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【20代の青春】そして、俳優をやめました【30歳でバブル崩壊】
舞台の上で大ケガ! 恥ずかしすぎた『ロミオとジュリエット』 場数を踏むための外部出演だったのに… ぼくは俳優を辞める決心をしました 東京は…僕には…遠すぎました… 舞台は麻薬、依存すると抜け出せない もう一度、舞台にたちたい、プロとして 「関西芸術座」は、ぼくの誇り ぼくの俳優引退は複雑で、あっけないものでした。『遥かなる甲子園』の稽古中も『奇跡の人』の巡演は続いていました。 舞台の上で大ケガ! ぼくは『奇跡の人』の公演中にふざけすぎて大道具の井戸から落ちてしまい、腰を強打してしまいました。公演後、すぐに病院へ行きました。骨には異常なく打撲でした。 大阪に帰ってきて足先にしびれを感じたので再度…
【舞台】東京って厳しいんです。劇団青年座の演出家、鈴木完一郎【俳優】
「奇跡の人」の巡演が3年目となり、劇団では新たな作品にとりかかりました。 バブル景気で公共の劇場(箱もの)があちこちに増え、学校の鑑賞行事も現代劇だけではなくクラシック音楽や文楽・能など他分野にも広がっていきました。 関西芸術座としても気合が入っていたと思います。 そこで東京の「青年座」という同じ「新劇」系の劇団から演出家を招くことになりました。その演出家の名は「鈴木完一郎」略して「すずかん」。海外でも演出を手掛けてきた人でした。青年座出身に俳優の西田敏行さんがおられますが、「すずかん」は西田さんと劇団の同期でした。 ぼくはワクワクしていました。 関西芸術座に入団してからも時間とお金があれば東…
【舞台は楽しい】新劇だけど、小劇場にも出ていました【俳優は楽しい】
ぼくは大阪にある「関西芸術座」の研修生となり、そのまま正式に劇団員になりましたうれしいことに、すぐに役をもらい全国各地を巡演しました『奇跡の人』の黒人農夫役(元々の台本にはなかった役)、その後、黒人の子ども役(元々の台本にもあった役)に替わりました。24歳で「5才児」の役でした元気な5才児ということでやりたい放題でした。舞台で宙返りをしたり、主役のサリバン先生が大切なセリフを話している時にお客さんを笑わせてしまったり。さすがに、大事なセリフを邪魔した時は怒られてしまいました。劇全体を壊してしまうことになるので当然ですぼくの演技は劇団内で好評で「あの滅多に褒めない演出部の〇〇さんが褒めてたよ!」…
舞台がないときのルーティーン 朗読、早口言葉、ストレッチ、筋トレ、ランニングなど 朗読 戯曲や小説などを淡々と声に出して読みます。ポイントはあくまで淡々と、感情的にならないこと かといって平坦にならずに、アクセント(標準語)に気を配りつつ「標準語」というのは、東京の山手線内で使われていると定義されています NHKのアナウンサーがよいお手本です俳優にとって「アクセント事典」は必須です 早口言葉 「あ、い、う、え、お、あ、お・・・」とか「あいうえお、いうえおあ、うえおあい、えおあいう、おあいうえ・・・」とか「あめんぼあおいなあいうえお・・・」とか ストレッチ クラシック音楽で、ラベルの『ボレロ』に…