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前頭側頭葉変性症(指定難病127)のページを更新前頭側頭葉変性症は主として初老期に発症し、大脳の前頭葉や側頭葉を中心に神経変性を来たすため、人格変化や行動障害、失語症、認知機能障害、運動障害などが緩徐に進行する神経変性疾患である。【原因】前頭葉や側頭葉に限局した神経細胞の脱落がみられ、残存神経細胞にはタウ蛋白やTDP-43、FUSなどの異常蛋白が蓄積していることが知られているが、なぜこのような変化が起こるかは解っていない。家族性の場合には、タウ遺伝子、TDP-43遺伝子、プログラニュリン遺伝子などに変異が見つかっている。【症状】行動障害・常同行動:毎日決まったコースを散歩する常同的周遊(周徊)や同じ時間に同じ行為を毎日行う時刻表的生活が認められる。・脱抑制・反社会的行動:礼節や社会通念が欠如し、他の人から...前頭側頭葉変性症(指定難病127)