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【他人のふんどし】太平洋を横断するぞ!(私じゃないセイラーさんがね)
先週は iPhoneやStarlinkでの人工衛星経由の緊急通信やインターネット接続について書きましたが、これは話題を引っ張るための伏線。 1ヶ月前、SNSでちょっとだけ交流のありますセイラーさんが日本を発ち、シングルハンドでサンフランシスコに向けて現在も航行中です。 特段大きなヨットではなく、VENT DE FETEという30ftのミドルサイズボート。 最新型というわけではなく、30年物の艇です。 しかし素材と通信技術を中心に大きく進歩したヨット。 1960年代に、世界で初めて小型ヨットで太平洋を渡った堀江健一さんの艇は木製(しかもラワン材よ!)でしたが、今は強固なFRP製
ゴンべⅢのプロペラを固定ペラに交換すべく、注文していたNewプロペラが納品されました。ナカシマプロペラ株式会社は1926年創業のプロペラメーカーだそうです。本社は岡山だそうですが、このプロペラはフィリピンで製造されたようです。ピッカピカの新品です。海水に漬けるのがもったいない(笑)取り付けたらもうじっくりながめることはないでしょうから、この際良〜く見ておきましょう!これは記録として残しておくデータです。今回はNJYから購入しましたが、それはNJYのサイトに>テーパーは1/10(シャフト径φ25NJY艇仕様)で加工しますとあったので、2GMのバンドフェットに最もマッチングしているだろうと信じて新品を購入しました。中古品も中古艇販売サイトで見つけていたのですが、テーパーが違うためバンドフェットとマッチングする...プロペラがやってきた!
2023/2/19春一番が吹いてます。暦の上の春である立春を過ぎ、風の春である春一番が来、花の春である梅や河津桜が咲き始めてますので、いよいよ本格的春の始まりですかね?もっとも「暑さ寒さも彼岸まで」の春分の日まではまだ1ヶ月ほどあり、それまでは三寒四温の天気が繰り返されるのでしょう。・・・・・ということで、春が始まったばかりなのに、夏の話をするのはいかにも気が早いとは思いますが、暑さが我慢できなくなってからでは遅いのです!!・・・・・我らのヨット(バンドフェット30)ではあまり電気製品は使ってないのですが、老人の大敵"夏の猛暑"対策としてみんなが欲しいものが"エアコン"ですね。キャビンでのウクレレ練習も、エアコンがあれば快適でしょう!でも、我らのホームポート諸磯泊地には陸電はないので、こんなことは夢のまた...マリンエアコンは如何?
2023/2/12昨夜からキャプテンT島氏が、ゴンベⅢに船中泊したとの連絡があり、思い立って諸磯に出かけることにしました。午後から風が強くなる予報なので出航は午前中のみです。(昨夜の宴の跡の残るキャビン(笑))午前中は風なく、時間に限りもあるので機走で三崎港に行くことにしました。先週は小網代、今週は三崎港と、お隣の湾の訪問なのですが、いずれも浅瀬があり、航行に気を使います。でも、一回でも走った経験があれば次回が安心です。"相模湾初心者"にはそういう経験の積み重ねが大事だと思うのです。三崎港を出た頃ようやく晴れてきました。今日はとても暖かい日でした。オイルスキンなど必要なかったかも。ところで、帰着直前のデッドスロー時にエンジンが停止するトラブルが発生!行き足がついていたので、そのまま帰着できひと安心ですが、...三崎港へ行ってみる
我らがヨットのVENTDEFETE(バンドフェット)について調べてみました。単純な(外形的な)印象としては、リベッチオをひと回り大きくしたヨット。という程度の認識しかありませんでしたが、そう単純なものでもなかったです。VENTDEFETE(バンドフェット)はフランスのヨットデザイナーGROUPFINOT設計による、ニュージャパンヨット株式会社(NJY)製造によるヨットです。VENTDEFETEは英語でFESTIVEWIND、日本語にすると「祝祭の風」でしょうか?ニュージャパンヨット(株)はクォータートンクラスに旋風を起こしたエクメドメール(Ecumedemer海の泡)を1971年に販売、以降一貫してGROUPFINOTのヨットを造り続けています。なかでも1978年(昭和53年)『SOLEILLEVANT(...VENTDEFETE~祝祭の風~
前のオーナーさんは大変物持ちの良い方で、バンドフェットのカタログが残っているのです。エスプリデュバンのカタログも残ってました。この姉妹艇の違いを仔細に比較してみると結構面白いです。カタログを一読して気づいたのは、カタログの艇と自艇とでは仕様が異なっている部分があることです。1番目立つ違いは、キャビンテーブルの真ん中にあるステンレス棒の支柱が無いこと。後継艇のエスプリデュバンにはないので、途中で仕様が変わったのでしょうか?強度のことはよくわかりませんが邪魔な支柱がないのはありがたいです。こちらがエスプリ。これが我らがゴンベⅢなのです。ステンレス支柱が無く、テーブルの大きさもエスプリ寄りですね。あと、自艇には物入れが多く造作してあります。バンドフェットには、S,L,CS,CL,L-SHタイプの5つのタイプがあ...バンドフェットのカタログ
引き続き断捨離やってます。多くのヨット乗りが言うように、全長30フィート(9m)のヨットというのは、車のCMじゃないけど「大きすぎず、小さすぎない"ちょうどいいヨット"」かもしれません。以前横浜ベイサイドマリーナにいた頃、26フィート艇から30フィート艇に乗り換えたオーナーに『離桟・着桟は難しくないですか?』と尋ねたら、『風で流され難いので、時間の余裕がある分むしろ楽になりましたよ。』と教えてくれたのですが、頭では理解できたものの半信半疑でした。後年、自分が30フィートのパイオニア9に乗り換えたときにそれが実感できました。ヨットの挙動がゆっくりになった分、離桟・着桟に余裕が出てくるのです。しかも3トン程度の総重量だと風に流されるヨットを独りの力で抑えることができるのです。しかし、30フィートへのサイズアッ...大きすぎず、小さすぎない「ちょうどいいバンドフェット」
我らがバンドフェットの船名についてまだ書いてないことに気づいたでしょうか?購入後に船名変更したら発表しようと思ってたのですが、諸般の事情から変更手続きはしばらく先になりそうなので、現在の船名をしばらく使わなければなりません。その船名は「ゴンベⅢ」前オーナーは、NJYのヨットばかりを乗り継ぎ、このバンドフェットが3艇目。だからゴンベ3世なのです。ゴンベ(権兵衛=ごんべえ)と言ったら、私の頭の中に真っ先に浮かんだのが「ゴンベが種撒きゃカラスがほじくる」と言う、揶揄するニュアンスがたっぷりと含まれたセンテンスですよね。(お借り画像)しかし「ゴンベが種撒きゃカラスがほじくる」のゴンベさんは、江戸時代の実在の人で、カラスが種を食うのも苦にせず、カラスが食べる分も含めて余計に蒔いていたため、飢饉のときにもゴンベさんの...Mynameis・・・・・・・
先年LIBECCIO(リベッチオ)というお気に入りの26ft艇を手に入れ、T島氏という共同オーナーを迎え、ぼんやりと『後10年位は続けたいなあ。』と考えながら、現状のヨットライフには100%満足していたのですが・・・・以前からのヨットの知り合いで、諸磯でVENTDEFATE(バンドフェット)を楽しまれていたS氏から、『まだまだヨットには乗っていたいと思っていたところ、急に体の具合が悪くなり、続けるのが困難になってしまったので、後継者になってほしい。』旨の連絡があり、LIBECCIOに後ろ髪引かれる思いではあるものの、相模湾でヨットに乗りたいという思いが勝ってしまってのです。LIBECCIOの兄貴分的なVENTDEFATEであったことも決心を後押ししました。LIBECCIOを売ろうと決心し、売りたし広告を出...諸磯へ