メインカテゴリーを選択しなおす
木曜、だいぶ暖かかった。そうであると知りつつもいまいち信用できず、朝は冬のフル装備で出掛けてしまった。自転車で駅に向かっている間はまだよかったけど、駅についた時点でマフラーをパージ。かばんにしまった。 その後、電車を乗り降りし、職場近くでダウンさえ不要である事を確信。いよいよこの時期がきたかと春の訪れを喜び1日を過ごした。 お昼ご飯は久々のCoCo壱。元々安いとは思ってはいなかったけど、ロースカツカレーをふつうに食べただけで1,000円に届くようになっており慄く。 いやまあカツカレーだし1,000円も妥当っちゃ妥当か 仕事を終え帰路、最寄りの駅に到着し駅前広場を通り過ぎようとしたところ、いつも…
出勤をする際、駅前の広場を通るのだけれど、その広場にはこの時期駅おじ(駅おじさん)たちが棲息していることが観測できる。 僕が出勤をする朝の時間には酔っ払った様子でクダを巻いており、帰宅する夕方頃にはやはり酔っ払ってクダを巻いている。たまに力尽きた様子で地面に転がっているが概ね無害だ。少なくとも僕には。僕からしてみたらほぼ幽世の存在である。 しかし、ひとによって考えが異なるのは当然。駅おじたちのことを快く思っていないサイドの人間もいたようだ。普段は交わらない彼岸と此岸をつなぐ存在を昨日目撃した。 いつものように駅前広場を通り過ぎようとしたら怒気をはらんだ男性の声が聞こえてきた。 「ここから出てけ…
高円寺駅前には広場がある。高円寺といえば日本のインドと言われる街だ。駅前広場にはさまざまにひとびとが集まり、治安が悪いとまでは言わないが品であるとは言い難い。 しかし誰もが問題がありそうということでもなく、ピーキーな仕上がりになっているだけでキャッチーだとさえ思えるひとだっている。その中でも僕が密かに注目している人物が”幸せおばあ”そのひとである。呼び名は僕が勝手にそう呼んでいるだけだが、高円寺駅をよく利用するひとなら1度は見たことがあるのではないかと思う。 幸せおばあはとにかくいつも幸せそうだ。目を細め空を見つめ、口元に手をあて恍惚の表情を浮かべている。夏でも冬でも、暑くても寒くてもとにかく…