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二鶴工芸です。糊の調合。型箔用(摺箔)の糊。糊は加工によって使い分けします。今回は型を使うので、文様がへたらないように糊を硬めに調整します。硬くするために増粘剤を微量混ぜます。これがくせ者で量を間違えると混ぜられないくらいのダマになってしまい、糊がパーになります。糊の調合
二鶴工芸です。糊(接着剤)の調合。今回は摺箔に使うので硬めに調整します。文様を箔で表現するので形が潰れず綺麗に出るようにするためです。増粘剤という糊を硬くする材料があるので、それを混ぜます。この増粘剤がくせ者で分量を間違えると一気にかき混ぜられないくらいに団子になってしまいます。微量で足しながら調整していきます。うちの場合は摺箔用の糊には色を付けます。通常はパール紛ですが、胡粉を混ぜる同業者もおられます。箔を貼る貼り方にもよりますが、型を継ぐ場合もあるので糊を摺った時に文様がわかるようにします。基本的に糊は乾くと透明になるので色を付けるわけです。あとは箔の発色の効果もあります。文献では昔年の糊(当時は天然系の接着剤)に鉱物を混ぜていたらしく、箔の発色が良くなる効果があったようです。その大陸から入った古裂か...糊(接着剤)の調合
二鶴工芸です。糊(接着剤)の調合。加工する技術や箔の種類・厚み等で接着力の違う糊を調合します。仕上がりの柔らかさなども気にしないといけないので糊の特徴を把握して調合します。現在は糊の開発も進み、加工技術に合わせたものを材料店から仕入れることもできます。糊(接着剤)の調合
二鶴工芸です。糊の調合。箔を接着させる糊です。うちではベーシックな粘着の強さのレベルのもの。金箔を接着すると言っても純金箔だけではなく、銀箔や着色箔、蒸着箔、焼箔など様々です。蒸着箔などは粘着を強くしないと付きにくいので、それなりの強さが必要になります。逆に純金箔は箔が柔らかいので、蒸着箔を接着させるほどの強さは必要無いです。純金箔のみで加工する場合は別の糊を使います。加工方法や箔の硬さなどで接着させる糊を使い分けします。ですが、職人個々で使いやすいように糊をカスタムするので正解はありません。糊の調合
二鶴工芸です。糊の調合。合成樹脂、バインダーとも。今回は粘着が強めのタイプを使用し、金色のパール紛を混ぜて若干色を付けています。場合によっては糊を完全に金色にする場合もありますし、全く色を付けない場合もあります。通常は乳白色で乾燥すると透明になります。糊の調合
二鶴工芸です。糊(接着剤)をカスタム。基本的に糊には色を付けないのですが、加工する技法・加工後の効果などふまえて金紛や銀紛など混ぜて色を付ける場合もございます。糊をカスタム