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出所まで686日(金曜日) ついに大刑から旅立つ日。本来であれば1ヶ月前には移送になってる予定だったが、コロナのせいで ここまで延びるとは…。にしても僕より先輩の班で、まだ移送待ちの人もたくさんいるみたいなので、僕は運がよかったかもしれない。朝食後 すぐにバス移送組が呼ばれたので、神拘から一緒だったバディと別れのあいさつを交わした。その後 我々電車組は、窓の方を向いて座って待機させられ(それも交談禁止で)、30分くらいしてからやっと出室。 行った先の部屋で シャバの服(僕は上下黒のスウェット)に着替える。さすがに囚人服で電車は乗れないしね。ちなみにこのシャバ服は 原則私物から選
領置調べのお迎えが来て、私物を全部持って部屋を出る。みんなでセンター仕込みのキレッキレの行進をしながら新入りのときにも入った新入調室へ向かう
出所まで687日(木曜日) ついに出役停止の日。部屋のみんなとは今日でお別れなので、朝食後に最後のごあいさつ。そこそこの期間一緒にいて、センターを乗りきった仲間なので寂しい。みんなが出役していくくらいのタイミングで正担がやってきて「行った先でも頑張れよ」と声を欠けてくれた。わざわざそんなことを言ってくれるなんてありがたい。そしてみんなが出役していく。 部屋に1人残され、10分ほど窓側の方を向いて安座で待機していたら、後からドアがガチャっと開く音がした。「いよいよか」と思いながら振り向いたらなんと副担が立っていて、「頑張れよー」と激励してくれた。わざわざそれを言いに戻ってくれるな