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8月も下旬に入って日中はまだまだ厳しい残暑が続いても、朝晩は涼しさを感じる日も多くなってきた。日中うるさかったセミ時雨も、晩夏を告げるツクツクボウシも鳴き出し、心なしか一時の勢いがなくなってきたような気がする。夜になると裏山の森からはリーリー、リーと、涼やかな虫の音も聴こえだし、だんだんと近づく秋の気配も感じられる頃になってきた。昨日散歩で訪れた舞岡公園古民家の庭で。独特の形のナンバンギセルの花が咲いていた。ナンバンギセルの花。ナンバンギセルは他の植物の根に寄生してそこから養分を取りながら生育する寄生植物。「ナンバンギセル」の名前の由来は、その姿形をかつてポルトガル等の船員がくわえていた、マドロスパイプに見立てたもの。煙管(キセル)と言っても、若い人は殆んど知らないだろうが・・今は亡い田舎の父が、いつも囲...ナンバンギセルと八月の満月