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マハロ船長の航海日誌2 https://blog.goo.ne.jp/captain_mahalo

マハロ船長は ミニチュア・シュナウザー の船乗り犬です。 毎日たべものの匂いをたよりに 大海原を航海しています。

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2020/03/03

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  • マレーシア旅行記5(12/24 クアラルンプール)

    2024/12/24昨日のフードツアーで、「ナシレマ(NasiLemak)」はマレーシアのナショナルフードだと言われていると知りましたが、なんとホテルの直ぐ前にナシレマ専門の屋台が朝の内だけ出ているのです。かなりの行列にひるみましたが、朝食ゲットするために頑張って行列の後列に並びました。30分くらい並んだかな。 肉類野菜類のトッピングは何を選ぶか?タレは何にするか?ライスだけでなく麺を追加することさえ出来ます。バナナの葉がお皿になることだけが一緒です。自分のお好みで味が決まっていくので「ナシレマとはどういう味か。」を説明することができませんね。日本のご飯と味噌汁と焼魚と漬物の朝食の味を説明することができますか?ともかく"マレーシア庶民の味"であることは間違いないようです。ハワイのプレートランチみたいなもの...マレーシア旅行記5(12/24クアラルンプール)

  • ヨット乗りという"脳内幼児"

    2025/1/16昨日は暖かいけれど大西が吹きまくった一日でした。一転して今日はとても穏やかな風(北西風)が吹いてますが・・・寒い!こんな日は外出しないのが大人の対応!しかし、ヨット乗りという"脳内幼児"は、じっとしていられません。まるで幼児が、約束の遊園地行きが大雨で中止になっても、外に出て大雨が降っているのを確かめないといられないのと同じなんです。 ということで諸磯にやって来ました。シングルハンドで出航! しかし、空はどんよりとしていて、汚れた船底のせいでスピードは上がらず、気分はダダ下がりで・・・すぐにUターン!でも、いいんです。船底の海藻類が少しは落ちたと思うので・・・。 諸磯湾の水質は、東京湾に比し、悪くはないと思うのですが、冬場にワカメが育ってしまうのが船底には問題!船底以外の場所に育つのは良...ヨット乗りという"脳内幼児"

  • マレーシア旅行記4(12/23 クアラルンプール)

    2024/12/23朝4:30に起きて出発準備し、GRABでペナン空港には渋滞もなく到着したのに、何故か奥さんが1時間勘違いしていて、チェックインカウンターが開くまで冷房の効きすぎたロビーで震えながら延々と待つことになりました。震えながら、ロビーを行き来する人々を見ていると、イスラムの女性が被っているヴェール(ヒジャブ)に多くのバリエーションがあることに気づきました。1番すごいのが目だけ出して全身を覆うタイプ。色は真っ白です。このタイプはお婆さんが着ていることが多いです。顔だけは出してその他は全身を覆うタイプもあります。頭だけ覆って他は普通、の場合には、スカーフを使って巻くタイプと、帽子みたいにスポッと被るタイプがあります。若い人ほど簡便になってきてるように思いますが、カラフルで結構ファッショナブルです。...マレーシア旅行記4(12/23クアラルンプール)

  • マレーシア旅行記3 (12/22 ペナン)

    2024/12/22ペナン島3日目は、少し足を伸ばして島の北部に行くことにします。とはいえバスで1時間くらい。料金も4RM(140円)です。ただしRapidPenangBusというくらいで、カーブでもスピード落とさずすごい勢いで走ります。(居眠り注意!振り落とされます。) やってきたのは「世界一海に近いスターバックス」です。スターバックスならどこにでもあるし、たんに海に近いカフェなら珍しくはないと思います。"マレーシアで1番"ならともかく"世界一"と言われてしまうと、こりゃぁ行くしかないでしょう!しかも、空いていたのでとてもゆったりと過ごすことが出来ました。後から聞いたらイスラエルのガザ侵攻の関係で、イスラエル支援のアメリカに対する不買運動で、マクドナルド・KFCやスターバックスはマレーシア国内では大量閉...マレーシア旅行記3(12/22ペナン)

  • マレーシア旅行記2(12/21 ペナン)

    2024/12/21マレーシア(及びシンガポール)にはカヤ・トーストという、有名な食べ物があります。トーストにカヤジャムとバターを塗り、半熟卵を添え、コーヒーと一緒にいただくことが多く、まぁ、名古屋のモーニング的な名物と言えるでしょう。(ヨーロッパのフルーツジャムの代用品として考案された、現地で豊富なココナッツを使用したジャム。パンダンリーフを混ぜて作られた薄い緑色のカヤジャムはNyonyaKaya(ニョニャ・カヤ)と呼ばれる。)ホテルの朝食前にカヤ・トーストを食べに市場に近い屋台に行ってみました。あるYouTubeで紹介されてた店でローカルな雰囲気はわが家好みですが、トーストに付けるカヤジャムの量が少なかったかな?まぁ、名物にうまいものなし。あくまで雰囲気で味わうものだと考えることにしましょう。(でも、...マレーシア旅行記2(12/21ペナン)

  • マレーシア旅行記1(12/19〜20 ペナン)

    2024/12/19〜20昨年はタイ・プーケット島に行ったのですが、地図上で、そのプーケット島をマレー半島沿いに南に下がって行くと、ペナン島という聞いたことのある島があるじゃないですか。「そうだ、ペナン行こう!」という事で行き先が決まったのです。少々動機が安易ですね。ペナン島だけでは時間をもて余しそうなので、首都クアラルンプール、世界遺産古都マラッカにも寄ることにしました。 という事で、2024/12/19〜12/27の6泊9日の旅の始まりは成田空港。マレーシア航空22:30成田発の"夜間飛行"。年金暮らしの身ですから必然的にエコノミー席。クアラルンプール国際空港で3時間半の乗り換え時間を浪費し、国内線に乗り換えてペナン島到着は10:05です。なかなか遠いですよねー。日本人観光客がそれほど多くはないのもう...マレーシア旅行記1(12/19〜20ペナン)

  • 初出航

    〜謹賀新年〜2025/1/2今年初めて諸磯泊地にやってきました。超微風はわかっていたので、初めから機走ですひと回りするだけと決めてました。とはいえ、久しぶりの2人と2匹のマハロ家フルメンバーでの初出航となりました。 さて、今年が我らがAlizéとAlizéメンバーにとって安全かつ楽しいセーリングの日々となるよう、風と波の神さまに祈ることにしましょう!・・・おっとまだ海南神社にお詣りしてませんでしたね。でも、年末にマレーシアで、イスラム教、ヒンズー教、仏教の寺院でまとめてよぉ~くお祈りしておいたので、どれかの神様がお助けくださるでしょう!初出航

  • マレーシア旅行記0(はじめに)

    2024/12/19〜12/27(6泊9日)の旅程でマレーシアに行って来ました。わが家は、年末はもっぱら東南アジアが海外旅行先なのですが、まだ訪れてない主要国としてマレーシアがあり、今回訪れてみることにしました。(まだ、カンボジア、ミャンマーがあるじゃないかと言われればおっしゃるとおりです。)マレーシアについて知っていることと言えば、イスラム教が国教であることくらいしか知らなかったというのが正直なところでした。旅行を終えて、マレーシアについて私なりに理解したことは・・・・マレーシアはもう"開発途上国"の域は超えてるかな?少なくとも建築物や高速道路は日本以上だなあと思いました。ココヤシやゴムノキが主要産物の時代はすぎ、今や石油産業が経済を牽引しているようです。国産車(元はダイハツとか、今は中国資本とかいう現...マレーシア旅行記0(はじめに)

  • 波について 〜風が吹けば波が立つ〜

    「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺がありますが、海では「風が吹けば波が立つ」という・・・諺ではなく・・・事実があります。 風はヨットのエンジンとなり得るけれど、波はどちらかというとブレーキになってしまいます。(例外:surfing)また、ヨットは自らが造る波にも苦しめられます。それが造波抵抗。 東京湾のセーリングでは、各種の船舶が造る波(wake)にも苦労しました。本船、タグボート、漁船、一番酷いのが大型モータークルーザー。 全国(世界中)どこも同じようなものかもしれませんが、海岸の浸食が進み、大風の後は磯波により砂浜が大きく削られてしまいます。近くの海岸では「養浜」と称して、砂利を大量に砂浜に投入しております。 そして最も恐ろしいのが津波。東日本大地震の画像は生々しくて見てられないので、今回はハワイ島の...波について〜風が吹けば波が立つ〜

  • 風について③ 〜「風立ちぬ」〜

    「風立ちぬ」で思い出すのは、堀辰雄の小説と、スタジオジブリの映画と、松田聖子のヒット曲ですね。松田聖子の曲は、ひとまず横に置いておいて・・・・・堀辰雄の小説と宮崎駿監督の映画のいずれも生(と死)を主題としているのですが、その主題と"風立ちぬ"というタイトルの関係を、あまり理解していませんでした。しかし、何十年ぶりかに読み返そう(99%忘れてます!)と小説を開いたら、いきなりそこに答えが書いてありました。"風立ちぬ"に続く句があったのです。「風立ちぬいざ生きめやも」と、原文は、ポール=ヴァレリーPaulValéryの『海辺の墓地』という詩の一節からの引用です。Leventselève,ilfauttenterdevivre.直訳的には”風がおこる。生きようとしなければならない”というような意味だそうですが、...風について③〜「風立ちぬ」〜

  • 風について② 〜船名あれこれ〜

    風に関する船名で私の記憶にあるのは、スハイリ、カムシン、マカニ、疾風、早風、風早、潮風、磯風、春風、春一番、涼風、東風、トレードウィンド等です。あくまで私の知ってる限りですから、当然まだまだたくさんあることでしょう。 初めて無帰港世界一周したロビン・ノックス・ジョンストンの”スハイリ(suhaili)”は、ペルシア湾の南東強風の意で、曇天、雨天をもたらす風だそうです。 シーボニアにある美しい木造ヨットの”カムシン(khamsin)”(S&S38)北アフリカやアラブ地方で吹く暑い乾燥した砂漠風の意だそうです。マセラッティのスポーツカーのモデル名にもあるそうです。(ヨーロッパ人がクルマを売るには風をイメージさせているのではないかという指摘アリ!) ”マカニ(makani)”はYBMで見かけた艇。makaniは...風について②〜船名あれこれ〜

  • 風について① 〜風は息〜

    風とは・・・・・ 気象予報士の資格を持つキャプテンT島氏であれば、私とは別の説明がありましょうが、根っからの文化系のマハロパパとしては・・・・・ 風とは"地球が息しているのだ"と説明させていただきます。 "地球の息"は、地球上の万物の生長を促し、烈風は怠惰な人間を叱咤し、爽風は悩める人間に生きる悦びをもたらします。ヨットとは風をエネルギーとする遊びでありますが、なにしろ"息"なので、強くなったり弱くなったり、荒い息づかいかと思えば無呼吸症候群に陥ることさえあります。そんな"風=息"を利用しての風上への間切り航行をするなんぞ"摩訶不思議"でありますから、"ヨット乗りは風を操るマジシャン"と言って良いかも知れません。まぁ、それは格好つけすぎた言い方かもしれません。しかし、ヨット乗りは風を愛し、風に愛される生き...風について①〜風は息〜

  • 「諸磯オータムレガッタ」は参加することに意義があるのだ

    2024/11/17MYOC主催の、日ごろレースに出ない艇を中心にしたお遊びの"運動会"レースとして「諸磯オータムレガッタ」が開催されました。(スタートは譲り合いの精神で)親睦会的レースですから、順位のことなど野暮なことは書きません。”とても上品な結果であった。”とだけ書いておきましょう。(着順に関係なくフィニッシュはガッツポーズ!) 小網代沖をスタート、赤白ブイをかわして上マークを回りフィニッシュラインに戻る一周コースで、風はNE6〜7mのなかなかハードなレースでした。これは10:30スタートの別のレース。黒いセイルはマジの方のレースの証拠。 ばーさん&はるさんの助っ人を加えた3人体制でのレースでした。他艇のお尻(トランサム)ばかりを見ていたレースでしたが、爽やかな秋の一日を思いきり楽しく過ごすことがで...「諸磯オータムレガッタ」は参加することに意義があるのだ

  • バス停「油壺京急マリーナ」

    2024/11/12先日のMYOC50周年記念式典にて、M浦会長が「当クラブのロケーションは日本一である」と挨拶しておられました。この写真は今日のものではないのですが、こんなに富士山が真っ正面に見えるロケーションのヨット泊地は、確かになかなか無いと思いますよ。そんな風光明媚な諸磯湾への交通の便が、最近良くなりました。諸磯湾の真ん前にバス停が出来たのです。油壺マリンパークが閉館になったため、シーボニア入口から左折して「油壺京急マリーナ」に来るようになったのです。1時間に0〜3本のバスですが、ここのバス停は素晴らしいロケーションじゃないですか? アリーゼに乗り込むと隣のCC32のオーナーに修理の終わったラダーの顛末を聞く。もうちょっとで浸水するところだったそうで、かなりヤバかったみたいです。今日は風弱く、どう...バス停「油壺京急マリーナ」

  • 諸磯で "浩然の気を養う"

    Facebookを流し読みしていたら、「浩然の気を養う」という言葉についての記事がありました。「浩然」の本来の意味は、"水の流れや心が広くゆったりとしているさま"ですが、「浩然の気を養う」というと、いわゆる"息抜きをすること"を言うそうです。ところで「こうぜん」にはいくつもの漢字があり、【皓然・皎然】:白く輝くさま。【恍然】:心を奪われうっとりするさま。【公然】:広く知れ渡っているさま。【訇然】:音が響くさま。【浩然】:水が豊かでゆったり流れるさま。【昂然】:気負って意気込むさま。【?然】:馬が蹄の音を立て走るさま。・・・と色々あるんですね。「公然」はあたりまえとして、それ以外で私の知っている「こうぜん」は「昂然」です。学生時代の応援歌の歌詞に「昂然と高張る胸に伝統の息吹通いて翻えす校旗の紅に感激の血潮は...諸磯で"浩然の気を養う"

  • MYOC(諸磯ヨットオーナーズクラブ)50周年記念式典

    2024/11/4我らがAlizé(バンドフェット)所属のMYOC(諸磯ヨットオーナーズクラブ)の創立50周年の記念式典がありました。場所はみなとみらいの横浜ロイヤルパークホテル。会場には総勢200余名の参加者とご来賓のお歴々が集まりました。開会宣言・来賓紹介・会長挨拶・来賓挨拶・乾杯・クラブの歴史映像(我々のウクレレ演奏もチラッと映り嬉し!)と型どおりに式典が進行し、バンデグローブに出場する白石康次郎さんのビデオメッセージが流れた頃に式典が最高に盛り上がったかな?歓談タイムに食事をしつつ、本日の参加艇の挨拶が順番に進められていきましたが、なにしろ50年はおろか、クラブが組織化される前から活動していたという方もいらっしゃいますから、大先輩方の挨拶の重みが違いますね!私などはたかだか2年間の話ですから、それ...MYOC(諸磯ヨットオーナーズクラブ)50周年記念式典

  • 葉山で「シーホース」に乗る

    2024/10/31久しぶりに葉山港でZSCのディンギー(シーホース級)乗ってきました。 富士山が見えてましたが、まだ雪は積もってないようですね〜。ニュースによれば、富士山の初冠雪は、1894年の統計開始以来、過去130年間で最も遅く、初めて11月に持ち越しとなりそうとの事! 今日は逗子セーリングクラブ平野代表とのペアで乗艇します。 本当に久しぶりのディンギーなので弱めの風はありがたいです。 それでも、海上昼食はあわただしいですね。ついつい早食いになってしまいます。 2時間チョットのセーリングでしたが、いつものクルーザーとは比べものにならないくらい風へのクイックレスポンスが必要になるので、五感を研ぎ澄まして集中力が重要になることを実感します。初めはタッキングはモタモタで、思い切ったハイクアウトも正直怖かっ...葉山で「シーホース」に乗る

  • 続 セロトニン系ヨット乗り

    先日は"セロトニン系ヨット乗り"などと嘯いてみたものの、実は私、ヨットに乗ると何がなんでも帆走したくてしょうがない”貧乏性のヨット乗り”なのですよね。”真のセロトニン系ヨット乗り"は、ヨットに乗っても"帆走"にはこだわってない気がします。風が強いならハーバー滞在。風が弱すぎてもハーバー滞在。暑すぎても寒すぎてもハーバー滞在。富士山が綺麗なのでハーバー滞在。挽きたてコーヒー片手にハーバー滞在。キンキンに冷えたビール飲み干してハーバー滞在。ゆったりとヨットライフを楽しんでいるヨット乗りこそ"骨の髄までセロトニン系ヨット乗り"と言えるかもしれません。 私は、大先輩の教えを守り、"白波見えたら船出すな"という運航方針で安全第一のヨットライフを営んでおりますが、まだまだ"帆走したがり"の煩悩を捨てきれない俗人なので...続セロトニン系ヨット乗り

  • 大忙しの週末(ウクレレ とMシュナウザー )

    先週末(10/19,20)は土日ともに大きなイベントがあり、大忙しでした。 土曜日は、ウクレレイベント「HONEYonBERRYのUkuleleDokiprsents大女子会ウクレレフェス(ウクレレの奇跡)」に参加してきました。場所は横須賀長井のソレイユの丘で、いわば地元ですから"参加することに意義がある"的スタンスで一流ウクレレプレーヤーに混じって末席を汚してまいりました。とはいえ、この日のために何ヶ月も前から練習してましたので、出られただけで幸せでして、満足感で一杯なのであります。 翌日曜日は、ワンコのイベント「2024髭犬祭」に千葉県八街市の小谷流の里ドギーズアイランドに出かけました。ミニチュアシュナウザーの"シュナウツァー"はドイツ語の髭を意味するので、イベント名が髭犬祭なわけです。当日集まったミ...大忙しの週末(ウクレレとMシュナウザー)

  • セロトニン系ヨット乗り

    はじめに:私は医学者でもなんでもないので、もしかしたら何か間違った事を書くかもしれませんが、無知無学を笑ってお許しください。 脳内で分泌される、ストレスに関係する3大神経伝達物質(脳内ホルモン)といわれるものがあります。ドーパミン:幸福物質と呼ばれ、幸せを感じている際に分泌されます。旅行や遠足の前の日にワクワクして眠れなくなるのもドーパミンの作用ですし、何か目標を達成した際に気持ちいいのもドーパミンの作用です。ノルアドレナリン:集中力を高め、ヤル気を起こさせる。目の前の恐怖や不安に対して、体と脳が戦闘モードに切り替わり、立ち向かうことができる。セロトニン:ドーパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させ、幸せ感をもたらすため、幸せホルモンなどと呼ばれる。 ヨットに乗ってるときって、何らかの脳内ホルモンが...セロトニン系ヨット乗り

  • 今日はなんの日

    今日10月10日は、旧体育の日。(現在はスポーツの日として10月第二月曜日が定められています。)この日は、1964年に(1回目の)東京オリンピックが開会日を記念して、祝日になったのです。(画像拝借)ここまでは多くの人が知っている事で、まぁ"常識"ですよね。 では、なぜオリンピックの開会式の日を10月10日にしたのか?(画像拝借)これは、日本の"秋の長雨"が終わり"秋晴れ"の天気が始まる(平均日?)のがこの日だったのです。まんまと、1964年10月10日は前日までの雨がぴたりと上がり、開会式会場の国立競技場には青空が広がったのだそうです。気象庁の関係者のしてやったり顔が目に浮かびます。 2024年10月10日。今日も前日までの雨が止み、青空が顔を出したのでした。 2020(実際には2021)は夏真っ最中の東...今日はなんの日

  • 白浪見えたけど船出したら・・・

    2024/10/4我らがAlizé(アリーゼ)の運航ポリシーは「白浪見えたら船出すな」です。だから、今日は出航見合わせギリギリの判断のコンディションなのですが、久しぶりのセーリング(私は2週間ぶりですが、キャプテントヨシマ氏は1ヶ月ぶりのセーリングなので、とりあえずドックアウトはしてみました。ちなみに、横浜ベイサイドマリーナでは、風速8m以上でイエローフラッグ、10m以上でレッドフラッグが揚がります。イエローは"出航注意"レッドは"出航禁止"の意味で、私は、イエロー以上でわざわざ出航したことはありません。諸磯湾を出ると、風の強さもさることながら波が妙に高く、乗り心地すこぶる悪く、船酔いしやすい人なら、あっというまにゲロ酔いするんでしょうね。(今日は二人とも酔わないタイプです)そういえば、すれ違いで帰ってき...白浪見えたけど船出したら・・・

  • 真鶴へ

    9/28〜29で真鶴にクルージングする予定でした。しかし、天候が怪しくて、悩んだ末に予約した真鶴港はキャンセルして、車で行くことにしました。(ちなみに、真鶴港に一時係留するためには10日前迄に郵送で書類を提出する必要があり、今後も"予約→キャンセル"というパターンは多くならざるをえないものと考えられます。)車ででも行きたかったのは、"マナ真鶴"というフラのイベントに応援に行くためです。このイベントは真鶴町商工会青年部の主催で毎年開催されているフラのイベントで、マハロママ所属のフラグループも参加しているというわけです。マハロママは出演しませんが、応援だけでも行こうということになりました。途中雨がポツポツきましたが、なんとか持ち堪えた感じ。この後、有志によりBBQパーティ!ビール飲み放題で、ひさしぶりにたらふ...真鶴へ

  • 諸磯の Wooden Yacht

    諸磯(MYOC)にニューカマー登場!とはいえ、"ニューカマー"などという安っぽい修辞がはばかられるほどの重厚な木造艇じゃないですか!WoodenYachtは大のお気に入りではあるものの、メンテナンスの大変さは、身に染みるほど経験もしております。しかし、それでも、他人の整備が行き届いた木造艇を愛(め)でるのは好きなんです。マストも木製ですね。60年代でしょうか?ニスがハゲた木製マストはあっという間に腐りますが、そんなことは全然ないですね。スパー類は新しいものに交換されてます。オーナーの情熱を感じます。 ディープキールのトランサムラダー。トランサムラダーの場合、スターンをぶった切ったようで、バランスが悪い感じはあるものの、アーサー・ランサムさんの愛艇ナンシィ・ブラケット号のスターンに似ているんですよ。(htt...諸磯のWoodenYacht

  • 日陰者のヨット乗り

    「日陰者(ヒカゲモノ)」を辞書で調べると①世をかくれ忍ぶ身の上の人。公然と世に立ちまじわることのできない人。②世の中から認められない人。世に埋もれて出世しない人。などと、散々な言われ様で、ポジティブな要素はゼロですねぇ〜。私が知りうる限りでポジティブな「ひかげ」は、葉山の老舗料理店「日影茶屋」のみですが、「日陰」とは、物体の陰になり日の光が当たらない場所のことを指すのに対し「日影」は日や日の光のことを表すため、意味合いは正反対なのだそうです。(英語では“shade”と"shadow”の違いです。)しかし、殺人的な夏の暑さから身を守るのは「日陰」です。どっかのTV局みたいに「日陰は地球を救う!」とかいう戯れ言を言うつもりはありません。ただ、ヨット乗りは「日陰者」になることに躊躇してはならない!ということを声...日陰者のヨット乗り

  • ヨットの暑さ対策は?

    今年の夏は暑かった。・・・と、過去形で語るにはまだ早いですね。今年の夏は暑い!と現在進行形で語るのが正しいと感じます。私の住所地ではあと1週間も30度超えの気温が続くようです。 ・・・と、ボヤキはここまでとして、地球温暖化はもう避けられない現実として受け入れざるを得ないでしょう。ならば、人類はどうすべきか?・・・などという大上段の話は横に置いといて、今日のテーマは「ヨットの暑さ対策」です。 キャビン内の暑さ対策はエアコン一択となりましょうが、" 電源をどうするか問題 "と、" 暑くてキャビンにこもって、出航したくなくなる問題 "がジレンマになりますねー。 やはり、ヨットの暑さ対策は日除け(ビミニトップ/オーニング/サンシェード)が正攻法かと思います。かく言う私は、ほんの10年くらい前までは、"ビミニトップ...ヨットの暑さ対策は?

  • セプテンバー・セーリング

    2024/9/5猛暑も一段落?し、台風の心配もなくなり、猛暑も一段落?したようなので、キャプテンT氏とともに相模湾に飛び出しました。予報を超えた風速に、クローズドリーチで江ノ島方向に帆走したが、次第に風が落ちてきて、ついにパタリと風が凪んだので、ジャイビングにてUターン。NEからEにシフトした風は弱いものの、船を進める程度には風はありました。小網代湾内に入ってシナーラとか泊地のヨットを眺めました。諸磯泊地に入ると、前方にデッドスローで進むヨットに追いついてしまったので一旦バック。何かトラブル?と聞きましたがそういうわけでもなかったようです。・・・・・という、それほど波乱に富んだ一日とは言えませんが、爽やかな微風セーリングを堪能できました。セプテンバー・セーリング

  • SUP散歩

    朝のワンコ散歩したら、とても海が静かだったので、雨が降り出す前にSUPでちょこっと海散歩しました。暑くもなく寒くもなく気持ちの良いSUP日和でした。雨後の海で、透明度が悪いのがちと残念。これからどんどん透明度が良くなっていくのが9月の海です。(写真は以前のもの)SUP散歩

  • 世界の風神のこと 〜二百十日に寄せて〜

    二百十日・・・立春を起算日として210日目。台風が来襲する厄日とされていますが、今年は8月31日になります。”風”とは、科学的には高気圧と低気圧の気圧差が引き起こす大気の動きであると分かっていても、人の生活に圧倒的な影響をもたらす風は”神のしわざ”と昔の人が考えるのも無理はないでしょう。Wikipediaで「風神」を検索したら世界中の風の神を解説してくれていました。詳しくはコチラをご覧ください→クリック 長いので、以下は私なりの要約。日本:『古事記』では、イザナギとイザナミの間に生まれたシナツヒコという風の神がいるそうです。『太平記』には、元寇の際に伊勢神宮の風宮に青い鬼神が現れ大風を起こしたとあるとのこと。(風日祈宮)風の又三郎は、東北地方各地で信仰されてきた妖怪のような風の神とのことで、宮沢賢治の小説...世界の風神のこと〜二百十日に寄せて〜

  • イタリア海軍練習帆船AMERIGO VESPUCCI 号の見学

    2024/8/27イタリア海軍の練習帆船AMERIGOVESPUCCI号(1930年、全長101m)が東京に寄港しているとのことで見学に行ってきました。AMERIGOVESPUCCI(アメリゴ=ヴェスプッチ)はコロンブスが発見した大陸(南アメリカ)を探検し、そこが「新大陸」であると主張したフィレンツェ生まれの探検家・地理学者ですが、彼の名前を船名にしたイタリア海軍最古の練習帆船AMERIGOVESPUCCI号なのです。 場所は、江東区青海の東京国際クルーズターミナルです。船の科学館の隣りと説明したほうが分かってもらえそうですね。軍楽隊の演奏会を聴きたかったので、夕方に訪れました。AMERIGOVESPUCCI号の外観の印象は、無骨な中にイタリアならではの色使いが瀟洒ですかね。甲板上は、さすがキレイに整備さ...イタリア海軍練習帆船AMERIGOVESPUCCI号の見学

  • 船底のフジツボ 落とし

    2024/8/19船底塗料は5月に塗り替えたのに、もうフジツボの付着が目立ってきました。今日は奮起してフジツボ落としをしました。(一人で作業しているので写真はなし)フジツボの付き具合はそこそこ付いてました。今年の海水温の高さからすればこんなものかな?水温が高いうちにもう一回潜った方が良いかな?船底のフジツボ落とし

  • 舫(もやい)考

    港に行くと、マドロスさんが片足を乗せたお決まりのポーズをする突起物がありますが、ビットと呼びます。もちろん、ビットは船を岸壁に係留するときにロープ(MooringLine)を繋げるためのものです。さて、このビットの使い方にも作法があるのを知ってますか?港の共有物なので、自分だけが使うわけではなく、混んでいるときは2艇以上で共有する場合があり、その場合後から来た船は前からいる船の"もやい綱"の下からくぐらせるようにして引っ掛けるようにする。というもの。そうしないと、前からいる船が"もやい綱"を外せなくなってしまうからだ。という理屈です。しかし、その「基本的なシーマンシップ」を知らないプレジャーボート乗りがけっこう多いです。私自身も経験あるし、他のヨット乗りで経験している人も少なからずいるようです。「最近...舫(もやい)考

  • 伊東の按針祭の花火

    三浦按針は、16世紀後半の大航海時代に日本に漂着したイギリス人航海士ウィリアム・アダムスの日本名です。航海術など西洋の技術に詳しかった按針は、家康によって気に入られ外交顧問として召し抱えられ、家康の命により伊東の地で日本初の洋式帆船を建造したと言われています。この史実に基づき、伊東では毎年「按針祭」が開催され、今年は8月8~10日にさまざまなイベントが開催されましたが、その中でも最大のイベントが、一万発の花火が打ち上げられる花火大会。この花火見物に、伊東サンライズマリーナでハンター33ftに乗るキャプテンN井氏から招待されましたので一家そろって行ってまいりました。 飛鳥Ⅱも見物に来ていました。隅田川の花火であれば屋形船を浮かべるところでしょうが、この地であれば大型客船を浮かべられるんですね。 いそいそと料...伊東の按針祭の花火

  • 8月4日はなんの日

    8月4日は、橋の日、箸の日、走ろうの日など語呂合わせの記念日があるのですが、「昭和19年(1944)8月4日、本土決戦に備えて「国民総武装」が閣議決定された。これにともなって、女性をはじめとする銃後の国民は竹槍訓練を行うようになった。」(引用先)という記念日がありました。敗戦の1年前に国民にとってこんな重要なことが"閣議決定"されていたのですね。いつだって大事なことは"閣議決定"されるのがこの国の常なんだぁ。  というわけで、本日Alizeはブラックセイル艇に対して、伸び切ったホワイトセイルで"竹槍突撃"も撃沈!潜水艦に撃沈させられなかったのがせめてもの救いか?最後は油壺湾内でひと休みしてから帰港。(今日は、油壺も諸磯も小網代もアンカリングして遊んでるヨット・ボートが多かったです。) 本日はK坊、K坊の中...8月4日はなんの日

  • "ディドロ効果"に気をつけろ

    ディドロ効果(Dideroteffect)とは、ある商品やサービスを購入したり所有したりすると、その商品やサービスに関連する他の商品やサービスを購入したくなる心理現象のことを指します。例えば、ある人が新しいスマートフォンを購入すると、そのスマートフォンに合わせたケースや充電器、保護フィルムなどを購入したくなることがあります。このように、ある商品やサービスを購入することで、関連する商品やサービスに興味や欲求が生じ、それらを購入する傾向が高まるというのがディドロ効果の特徴です。(引用先) ヨットの購入時においてもディドロ効果はありがちですね。(引用先)例えば、・艇名入りのおそろいのユニフォーム(ポロシャツ、Tシャツ、キャップetc.)を作りたくなる。・ハル色に合うファブリック(ドジャー、ビミニ、スタッグバッグ..."ディドロ効果"に気をつけろ

  • 傾き者

    「傾き者」と書いて「かぶきもの」と読みます。「かたむきもの」ではありません。 「傾く(かぶく)」という言葉の意味は、奇抜な格好・身なりをする、並外れたもの、常軌を逸するという意味です。そしてそういった放蕩無頼(ほうとうぶらい)、異端あるいは異装の服装・髪型・行動をする者のことを「傾き者(かぶきもの)」と呼びました。→引用先「傾き」が「歌舞伎」の語源であることは良く知られています。 ということなのですが、「かぶきもの」と読まずに「かたむきもの」と読んだら、それは"ヨット乗り"のことじゃないですか?なにしろヨットという乗り物は、傾いて走るのが正常という乗り物ですからね。そんな傾いたヨットに乗る人は「かたむき者」でしょう。 まてよ?「かぶきもの」と読んだとしても、ヨット乗りに当てはまるのかな?だって、こんなに傾...傾き者

  • 思い出の(セーリング)カナディアンカヌー

    私の手元に、ヨットデザイナーの横山晃氏が設計した(セーリング)カナディアンカヌーのセールプラン図のコピーがあります。これはシーカヤッカー(当時はシーカヌーと呼んでました。)であり、海でカヤックを安全に漕ぐためのイロハを教えていただいたT氏からいただいたものです。私がカヤック一辺倒ではなく、セーリングに興味ある人だと知って、この(セーリング)カナディアンカヌーのことを教えてくれたという訳です。なぜなら、T氏は、この(セーリング)カナディアンカヌーを横山晃氏に設計依頼した本人だからです。 この時、手紙もいただきましたが、その内容の一部を引用しますと・・・「同封した(セーリング)カナディアンカヌーの図面は私が1982年に横山晃氏に設計依頼したものです。同氏が自分の設計歴の中で最多記録(9回)の試行錯誤をくり返し...思い出の(セーリング)カナディアンカヌー

  • 懐かしのA級ディンギー

    私は、逗子セーリングクラブ(ZSC)の(幽霊)会員なのですが、当クラブはA級ディンギーも一艇所有していて、先日葉山で開催された「33rdA-ClassDinghyJapanChampionship」に出場したそうです。(なにしろ幽霊会員なので"そうです"と言わざるを得ないのが心苦しいところです。)レースにはWOODクラス13艇、FRPクラスは21艇参加ということで、結構な規模でしたね。日本A級ディンギー協会のHPには、「日本のA級ディンギーの歴史は1932年(昭和7年)に日本ヨット協会が設立に際してヨットマン育成の為、英国人Cockshott設計の12フィート・ディンギーの製造権を導入し公認レース艇として広く国内建造を進めたのが始まりとされています。」とあります。さらに「1973年(昭和48年)学生選手権...懐かしのA級ディンギー

  • 洗岩か?と思ったら、流木だった話

    先日、出航した時のことですが、小網代湾口で突如洗岩にぶつかる!っと思ったら、流木でした。多分大雨で海に流れ出したものかと思いますが、結局は海岸に流れ着き、浜辺の景観を損ねています。少し前までは流れ藻(ホンダワラトウモロコシ)がペラに絡みつくトラブルが頻発してましたが、梅雨時から台風シーズンにかけては、流木に注意ですね。 蛇足:20年以上昔の話ですが、ワッチしてたら丸太に人間が捕まっているようにしか見えない流木を発見してしまいました。そんなバカな?と思いつつも、かなりドキドキしてしまった経験です。洗岩か?と思ったら、流木だった話

  • ウクレレの練習

    2024/6/30今日はウクレレ練習日。久しぶりのコーヒーステーションサジマでやりました。雨が降ってきて、室内でできて良かったです。ちょっと狭かったけどね。翌朝は、ウクレレの演奏方法などを考えでいたら眠りが薄かったのか、風の音で目が覚め、そのうち鳥の鳴き声が喧しくて起きてしまいました。(今日も平和です)ウクレレの練習

  • モノ消費からコト消費へ

    「モノ消費」と「コト消費」という言葉があります。モノ消費とは、家電・衣類・アクセサリー・車など、有形の商品にお金をかける消費行動のことです。生活必需品の買い物はもちろん、ステータスとして高級ブランド品を買うこともモノ消費に該当します。いわゆる「物欲を満たす」行為がモノ消費ですね。(イメージです)一方、コト消費とは、「するコト・行くコト・見るコト」といった体験にお金を使う消費行動のことです。旅行や習い事、芸術鑑賞などの非日常的な機会やサービスを消費することを指しますね。(イメージです)日本では、1990年代後半から2000年代にかけて消費のトレンドが「モノ消費」から「コト消費」に変わったといわれていますが、高度経済成長期・バブル期の大量生産によってモノが溢れ、人々が消費社会に疲れたことが理由として挙げられる...モノ消費からコト消費へ

  • 旅ゆけば〜空と海のホテル三日月

    2024/18〜19木更津市にある龍宮城ホテル三日月富士見亭に行ってきました。(ホテルのHPより)最近、愛犬と一緒に部屋に泊まれる部屋が開設されたとのことで、たまたまお得に泊まれる機会が得られたので、試しに一泊してみることにしたのです。ペンションのような小規模な宿泊施設でペットと泊まれる所はありますが、大規模なホテルでは珍しいと思います。各室に専用ベランダ付きなのはワンコにはうれしいですね。露天風呂風のお風呂も館内ではワンコは抱っこして(犬用カートはOKだと思います)非常口から外に出るルールなのですが、部屋は2階なので行き来は楽でしたよ。周辺の散歩コースにも困りません。朝夕食事付きです。ブュッフェスタイルで、品数は多くて美味しく、アルコール類も含まれているので、お得な気がします。朝食は和食メインで。(と...旅ゆけば〜空と海のホテル三日月

  • Sailing in a moderate breeze

    2024/6/7 天気が良さそうなので、諸磯に行くことにしました。まずはお昼のお弁当を調達。ヨットブロガーカズ氏オススメのWakuyaに寄ってみます。日替わり弁当600円也をGET!予報では風は終始2m位のLightbreeze(軽風)でしたが、次第に風が上がり5m位のModeratebreeze(和風)でのセーリングを楽しめました。キャプテントヨシマはノンアルビールで食事中。・・・からの、ヘルムスをしてます。おかげさまで私はオーナーズチェアでのんびり!ところで今日はハイカットレギュラージブを揚げてるのですが、風が強くなってくるとウェザーヘルムが出てきます。メインにワンポン入れたらジャストヘルムになる気がします。とはいえそれではアンダーパワーだし・・・悩みますねー。まあ、ジェノアを揚げれば良いのですが、重...Sailinginamoderatebreeze

  • 諸磯〜小網代〜油壺あたりを海上散歩する

    2024/5/29今日はマハロママのお友達を誘って海上散歩に。できれば帆走もしたかったのですが、思った以上に風があり(6〜7m?)、帆は揚げず機走のみとしました。ドックアウトはシングルハンドで、二人と二匹はサービス桟橋から乗り込みます。ゲストがアリーゼに乗り込むのには、①テンダーで乗り込む②管理人さんにモーターテンダーで送ってもらう③サービス桟橋から乗る今日は③作戦を決行。まずは、ぐるっと網代岬を回って小網代湾に入り、シナーラを見てUターン。今日はヨットが2隻ほど豪快なセーリングを楽しんでました。続いて静かな油壺湾に入り、黄色ブイに係留してみました。静かと言っても風はあるので、バウ着けは流されて失敗。スターン着けでやり直したら意外に簡単にできました。(詳しく言うと、ポート側に着けるべくデッドスローで進み、...諸磯〜小網代〜油壺あたりを海上散歩する

  • 海とヨットとウクレレと

    2024/5/26今日は、ヨット好きのゲストとウクレレ好きのゲストが集まりました。正確には"集まった"のではなく"集めてしまった"です(笑)•••ということで満員御礼のアリーゼは爽やかな初夏の相模湾に出帆したのでした。ちょっと肌寒いくらいではありましたが、南寄りの軟風(Gentlebreeze)に滑るようなセーリングをみんなで満喫しました。3時間ほどセーリングし、ホームポート諸磯に戻ります。ちょっとセーリングに時間をかけてしまったのでウクレレ練習は軽く流したような感じでしたが、初夏の一日をダブルで楽しむことが出来て「余は満足じゃ」?海とヨットとウクレレと

  • 下架後初の走り

    2024/5/22久しぶりにマハロ船長とアロハ機関長がAlizeに乗りました。風が弱く機走で三崎港内まで行ってみました。下架後初の走りですが、2,300回転で5ノット出ましたので、まずまずですね。下架後初の走り

  • 上架整備

    2024/5/14,15,17上架場所は、いつもの油壺造船所。上架してもらったのは12日で、船底洗いはジェット水洗してもらってました。13日は一日中雨でした。翌14日は古い塗膜を剥がす作業でした。キャプテントヨシマは電動サンダー。私の使ったのは"ノミ"!今まではスクレーパーだったのですが、刃が鋭利なノミのほうが塗膜が剥がしやすいことに気が付きました。一日古い塗膜剥がしに終始。体力の限界に達する前に作業を終了して帰途につきました。船底の凸凹はまだまだありますが、続きは来年またトライしましょう。(私の得意なズルズル引き延ばし作戦!)15日はいよいよ塗装です。船底塗料として評判良いのはSeajet033PREMIUMなのですが、高価格な塗料は年金生活者にはイタイ!痛すぎる!その代わりに、今回は今まで使っていた...上架整備

  • MYOCメキシカンパーティ

    2024/5/12ALIZEが上架されました。明日は雨予報なので、明後日から船底整備を始めます。船底洗いだけはやってもらっているので、古い塗料をできるだけ剥し、塗装する予定です。ところで今日は、MYOC(諸磯ヨットオーナーズクラブ)主催のメキシカンパーティに参加しました。ハワイ帰りのキャプテントヨシマのワイキキヨットクラブの土産話を聞きながら、イベントコミッティ代表のO氏自慢のメキシカン料理を堪能しました。これもヨットライフの楽しみというものですね。MYOCメキシカンパーティ

  • ヨットとウクレレとダイヤモンド富士の昭和の日

    2024/4/29今日はヨット&ウクレレの日。おまけに諸磯湾ではダイヤモンド富士が見られるということで、三拍子揃った"昭和の日"になればいいなぁと考えた次第であります。まずはヨット予報では南の風6mと老シングルハンドセーラーには要注意ですが、実際には問題ありませんでした。とはいえ、総員5人のうち操船できるのはマハロパパひとりなので、セイルは揚げずに機走のみの遊覧船に徹しました。静かな油壺湾(今日はブイ係留ヨット多し)ウクレレはキャビンでみっちり練習。ほとんど揺れないキャビンなら細かい文字を見ながらの楽器演奏も問題ありません。そして、ダイヤモンド富士!ただ、今日は曇り空。それでも富士山はうっすらと見えているので"もしかしたら"という淡い期待を胸に日没時間(6:10)を待ちました。でも、今日の天気ではこれが精...ヨットとウクレレとダイヤモンド富士の昭和の日

  • 曇天の相模湾を独航

    2042/4/23キャプテントヨシマが風邪気味とのことで、今日はシングルハンドにてドックアウト。曇天の相模湾は穏やかな海況のようです。シングルハンドの時は軽いヤンキージブと決めてますが、視界が良くて安全だと思います。前回は相模湾独り占め状態でしたが、今回はヨット2隻、パワーボート1隻、その他漁船を見ることができました。このヨットはクルージング帰りなのでしょうか?機帆走で葉山方面に向かっていました。青空が見えず晴々としない重苦しいような海でしたが、風は一定していて、安定したセーリングができました。私にとってのセーリングの楽しみは"ぼーっとする"こと。石原慎太郎氏は、ヨットに乗っている時の自分の顔写真は、いつも"つまらなそう"なのだそうです。ご本人の弁によれば、それこそ自分の"素の顔"なのだそうです。それ以外...曇天の相模湾を独航

  • 黄昏時の徘徊

    2024/4/20 ドックアウトするつもりもなく夕刻に諸磯に行ったのですが、ちょっとだけ出してみました。帆も揚げず、ドッグハウスのカバーさえたくし上げただけで、油壺湾内でUターン。こうして少しでもエンジンを回してあげるのがエンジンの調子を保つ秘決かと思ってます。それに精神衛生上も大変よろしいのです(笑)黄昏時の徘徊

  • 相模湾を独り占め?

    2024/4/10朝はクッキリと見えていた富士山ですが、諸磯に着いたお昼ごろでも、まあまあ良く見えています。昨日から続く強風がまだまだ残っている証拠でもありますが、天気予報ではそろそろ風が落ちてくる筈です。湾外に出ると、ほどほどに強い風。ビューフォート風力階級でGentlebreeze時々Moderatebreezeといったところでしょうか?珍しくキャプテントヨシマがヘルムを取りたいというほどの良い風です。今日も相模湾上のヨットはAlizeのみ。文字どおり"独り占め"です。富も名声も独り占めすることは叶わないし、そうしたいという欲もありませんが、海を独り占めするのは最高に気分良です!『少しは帆影が見えて欲しいなぁ』と思ってしまうのはワガママというものですね(笑)オカでは桜が咲き誇ってますが、海から見える大...相模湾を独り占め?

  • 白いジブ

    ところで、ショートハンドのセーラーにとって、ロープ一本で簡単にリーフできるジブファーラーは便利このうえない装置です。しかし、デメリットもあることは事実。その長所と短所を理解した上で使用すれば大変便利なものになりますね。長所1.1枚のセイルでオールラウンドに使用できる。2.風力が増しても簡単にリーフィングすることができる。3.少人数でセイリングができる。4.キャビンの中を広く利用できる。5.セイルの取付け準備やあとかた付けがいらない。短所1.ファーリングドラムとハリヤードスイベルがあるため通常よりラフが短くなる(セイルエリアが減る)2.リーフィングした時、セイルシェイプが崩れるためクローズホールドの性能が落ちる。(リーチングでは大きな影響は無い)(以上コチラより引用)この「セイルシェイプの崩れ」の影響は...白いジブ

  • Alizé3ヶ月ぶりの出航

    2024/3/26寒さに縮こまっていて、気づけば3ヶ月ぶりの出航となりました。朝方はまだ強い北東風が残るがお昼頃から次第に風が落ちるとの天気予報を信じての出航です!しかし、湾を出ると北東風はまだ残っていて、迷わずにメインセイルのみでの帆走とし、クローズリーチより落とし気味に走ります。佐島沖に達する頃、徐々に風が落ちてきたようなので、ジェノアも揚げます。キャプテントヨシマの華麗なバウワーク!?ヨットが進むと、ビールもすすむ?船底の汚れ(海藻の付着)も、今日の走りでだいぶ落ちた気がします。上架はGW明けになりそうです。連休前に整備したい艇が多いのです。今シーズンも多いにヨットライフを謳歌したいと思います♪Alizé3ヶ月ぶりの出航

  • Alizéでカニカピラ

    2024/3/17今日は諸磯ヨットAlizéにてウクレレ練習会。天気晴れて菜の花も満開なのですが、10m超えの強風なので出航は無理なので浮いてるだけのヨット上での開催になりました。(以上©︎R.Nakamura)こんな非日常的ロケーションでのカニカピラ(ウクレレ・セッション)も”アリ”ですよね。Alizéでカニカピラ

  • Alizé目覚める

    2024/3/15久しぶりの諸磯行き。そろそろ我らがヨットAlizéグループも活動開始します。まずは、汚れきった船底をキレイにしたいのですが、とりあえずラダーとプロペラの海藻を掻き落とさなければ!去年は船底汚れが酷く、春先と秋口の2回上架したのですが、夏の間の牡蠣を落としたら、秋冬の間に海藻が付くという、踏んだり蹴ったりでした。今年は観念して、評判のシージェット33プレミアムを塗ろうと思います。それで一年持つなら結果的には安くつく筈です。とりあえず目立つ場所の海藻を掻き落としました。上架までは、この程度でなんとかなるでしょう。レースに出る訳じゃないですからね。冬場の工作でビミニトップのカバーを作ったので、取り付けてみました。今までのシルバーシートのあり合わせを巻き付けた代物からすれば、はるかに見栄えが良く...Alizé目覚める

  • PHUKET KING'S CUP REGATTA

    先日、プーケット旅行の件をSNSに投稿したところ、プーケットでのヨットレース"キングスカップレガッタ"に出た方からコメントをいただきました。そのヨットレースの存在は知ってはいましたが、プーケットで行われていること以外いつどこで行われているのか、詳しくは知りませんでした。そこで調べてみると→タイ国政府官公庁サイト→プーケットキングスカップレガッタサイトこのレース(レガッタ)は、故プミポン王国陛下誕生日の前後、12月の第1週から第2週にかけて開催される国王杯レガッタ、プーケット・キングス・カップ。1987年に国王60歳の誕生日を記念して開催されたのが始まりで、その後毎年恒例のレースとなり、世界各国からの参加者がプーケットに集うとのこと。そういえば、プーケットオールドタウンで撮ったディンギーの絵は、故プミポン国...PHUKETKING'SCUPREGATTA

  • 泰国普吉島旅行記⑦

    2024/2/7朝4時に起き、帰り支度の最終チェックしているうちに出発時間になりました。空港まではガイドさんのバンで送ってもらいますが、朝早いので渋滞もなくスムーズに到着しました。チェックインが済んだら、後はラウンジで朝食です。プーケット/シンガポール間のフライトでも朝食出ます。シンガポール航空の食事は美味しいので一応出してもらい、味見程度に食べました。シンガポールでのトランジットでは、いったん出国手続きして滝「JEWEL(ジュエル)」を見に行きました。滝と言っても、自然の滝じゃありません。巨大な人工滝です。「ジュエル」は10階建てのドーム型の巨大商業施設で、吹き抜けを利用した屋内庭園フォレスト・ヴァレー、その中心に世界最長の高さ約40mを誇る人工滝レイン・ボルテックスなのです。ターミナルはNo.1〜4ま...泰国普吉島旅行記⑦

  • 泰国普吉島旅行記⑥

    2024/2/6 実質的に今日が最終日。やり残したことの無いよう”やりたい事リスト”を消し込んでいきます。まずは、プーケットオールドタウンの博物館的なところに行ってみます。プーケットタウンの開発は、およそ100年前に錫産業の担い手として、当時イギリス植民地のペナン島からやってきたプラナカンという中華系移民で、西洋と中国の文化をミックスした独自の文化をもっていたそうです。プラナカン様式の建造物は、シノポルトギース様式と呼ばれていて、プーケット旧市街には、カラフルなショップハウスだけでなく、錫で財をなした富豪の元豪邸や錫鉱山会社の元社屋が歴史的建造物として保存されている。とのことで、見に行ってみました。ブルーエレファントレストランは、かつて知事公邸だった場所で、現在は高級タイ料理レストランと高級料理教室に...泰国普吉島旅行記⑥

  • 泰国普吉島旅行記⑤

    タイやベトナムのような国の食文化を知るために"フードツアー"というものがあります。現地の人の案内で食べ歩きをするのですが、自分で調べて行くより珍しいものを食べることができるんです。バンコクでも体験してみましたが、食事の量の配分を間違えてお腹パンパンになってしまいました。ホーチミンでは、大学生さんがバイクに乗せてくれて案内してくれたのですがこの時はちょっとお腹の調子が悪くて、あまり食べられなかったのが残念でした。今回プーケットオールドタウンのフードツアーは専門ガイドの人(名前がCATさん)が案内してくれました。ツアーには食事代込々なので、とても安心でお得なツアーなのです。2024/2/5朝はホテルの朝食を抜き、お腹に余裕を持たせて食べる気満々です。プーケットオールドタウンまではバス(ソンテウ)で行くので、...泰国普吉島旅行記⑤

  • 泰国普吉島旅行記④

    2024/2/4今日はピピ諸島へのボートツアーに。>ピピ諸島は北のピーピー・ドーン島を中心に[1]、ハートクラーン島、バンブー島、モスキート島があり、南にはピーピー・レー島を中心にサーマー島、マーヤー・ノーク島、ビーダー・ナイ島、ビーダー・ノーク島がある。とのことですが、大まかに言うと有人島のピピドンと、ちょっと小さいピピレイ、その他の小さい島。で構成されているのがピピ諸島ですね。プーケットからは約30浬の距離にあります。(画像借用先)ボートの種類は大型フェリーと小型スピードボートがあります。船酔いする人には小型スピードボートはおすすめできません(海が荒れた日はヤバそう!)が、小回りが効くし、迫力ある走りはそれだけで楽しいものです。それ以外に地元のロングテールボートのチャーターというのもあるみたいで、人数...泰国普吉島旅行記④

  • 泰国普吉島旅行記③

    今回泊まったホテルについて案内いたしましょう。TropicaBungalowResort&Restaurant(132ThawewongRd,PaTong,KathuDistrict,ChangWatPhuket83150タイ)プーケットで一番賑やかだと言われるパトンビーチのど真ん中に位置してるのに、緑に囲まれたレトロなホテルです。(ベランダからの景色)海岸通りから車一台がやっと通れる細〜いエントランスを通って入ってきます。通路の向こうにパトンビーチが見えますね。部屋は2階。清潔な部屋です。タイのホテルらしいベッドサイドの木彫。仏像もインテリアのひとつ。レセプションフロアは広くはないですが、落ち着いた雰囲気です。そしてスタッフはフレンドリーです。さすが微笑みの国。朝食付きプランでしたが、ビュッフェの料理は...泰国普吉島旅行記③

  • 泰国普吉島旅行記②

    シンガポールのチャンギ空港では超早朝に乗り換え、プーケット国際空港には7:50到着。日本との時差は−2時間なので、乗り換え時間を除いて11時間近くかかりました。なかなかの時間がかかりますね。シンガポール航空の機内食の食器は竹製。SDGsが徹底してますね。機内料理の味も良かったです。プーケット国際空港到着。プーケット国際空港からお迎えのガイドさんのバンでホテルまで約1時間。ようやくホテルに到着。朝に着きましたので、14:00のチェックインまでの時間に、カタビーチまで食事に行くことにします。レッドチェアーレストランというレストランでマッサマンカレーを食べました。マッサマンカレーはタイ南部で食べられていた「ご当地カレー」ですが、アメリカの情報サイト『CNNGo』が「世界で最もおいしい50種類の食べ物(World...泰国普吉島旅行記②

  • 泰国普吉島旅行記①

    先日、極寒の日本を飛び出してタイ国プーケット島旅行に行ってきました。タイ政府観光庁HPの記述によると・・・タイ南部のアンダマン海に面するタイ最大の島で、世界有数のリゾート地として知られるプーケット。エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜の美しさから「アンダマン海の真珠」と称されています。年間を通してビーチリゾートやマリンスポーツが楽しめるほか、島内77%を山地が占め、熱帯モンスーン気候。うっそうと生い茂るジャングルを満喫出来る様々なアクティビティを体験することができます。島内で最も賑やかなパトンビーチでは、タイならではのエンターテイメントやショッピングなどが楽しめる施設が充実していて、アクティブ派の観光客に人気です。プーケット・タウンと呼ばれる旧市街は地元の人々の生活の場となっていますが、シノポルトガル様式...泰国普吉島旅行記①

  • 三崎方面へのドライブ

    2024/2/27は、北風がぴいぷうと吹いてましたが、三崎方面に2ワンコとお出かけしました。前に、船外機を積んでいる消防車を発見。水害時に使うのでしょうが、初めてみました。20hp位ありました。光る海の彼方には大島が。長閑に見えますが、すごい風が沖に向かって吹いてます。マハロとアロハ、海を眺めて何思う?北風を遮る建物のデッキでは春がもう直ぐやってくる気配を感じました。城ヶ島の交番は灯台のような建物ですね。三崎方面へのドライブ

  • 余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅻ 完)

    リベッチオからバンドフェットへの乗り換えの顛末は既に書きました→以前の投稿横浜ベイサイドマリーナの唯一の欠点は"東京湾にあること"なんですね。しかも私の住まいは相模湾に面しているのですが、ヨットに乗るためにわざわざ三浦半島を横断して東京湾に行くというのが、ずっとモヤモヤしていたのです。これでスッキリ!です。諸磯で"余生を過ごせる"ことはまことにありがたいことだと思ってます。・・・・・・・・・・・以上、12回にわたって長々と書いてきましたが、これがヨットに狂った男の末路です。(笑)(完)余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅻ完)

  • 余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅺ)

    20年あまりのYBM暮らしでは、10艇を乗り継ぎました。金があるから10艇も乗り継いだのではありません。金がなくて納得いかない中古艇で妥協した結果10艇も乗り継いだのです。俗に言う"安物買いのゼニ失い"です。今から振り返れば、無理してでも納得のいく理想のヨットを新艇として建造して長く乗っていたほうが良かったのかも?とは思うのですが・・・・・今更もう遅い!今頃気づいたのか!バッカも〜ん!と、自分で自分を叱ってやりたいです。(苦笑)しかし、色々なヨットに乗ったせいで、見聞を広げることが出来たのはそれはそれで良かったのかもしれません。(と、自分で自分を慰めている今日この頃であります。)では、私が乗り継いだヨットを紹介しましょう!1.ヤマハ17このヨットは"沈しないディンギー"ですね。そのつもりで、あれこれ物を積...余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅺ)

  • 余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅹ)

    ところで、横浜ベイサイドマリーナでは、懐かしい出会いもありました。ディンギーを自作した時に、お世話になった自作グループの方に再会したのです。ネバさんは、自作ディンギーからクルーザーにステップアップして、海賊船の船長になっていたのです(笑笑)聞けば、帆船"海星"に乗ってからすっかり帆船にハマり、ついには自分の船を海賊船にしてしまったのです(驚)海賊船の名前はネバーランド。大砲代わりのロケット花火や水風船を打ちまくったりで、周りは大層迷惑だと思ったことでしょうが、海賊仲間は少年少女のように楽しんでました。私もすっかり引き入れられて、自艇と、レース志向の他艇と、海賊船を交互に乗って、経験を広げることでヨットライフは充実していきました。(続く)余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅹ)

  • 余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅸ)

    横浜ベイサイドマリーナに空きバースあり!という好機を逃しちゃなりません。(厄年を乗り越えた頃でもありました。)慌てて購入したヨットはヤマハ17のセンターボーダーですが、あまりの性能の悪さに辟易して、すぐに買い替えたのがジャンカー19でした。タダ同然の価格で買った廃船寸前のオンボロヨットでしたが、このサイズであれば自分でリストアすることが出来ました。サビで痩せたフィンキールはパテ盛りしたり、汚れまくったハルは、窓も張り替え、ハケ塗りでハルを塗り替え、破れたセールはバイキングレッドの帆に作り替え、ジェネカーを張れるようにポールもセットして、とてもかっこいいヨットになりました。この頃は他のヨットにも乗せてもらい、レースの練習をさせてもらうことが出来たので、この19ftでクラブレースに出た結果、低いレーティングの...余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅸ)

  • 余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅷ)

    岡本造船所の船だまり(YCC)での38ftヨット”グーンエラン”でのクルー活動は充実していましたが、結婚して千葉に引っ越すことになり、それを機にクルーを卒業して自分の船を持ちたいと思うようになりました。とはいえ世はバブル期。ヨットを係留出来るところはなかなかなく、我がヨットライフは迷走することに・・・ディンギーを自作してみたり、カヤックにのめり込んだりして無聊をかこっていましたが、あるとき、ふと横浜ベイサイドマリーナのホームページを覗いてみると・・・なんとバースに空きがあるじゃあありませんか!(マリーナ開業の時は抽選だったと聞いてます。バブル崩壊は、この時ばかりは私のヨットライフに味方してくれたのでしょうか?)ここから20年あまりの横浜ベイサイドマリーナでのクルーザーライフが始まることになるのです。(続く余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅷ)

  • 「春一番」の定義

    故野本謙作氏の愛艇「春一番」を例に取るまでもなく、ヨット乗りにとって春一番という風は重要な意味を持つ風です。春の嵐ですから危険であるということは言うまでもありませんが、待望の春の季節を運んできてくれるという意味で、ヨット乗りは春一番の便りを嬉しく思わないわけがないですね。下表の春一番の定義のように、各地方でも異なりますが、関東地方では「関東地方の春一番の条件は、次の事項を基本として総合的に判断。・立春から春分までの間・日本海に低気圧(低気圧が発達すれば理想的)・関東地方における最大風速が、おおむね8m/s以上の南よりの風が吹いて、昇温した場合」とのことですが、観測地点は東京であり、神奈川(我が家の相模湾に面する場所)で『春一番だ!』と思っても、春一宣言のないこともあります。今週あたり春一宣言ありそうな天気...「春一番」の定義

  • 余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅶ)

    シーマーチン(ディンギー)を楽しんでいた頃、しばらくしたら前のヨットでの先輩から「理想のヨットを見つけたので一緒にクルーにならない?」という誘いを受けて再度クルーになったのが横浜の岡本造船所の船だまりに浮かんでいた”グーンエラン”という艇名の38ftスループ型ヨットです。江の島で乗ったケッチは、総木製の台湾製クラシック・ヨットでしたが、グーンエランは香港の名門チョイリー造船(CheoyLeeshipyard)の建造によるもので、ハルは頑丈なFRP製で、その他はマストもデッキもキャビンも総木造の堅牢な造りのヨットでした。ところで、私を誘ってくれた先輩は、大学時代は神戸のほうで52ft木造ケッチのクルーに乗っていた骨の髄からクラシックヨットラバーなのです。そのヨットにはアーサーランサム全集が揃っていて、おそら...余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅶ)

  • 余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅵ)

    厳しくも楽しい江の島ヨットハーバーでのクルー稼業でしたが、どうしたことか、オーナーがヨットチャーターを始めると言い出して、セールにはFelixのマークが入るということで、さらにヨット保険はクルーには掛けないと聞き及ぶに至り、フネを降りることにしました。(Wikipediaより)ちょうど就職のタイミングで、仕事に集中したいという格好の理由があったので、わだかまりなく降りることができたのです。そして、初めてのボーナスで買ったのがヤマハ・シーマーチンでした。このディンギーに乗ったり、友人のミラー・ディンギー製作を手伝ったりしていたのですが・・・(続く)余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅵ)

  • 余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅴ)

    高校生〜大学生の頃はヨットからは離れてましたが、大学4年生になったとき、就職活動をすべき時に、突然ヨットに乗りたくなりました。それは失恋(苦笑)を癒すために外房の海を見に行った時、なぜか無性にヨットに乗りたくなったのです。なんでかな?この頃、学生ヨット部経験のない人間がヨットを始める時の常套手段は、舵誌の"売りたし買いたし"欄の"クルー募集"で乗る船を探すのでした。私が「これだ!」と飛びついたクルー募集は、「江ノ島YH、木造52ftケッチ」その頃のヨットライフを、坂本九さんの「明日があるさ」の替え歌として作ったものがあるので、恥ずかしながら歌詞を掲載させていただきます。<明日があるさ(ヨット編)>ヨットを初めて気がついたヨットをやるには金かかる若いボク金はないあるのは元気だけ金がない金がない明日があるさク...余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅴ)

  • カイヨワの遊びの分類をヨット にあてはめると

    哲学者ロジェ・カイヨワによる遊びの分類というものがあるそうです。(Wikipediaより借用)「アゴン(闘争)」「アレア(偶然)」「ミミクリ(まね)」「イリンクス(めまい)」の4分類で、アゴン(Agon):競争を伴う遊びex:サッカー、チェスなどアレア(Alea):運や賭けを伴う遊びex:じゃんけん、サイコロ、賭け、などミミクリ(Mimicry):真似・模倣を伴う遊びex:ごっこ、空想、仮装、演劇などイリンクス(Ilinx):目眩やスリルを伴う遊びex:ブランコ、スキ、サーカスなど(引用リンク先)ヨット遊びは、アゴンとイリンクスが主要な要素となるのかと思います。ヨットレースはアゴン。荒れた海でのスリリングなセーリングはイリンクスですね。我らがアリーゼ(バンドフェット)では、「レースはもういいや」ということ...カイヨワの遊びの分類をヨットにあてはめると

  • 余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅳ)

    中学卒業から高校入学までの間の春休みにやったことは、実際に人間が乗って走れるヨット作りでした。とは言っても、タイムリミットは春休み中。即席で作った代物はヨットというより"棺桶"のようで、池に浮かべたらグラグラして、ホントの棺桶になりそうで、急きょアウトリガーを追加してなんとか進水。静々とセーリングしたものの、怖くて乗ったのはその時一回でやめときました(笑)後年作ったディンギー(キットです。)。これは小さいけど良く走った。(続く)余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅳ)

  • 言霊の幸わう国 のこと

    たまたまニュースを観ていたら、"福山雅治が、自ら監督を務めて映画化したライブフィルム「言霊の幸わう夏@NIPPONBUDOKAN2023」が公開中"なんて情報が流れてました。(拝借画像)"言霊の幸わう夏"・・・ん?なんか違うなぁ?元々はなんだっけ?・・・と調べたら、「言霊(ことだま)の幸(さき)わう国」でしたね。"言霊の霊妙なはたらきにより、幸福の生ずる国"という意味です。言霊とは「言葉には魂が宿っている」と信じられていて、良い言葉を言えば良いことが起こり、逆に悪い言葉を言えば悪いことが起こるということを示しています。私は、だから言葉はいったん口を出たら、(たましいがあるがごとく)ひとり歩きすることがある(から気をつけよう)という意味合いで使うことがあります。そう言いながら、何度失言したことか(言霊の暴...言霊の幸わう国のこと

  • 余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅲ)

    中学3年になって、高校受験に悩む時期に、私はヨット漫画の執筆にとりかかりました。来る日も来る日もヨットのことを考えていたら、とてもリアル且つ奇想天外なヨットの冒険譚の夢を見てしまい。それを漫画にしたのです。毎晩机に向かって勉強するフリをしつつ親には内緒で完成させた、最初で最後の最高傑作のタイトルは『マイ・ヨット・ライフ』。タイトルだけカッコ良いのですが、ストーリーは無茶苦茶!当時はその地方の方言である”みーせ、みーせ!(見苦しいの意)”が仲間内で流行したものでした。そんなワタシの「15の夜」の作品なのでしたが、いつの間にか散逸してしまったのが残念!理想のヨット・ライフ(拝借画像)現実のヨット・ライフ(桟橋での焼肉パーティなんですが、漂流難民の食事風景のよう?)(続く)余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅲ)

  • ”真白き富士の嶺”のこと

    1910年(明治43年)1月23日114年前の今日、七里ヶ浜沖で逗子開成中学(旧制)のボートが転覆し、生徒12名が亡くなるいう海難事故が起きました。「真白き富士の嶺」という歌でご存知の方も多いと思います。当時の逗子開成中学(旧制)は、校長が海軍将官だったため、海軍軍人の子弟が多く通っていた学校でした。この日、少年たちは、軍艦「松島」から払い下げられたカッターで、自分達だけで葉山から江の島までの航海に出るが、その帰路、七里ヶ浜沖で転覆事故を起こしてしまうのです。遭難事故は、江の島や七里ヶ浜の漁村で目撃され、漁師たちが悪天候の中、漁船を繰り出したが、海に投げ出された少年たちを発見することはできません。翌日、横須賀軍港から掃海艇が派遣され、12名の遺体が発見されたということです。この時期の湘南の海は、午前中は...”真白き富士の嶺”のこと

  • 余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅱ)

    ヨットの魅力(魔力)に取り憑かれた中学2年生ですが、そうそう本物のヨットに乗る機会は多くなくて、その代わりに夢中になっていたのはヨット模型作りです。(拝借画像、表紙絵も同様)模型と言ってもプラモデルのようなものではなく、手作りの実際に走るヨット模型です。大きさは10cmから30cmくらいで、週末の学校のプールにしのび込んで遊びました。以前はモーターで動くプラモデルで良く遊んだものですが、風だけで走るヨットは新鮮でした。形だけ真似ても、実際に走らせようとするとウェザーヘルムが強くてダメで、試行錯誤したものです。(拝借画像)トリマランを作った時は、そのスピードに喜んだのもつかの間、フロートの浮力が足りずに、あえなく沈。多胴艇の難しさを思い知った中学生なのでした。もし私が"理系脳"の子供だったら、きっと船舶工学...余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅱ)

  • 余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅰ)

    1971年、中学2年生の時、ヨットの神(または悪魔?)が私のもとに降臨して来ました。その神(または悪魔?)は、友達の姿をしていて、なぜか"オーシャンライフ誌"を手にして、「ヨットって面白そうじゃね?」と私を誘ったのです。まんまとその誘い(あるいは悪魔の誘惑?)に乗った私は、書店で『ヨットのABC』(吉野令ニ著、金園社刊)を購入し、ヨットの操縦法を独学猛勉強!(奇跡的に今も持ってる!)価格は350円!著者検印がある!そして夏休みに、親友(悪友)3人で住まいからバスで1時間の野尻湖という湖に行き、レンタル・ヨット(当時は貸ヨットと呼んでました。)にいきなり乗ったのです。最初、湖は霧に包まれ何も見えなかったのですが、しばらくすると霧があがり視界は確保されたので、いよいよ乗ってみることに。艇種はA級ディンギー。貸...余は如何にしてヨット狂徒となりしか(Ⅰ)

  • リノの婿入り

    11月12日にアロハがリノを出産後、約2ヶ月育てていましたが、本日ついに飼い主さんのもとにお届けしてきました。わが家での三匹そろっての記念写真です。飼い主さんのお宅。近隣のシュナも集まりワチャワチャ!これならリノは寂しい思いをすることはないでしょう。ご飯も食べてくれました。マハロは「やっと静かな日常が戻ったワン。」とでも思ってるでしょう。アロハは子育てが終わって、「やれやれ。」と思いつつも、少し心に穴が空いたような「なんだかブルー!」気分かもしれませんね。マハロ家としては、なんだか寂しい気持ちもありますが、大きな仕事を完遂させたという充実感もあります。リノの婿入り

  • ムアリングフック

    油壺湾内には係留ブイが浮いていて、台風避難のために漁船が係留するのでプレジャーボートが入り込む余地はないのですが、普段は短時間なら勝手に泊めても大丈夫なんです。(泊りはダメみたいです。)とはいえ、デッキよりも低い位置にあるブイに舫をとるのは、少人数ではなかなか難しいところがあります。そこで登場するのが「ムアリングフック」ボートフック一本でリングを舫綱(MooringLine)を"行って来い"(バイトに取るとも言う)に通せるというもの。尤もメイドインチャイナの安物を買ったので、そのままでは使えません。可動部分がガタガタするのでワッシャーを使って隙間調節することでしっくりきました。"安物買いのゼニ失い"と笑い者にはならずに済みそうです。油壺の係留ブイにはまだ試してないのですが、わざわざムアリングフックを使わな...ムアリングフック

  • learn the ropes

    ”learntheropes”とは、帆船時代の新入りの船乗りがまずロープの種類を学んで航海の仕方を学んでいくことを意味していて、”コツを覚えて一人前になる”という意味の慣用句になっています。現代のヨットにもロープは多いですが、帆船のロープの数はその比ではありません!(旧帆船日本丸の例、借用画像)私は、2003年に”帆船海星”に乗船し、大阪から韓国釜山まで航海しましたが、最初はロープの名称を覚えるのに苦労しましたよ。覚えておかないと、作業を指示されてもどのロープを引っ張れば良いのか判りませんからね。それが判ってからバウスプリットに乗り出したり、マストに登ったり、ヤード作業をすることができます。ヨットの場合、数は帆船ほど多くはないのですが、各々のヨット毎にロープの配置が違っていることが多いです。長年乗りこなし...learntheropes

  • 母犬アロハが仔犬のリノを連れて里帰り

    2024/1/7母犬アロハが仔犬のリノを連れて里帰りアロハは三姉妹で、時々姉妹会を開いているのですが、もうじきリノを飼い主さんに引き渡すので、ブリーダーさんへの報告を兼ねてC県A市にあるペットギャラリーに遠征しました。トリミング待ち&完了のシュナウザーでワチャワチャ!お母さん犬クルミちゃん(向かって右)と、アロハ&ラムネちゃん(真ん中)です。クルミ/アロハ/リノは祖母/母/仔の三世代!クルミちゃんからすればリノは初孫なんです。とっても若いおばあちゃんですね。両親と一緒のリノ。父親エス君は最速チャンピオンの超イケメン!そしてアロハとはラブラブ❤️リノが下ばかり向いてるので頭をチョンとしたら顔を上げました(笑)3週間違いの叔母さんにも会いましたよ。正月だけに、たくさんの親族が集まったのです。帰りは近くのペット...母犬アロハが仔犬のリノを連れて里帰り

  • 謹賀新年2024

    謹賀新年昨年は仕事をリタイヤして、毎日が日曜日!でもなにかと忙しい毎日でした。秋〜冬には愛犬の初の出産・仔育ての毎日。貴重な経験でした。まもなく飼い主さんの元にお届けしますので、平常生活が戻ります。本年も体と精神ともに健康第一でいくつもりですので、よろしくお願いします。謹賀新年2024

  • 貿易風(日)Trade winds(英)Alizé(仏)Aliseo(伊)Passat(独)

    Tradewinds ・・・日本語で貿易風。日本では昔は恒信風とか定風とか言ってたらしいですが、今はTradewindsを直訳した貿易風と呼ぶようになってます。しかし、Tradeというのはもともと貿易・売買という意味ではなくて、進路・経路といった意味合いだったのが商船におけるTradewinds(=偏東風)の重要性が認識されることで次第にforeigncommerce(外国との商業的取引)と同じ意味を持つようになったそうです。(拝借画像)我々の艇の名前はAlizéと言います。フランス語で貿易風という意味です。イタリア語ではAliseoが貿易風になります。ドイツ語ではPassatが貿易風ですが、VWの車種にありますね。(ちなみにVWゴルフは、芝刈り遊びのゴルフではなく、ガルフストリーム=メキシコ湾流のこと...貿易風(日)Tradewinds(英)Alizé(仏)Aliseo(伊)Passat(独)

  • 北風セーリングと陽だまりビール

    2023/12/19今日はキャプテントヨシマ氏とのダブルハンドでセーリング。天気予報はかなり寒くなるとのことで、北東風が吹いていましたが、それほど冷えることなくセーリング日和でした。ジェノアを張ってのフルセイルで、なかなか快適なセーリングになりました。この風がもうちょっと長続きしたら文句なかったのですが・・・(笑)亀城礁を過ぎたあたりでUターン。残念ながら小網代沖で風が落ち、機走に切り替えて帰港。陽だまりのような自バースに着いてから食事。バースは風もなくビールを飲む気になりますね。冬の風は北東風で、相模湾では陸から海に向かって吹くので、波は小さく、重い風が一定して吹くので、セーリングには絶好なんです。とはいえ北風小僧に立ち向かうのはやはり寒くて気持ちが萎えますので、"ほどほどの北風"で楽しんでいくつもりで...北風セーリングと陽だまりビール

  • 諸磯湾内でのセイル揚降作業

    2023/12/14今日もせっせとシングルハンドでセーリング。湾内の風はごく弱くて、懸案の"いかに早くセイルアップできるか?"を実践。セオリー無視して、まずはジブを揚げます。そして風の弱いエリアでメインもアップ。とはいえエンジンをカットする勇気なく、広い海水面までは機帆走しました。海面を観察すると、湾内と外では波の立ち方が全然違うので、湾内でのセイル揚降作業をするのはおおいにメリットがある!と思います。帰港時は小網代湾沖でメインセイルを降し、諸磯湾内でジブを巻きました。湾内で風が正面になったので、メインセイルも湾内でいけたかな?と思いました。まだまだAlizéの二酸化炭素排出削減は可能でしょう。気まぐれでカニンガム・ホールを引いてみました。心なしかセイルカーブが良くなった気がします。メインセイルはドラフト...諸磯湾内でのセイル揚降作業

  • ヨットはエコな乗り物ではありますが・・・

    今年は地球温暖化を超えて"地球沸騰化"とまで言われるほどになってしまいました。ヨットは風をとらえて走る乗り物なので、二酸化炭素を排出しないエコな遊びだと思いますが、セーリングクルーザーは入出港時にエンジンを回すのでCo2ゼロというわけではないのが罪悪感が残るところであります。とはいえ、同サイズのモータークルーザーが50〜100L/hほども燃料消費するのに対してヨットは1〜2L/hですし、使用時間は入出港時の1時間程度ですから、"ヨットはエコな乗り物"と言ってもかまわないかなと思います。今考えているのは、"入出港時の1時間程度"という使用時間をもっと短縮できないか?ということ。今はだいたい赤マルあたりでセイルを揚げ降ししてますが、できれば黄マルあたりにしたいのです。そうすればエンジンを回す時間を半減できると...ヨットはエコな乗り物ではありますが・・・

  • リノ 三しゅうにして立つ

    孔子は"三十にして立つ"と言いましたが、アロハの仔のリノは三週にして立ちました。まったく、成長の早さには驚かされます。離乳食も始まっていて、母犬アロハからの独立(断乳)も近づいてます。リノ三しゅうにして立つ

  • リノ開眼す

     わが家のおてんば犬のアロハが出産したパピー♂は正式な飼い主さん(産まれる前から決まってたんです。)の命名によりリノ(Lino=ハワイ語で光る・輝く・奇跡の意味)と命名されました。(平安時代ならきっと光源氏と名付けられた?)①かいげん【開眼】《名・ス自》1.仏教仏道の真理をさとること。転じて、一般に芸道にさとりを開くこと。2.新たに作られた仏像・仏画に仏の魂を迎え入れ供養する儀式。 「大仏―」②かいがん【開眼】目が見えるようにすること。 「―手術」2023/11/27産まれて2週間。ついにリノの目が開きました。開眼(かいがん)です。産まれた直後はハツカネズミくらいだったのが、今は500g(モルモットくらい?)まで大きくなったムチムチのワガママボディのリノです。目が開くとグッと仔犬らしくなりますね。(数日は...リノ開眼す

  • アロハ母になる

    このところ家にこもってました。というのも、わが家のおてんば犬のアロハが出産し、1匹のパピーを24時間体制で世話しているのです。なにしろ112gで産まれたパピー♂は、手のひらに入ってしまうほど小さくて、まだ目も開かず、アロハの下敷きになってしまうのではないかと心配でなりません。なので、夫婦交代で夜昼問わずに見守っているのですが、10日目で体重が3倍になり、段々と犬らしくなってきました。 2023/11/21ということで、少し余裕が出来たので久しぶりに諸磯へ。シングルハンドで、風も弱いのでセイルも揚げずに機走でちょこっと走ります。あんまり早くてご近所さんに『もう帰ってきたの?』と聞かれてしまいました。でも、船底の藻が少しは落ちたかと思います。このところ毎回オートパイロットの調整をしています。というのも、機種...アロハ母になる

  • さむらい(Samourai)という名のヨット

    「翔んで埼玉」という大ヒット映画の続編がまもなく封切りになるということで、テレビでしきりにコマーシャルを流しているのですが、こんな”画像”を観て思い出したことがあります。1970年(昭和45年)からニュージャパンヨット(NJY)から『さむらい(Samourai)』という名のQトナーが販売されたのですが、そのヨットのセール・マークがこんなマークだったのです。(実際のさむらいは見たことがありません。)『さむらい(Samourai)』はMichelBigoinというヨット・デザイナーの設計で、800隻も売れたそうです。MichelBigoinは日本贔屓だったのか、その他に「合気道(Aikido)」「空手(Karate)」「剣道(Kendo)」「帝(Mikado)」「将軍(Shogun)」なんていう日本名のヨット...さむらい(Samourai)という名のヨット

  • スピンネーカー・ポールとの決別

    タイトルが少々過激になってしまいましたが、多分もう使わないだろうスピンポールを先日からリップルタウンに売りに出していたのですが、本日売却できました。買主さんは磯子にある横浜ヨット協会(YYC)に陸置きされている方で、長尺物の配送手段に悩んでおられたので、当方にて車のルーフキャリアに積んで磯子まで届けてきました。スピンポールがなくても、"タッカー"というポールなしでもスピンネーカーを張ることができる道具を持っているのでスピンは揚げることができます。それと、デッキを歩くのに邪魔なスピンポールがなくなって、デッキがスッキリした(躓くリスク減)のが最大の利点です。我が艇では一年に一回使うか使わないか?という程度のスピンネーカーですが、たまには爽快なスピン・ランを楽しみたいという気持ち(だけ)はあります。しかし、ス...スピンネーカー・ポールとの決別

  • 「ツバメ号とアマゾン号」と『かもめのジョナサン』のこと

     『ツバメ号とアマゾン号』(アーサー・ランサム全集第1巻)という物語は英国では児童文学として著名なのですが、その冒頭に次のような記述があります。『湖からハリ・ハウ農場までの急勾配の野原を、ロジャが右、左と大きくジグザグに横切りながら走ってきた。(中略)ロジャは、小道のきわの生け垣ぎりぎりまで走っていくと、むきを変えて、こんどは反対側の生け垣ぎりぎりまで走る。そこでまたむきを変えて、もう一ど野原を横ぎる。横ぎるたびに、だんだん農場が近くなる。風は真むかいから吹いているので、ロジャは、風上に間切りながら、農場にむかっているのだった。農場の門では、おかあさんが、がまんづよく待っていた。ロジャは、いま、帆船ーー茶摘みの快速帆船カティ・サーク号になっていたから、風にむかってまっすぐに進むわけにはいかなかった。け...「ツバメ号とアマゾン号」と『かもめのジョナサン』のこと

  • ワッチ(見張り)忘るべからず

    Watch・・・・・「時計」という意味では"ウォッチ"と言いますが、船の世界では"ワッチ"と発音します。意味は、ヨットでは「見張りすること」です。あるいは「当直」という意味になりますが、主な仕事はやっぱり「見張り」ですよね。ゼロヨンワッチという場合、0時から4時までの真夜中のつらい当直になりますね。 私が初めてクルーザーのクルーになった時、出航中のほとんどの時間がワッチでした。新人クルーの定位置はバウスプリットの最先端。この場所で、ワッチ(見張り)の重要性を教え込まれた気がします。それとすっかり船酔いには強くなりました。後年、ある初心者クルーにワッチを命じたところ、はるか遠くの点のような船を見つけて「○時方向に本船いま〜す。」なんていちいち報告してくるので、イラッとしてしまいました。でも、"この子は丁寧に...ワッチ(見張り)忘るべからず

  • 諸磯で「トルコ料理の昼さがり」

    2023/10/29トルコ共和国は日本との歴史的交流が深い国で、親日国家と言われておりますが、そのきっかけは"エルトゥールル号遭難事件"と言って、1890年に和歌山県串本町の沖合で沈没したトルコ船の乗組員を、現地の日本人が献身的に救助した出来事です。95年後、トルコ共和国は日本に対して恩返しをしてくれました。イラン・イラク戦争が続いていた1985年3月17日、イラクのサダム・フセイン大統領が「今から48時間後に、イランの上空を飛ぶ飛行機を無差別に攻撃する」という声明を発表しました。イランに住んでいた日本人は、慌てて首都テヘランの空港に向かい出国を試みましたが、どの飛行機も満席で搭乗することができませんでした。世界各国は自国民を救出するために救援機を出しましたが、日本政府は、航行の安全が確保できないとの理由...諸磯で「トルコ料理の昼さがり」

  • グーグルマップで見るマウイ島の山火事

    2023年8月8日からハワイのマウイ島で発生した大規模な山火事により97人の死亡が確認され、31人が行方不明、2,200棟以上の建物(このうち86%が住宅)が損壊しました。アメリカで起きた山火事としては、過去100年で最悪の被害で、マウイ島ラハイナは大部分が焼け野原と化してしまいました。Googlemaps(&GoogleEarth)は、ラハイナの航空写真については火災後の写真に更新されているようです。先日マウイ島ラハイナの大火災について書きましたが、(→ここをクリック)その時に、以前泊まったアイナ・ナルというコンドミニアムが全焼したことを記しました。アイナ・ナルは焼け落ちたようですが、その隣のマリア・ラナキラ教会(赤い屋根)は、焼け残っているように見えるのです。どうやら奇跡的に焼けずに残ったようなのです...グーグルマップで見るマウイ島の山火事

  • 光る海

    2023/10/24今日はシングルハンドで出航。朝から医院に行って、買い物したりしたので、諸磯に着いたのはお昼近くなってしまったので、そそくさとドックアウト。シングルハンドの時は、ハイカットのヤンキージブを使います。軽くて扱いが楽です。光る海にヨットのシルエット。やっぱり絵になりますね〜。できれば、このヨットが我が艇Alizé(バンドフェット)だったらいいのになあ!しかし、風のないのは如何ともし難い事実。出航が遅かったので、躊躇なくセイルダウン。機走でさっさと帰ることにします。短いセーリングでしたが、穏やかな秋の海に”余は満足じゃ”!光る海

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