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先日のエントリでも書いたが、アップル株は年初来で10%余り下げており、3300億ドル(約49兆円)前後の時価即額が吹き飛んだ。時価総額は2兆7000億ドルとなり、世界首位の座は約3兆1000億ドルのマイクロソフトに譲り渡した。エヌビディアも2兆2000億ドルとそれほど遠くない位置にある。アップルの成長が突然ストップしたというものではない。「iPhone」の販売が低調で、同社に対する規制当局の対応も厳しくなっている状況で、AIについて何も示していない点にある。アップルが抱える問題の中核にあるのは売上高の伸びが勢いを失った点で、成長を促進するのが何であるか不明であること。この結果、ラデンバーグ・ソ…
StreetVJ-Shutterstock中国では今年最初の6週間に米Apple製iPhoneの売上が昨年度を24%下回り、市場シェアを昨年比で大きく下落させた(19%→15.7%)それと入れ違いにHuaweiの売上が昨年同時期と比べて64%上昇し、シェアでiPhoneを上回った(9.4%→16.4%)中国では一般家計の消費が低迷しており、このシェア変動は消費者が価格の安いスマホに流れた結果もあるだろう。しかしながら根底には「中国を愛するならHuaweiを買うべき、もしiPhoneを買うなら裏切り者」といった空気が蔓延している様子。iPhoneのシェア下落は中国における草の根のナショナリズムと…