうと、このズレさえな
直前期は独特の空気感をまとっています。 あと少ししかない・・・・ まだこんなにやることがある・・・ 何度やっても間違う・・・ 日々の勉強はもちろんのこと、焦り、緊張感からしっかりと自分の軸を持ったうえで過ごさなければ、せっかくここまで順調に進めてきたペースが全体として崩壊してしまうことにも繋がりかねません。 そういった光景は講師時代多く目にしてきました。 おそらく合格するだろうなと思っていた受講生の方が、直前期特有のワナにはまって突如ペースを崩しそのまま崩壊する姿を目にすることほど、講師として辛いものはありません。 何らかの縁でこのnoteを目にして頂いている受験生の方には間違って
下記画像は私自身の合格証書となりますが、日々の勉強の中でモチベーションが下がってきたとき、是非意識してみて下さい。 絶対に今年合格して下記の賞状に自分の名前を刻むと! 応援しています。
何度目にしても頭に残らない。 本試験で自信をもって解答できない。 よく分からないから丸暗記でもういいやと、直前期であり時間も限られていることからとにかく学習を前に進ませること。 表面的な知識で解答できる論点であれば、それでもいいかもしれませんが、そうでない論点であれば少し工夫が必要かもしれません。 使えない知識は当然本試験での得点力につながらないため、極論学習時間0と同じとなるためです。せっかく貴重な時間を勉強に費やしているのであれば、是非本試験の得点力に昇華すべきです。 今回の記事では、貴重な直前期が最大限生かすための”本試験の得点力につながる勉強法”について、具体的事例
もし、現時点で思うようにスケジュールが進んでいなかった場合。 間に合わせるにはどうすればいいのか? 今回はこの点に関して、考察してきます。 もし私自身がその立場だったらどうするのか? 講師時代同じような状況に陥った受験生の方の中で合格を勝ち取った受験生はどうしていたのか?という実体験を合わせて綴らせて頂きます。 なお、今回は択一基準点+2~3問程度の上乗せ点を狙う方法です。 それと最低限、全科目テキスト及び過去問を1周はしていることを前提としています。 御参考下さい。
主に商業登記に関する論点となります。 取締役会決議の議決に特別利害関係人は加わることができません(369条2項)。 第369条【取締役会の決議】 ① 取締役会の決議は、議決に加わることができる取締役の過半数(これを上回る割合を定款で定めた場合にあっては、その割合以上)が出席し、その過半数(これを上回る割合を定款で定めた場合にあっては、その割合以上)をもって行う。 ② 前項の決議について特別の利害関係を有する取締役は、議決に加わることができない。 ③ 取締役会の議事については、法務省令で定めるところにより、議事録を作成し、議事録が書面をもって作成されているときは、出席した取
とにかく司法書士試験は記憶すべき論点量が膨大です。 しかも、ときにその論点同士が複雑に絡み合っているものもあります。 記憶のコツに関しては、下記の記事でお話させて頂きました。 今回は、それとは異なった角度からのお話です。 長期記憶の効率的な作り方に関してです。 いくら日々懸命に勉強をしていても、膨大な論点量に対する記憶は、本試験当日に正確に再現できなければ意味がありません。 ”大量”かつ”正確さ” この点を克服すれば、合格可能性が一気に高まります。 そしてこの点に関しては、特段属人的な特殊能力は必要とされていません。 ちょっとしたコツを意識して日々の学習に取り組んで
会社法の問題です。 会社、譲渡人、譲受人 3つの登場人物を軸に株式の移転をイメージしてみて下さい。 この点に関して、下記2つの場合考え方が異なります。 ①譲渡制限株式である場合において、会社が承認していない場合。 ②株主名簿の名義書換が未了の場合。 それぞれ会社の側から譲受人を株主として取り扱うことは可能でしょうか? 形式はとはあれ、仮に本試験に問題として出題された場合、合格者レベルであれば対応します。 「未出論点でこんな問題みたことないよ」 という声が聞こえてきそうですが、この点がまさに合否の分水嶺といえます。 今回の問題はあくまで例題であり、大切なことは正解を導く
過去問演習は司法書士試験合格にとってなくてはならないツールです。 全ての受験生が何度も何度も演習した上で本試験に挑みます。 ですが、ボリュームが多いのがネックです。 もっと回してしっかりと知識精度を高めて本試験に挑みたいのに数回しか演習できなかった。知識があやふやなままだ・・・。 不安に思う受験生の方が多くいらっしゃいます。 今回の記事は、この不安を払拭する方法をお伝えします。 過去問の中で、合格に必要な肢とそうでない肢の見分け方についてです。 本試験の得点に貢献しない問題を解くことは、貴重な学習時間の浪費であり、極論勉強時間0、いや本来やるべき勉強の時間を犠牲にしていることから
講師時代に受講生の方にお話ししていたこと。 「日々の勉強の終わりに後5分だけ勉強を続けてみて下さい」 「その5分が本試験の場で皆さんの合格を大きく後押しします」 どういう意味か?というと、 たった5分でいいのですが、自身の勉強時間を延長していただくことで、本試験の場で精神的優位性そして、実際に得点力という意味でも優位になれるのです。 例えば本日から本試験当日までおよそ80日強です。 分かりやすく80日で計算すると、80日×5分=400分。 6時間40分。 6時間40分、本来の自分より勉強を進んだ状態で本試験を迎えることができます。ほとんどの受験生の方が今日はここまでと終えたと
兼業・独学の部屋|W.B|note 兼業・独学に関する記事をまとめました。 note.com 司法書士試験は、合格するために必要となる記憶量が膨大です。 中々覚えることができないと、もどかしい思いをされることも多々あると思います。直前期であればなおさらです。 ただ、記憶できるか否かは、案外シンプルな理由からきているものです。 「先生はよくそんなに細かいことを隅々まで覚えていますね?」 講師時代よく受験生の方に不思議に思われたのですが、私自身特段記憶力があるわけではなく、”3つのちょっとしたコツ”を知ったうえで意識して実践しているだけです。 今回はその”3つの
講師時代、基礎講座とは別に中上級講座を担当させて頂いていました。 当然のことながら、中上級講座は基礎講座と比べ長期に渡って受験期間が及んでいる方が多くなります。 今回はその長期受験生の特徴から、逆に短期合格のコツをお示しします。 資格試験は当然のことながら短期で終わらせるに限ります。 資格試験はあくまで資格試験と割り切り、実務に必要な能力は合格後の研修及び実務で学ぶべきです。 今回の記事では講師時代に長期受験生方からお聞きしたこと及び、私自身の受験経験を踏まえ具体的に綴らせて頂きます。
私自身、合格後大手予備校で講師を担当させて頂きましたが、いわゆる1発合格ではありません。合格には複数年かかりました。特に最後の数年は足踏み状態が続き、非常にもどかしい思いをしたものです。 合格した年の一つ前の年、不合格が決まった時思いました。 「このまま同じ勉強を続けてもおそらく同じ結果になるだろうな・・・」 過去問は解いた。 テキストも読み込んでいる。 答練・模試もそこそこ得点できている。 それでも合格できない・・・。 当時は本気で自分自身の頭が悪いのではないかと疑ったものです。 「これ以上やれることはないな・・・」 そこで当時は自分でも理由は定かではなかったのですが、しばら
本日は、司法書士試験の勉強の本質を考えてみます。 かなり重要なお話となります。 同じ教材、同じ時間をかけて合否が分かれる最たる理由 その理由から最も効率のよい勉強法を考えていきます。 ・得点が伸び悩んでいる方 ・長期受験生の方 ・本年度必ず合格を勝ち取りたい方 これらの方は目を通すことを強くお勧めします。 詳細に綴らせて頂いたため少し長くなりしたが、お付き合い下さい。 まず、合格から逆算します。 合格するためには、当然合格点を取らなければなりません。 合格点を取るためには、出題可能性の高い論点をあらかじめインプットして対応できるようにしなければなりません。 ここで問題となる