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高仰角ビーム実用モデル(1-2)1/4λ間隔の180°位相反転給電DPスタック設計編
ここからは、位相給電を利用したDPのスタック方式です。その一番簡単な方法は、180°位相反転です。単に同軸の給電部を互いに反対にすれば良いだけです。しかし、これだけでは、絶対利得Gaを10dbiまでに到達できませんでした。そこで、前回説明したメーカー製放射器と同じ、デュアルドリブンにして、前方のエレメントを短くして、水平面の指向性を出すことで、Ga>10dBiの命題をクリアしました。…
高仰角ビーム実用モデル(1)1/4λ間隔の180°位相反転給電DPスタックに至る言い訳(前置き)
天頂向けモデルは、当初、前回の最初のモデル・DP間が34m間隔からスタートしています。その時のデータでは。Ga:11.68dBiで、サイドブローブは生じましたが、DPが二つあるだけのアンテナとしては、とんでもなく、高利得アンテナです。ただ、34m間隔は、7MHzで実用的とは全くなりません。 今回のモデルは、当初モデルからは1/3以下、前回の後半のλ/2間隔モデルからは、半分のλ/4程度に間隔を狭めています。ただし、そのた…