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『バービー』(2023.8.4.ワーナー試写室)ピンク色に彩られた夢のような世界「バービーランド」。そこで暮らす女性は皆「バービー」で、男性は「ケン」と呼ばれている。そんなバービーランドで、典型のバービー(マーゴット・ロビー)は、ボーイフレンドのケン(ライアン・ゴズリング)と共に、完璧でハッピーな毎日を過ごしていた。ところがある日、彼女の心身に異変が起こる。その原因を探るため、彼女はケンと共に人間の世界へと旅に出る。だが、ロサンゼルスにたどり着いたバービーとケンは人間たちから好奇の目を向けられ、思わぬトラブルに巻き込まれる。アメリカのファッションドール「バービー」の世界を実写映画化。さまざまなバービーが暮らす「バービーランド」から人間の世界にやってきた一人のバービーが、現実との矛盾に直面しながらも大切なこ...『バービー』
多種多様多彩な面をもつ作品!映画『ヤング・アダルト・ニューヨーク』
こんにちは☆lenoreです! 今回は映画『ヤング・アダルト・ニューヨーク』について書こうと思います。 観る前は「若者夫婦を見て自分たちの夫婦仲を再度見つめ直す話…かな?」と勝手に...
化学物質の流出事故が発生!ドン・デリーロの小説が原作「スターウォーズ」のアダム・ドライバー出演。ネットフリックス視聴。 2022年制作・アメリカ、イギリス・136分 監督 ノア・バームバック 脚本 ノア・バームバック ネタバレ度30%(後半70%) ストーリー 大学教授のジャック(アダム・ドライバー)はヒトラー研究家であり、密かにドイツ語を習っていた。 ある日、トラックが列車に衝突、化学物質の流出事故が発生。 ジャックは見学していたが緊急避難命令となり、慌てて家族と避難する羽目に。 こんな感じでサバイバル系だと思ってましたが後半、違う方向へ。予想してたのとは違う内容でした。 コメディ風ではあり…
『イカとクジラ』(05)(2006.8.18.聖路加ソニーピクチャーズ試写室)突然離婚した両親と彼らに振り回される息子たち…という4人家族をシニカルかつコミカルに描く。ウディ・アレンの線を狙ったスケッチドラマなのだが、ノア・バームバック監督の趣味や、独り善がりで思わせぶりな描写が多いため、登場人物の誰にも感情移入が出来ず、見ていてどうにも落ち着かない。親父役のジェフ・ダニエルズはこの役で“新境地開拓”なのだろうか。ウェス・アンダーソン絡みの映画はどうも苦手だ。『ビッグイシュー日本版第63号』(2006)『ヤング・アダルト・ニューヨーク』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/d79a4aa4f89c5dc2ae406393d233b5a8ノア・バームバック『イカとクジラ』
『ホワイト・ノイズ』(2022.10.29.よみうりホール.東京国際映画祭)化学物質の流出事故に見舞われ、死を恐れる大学教授のジャック・グラドニー(アダム・ドライバー)が、妻バベット(グレタ・ガーウィグ)の秘密を知る。夫婦が“死”を身近に感じる環境下で、愛や幸福感といった漠然とした問題と向き合っていく。ドン・デリーロの同名小説を、『イカとクジラ』(05)や『ヤング・アダルト・ニューヨーク』(14)のノア・バームバックの監督、脚本で映画化。人間には生まれたその時から、死への道を進み始めるという不条理がある。死への恐怖に取りつかれた夫婦の姿を、シュールに描いたブラックコメディー。全体的にはウディ・アレンやウェス・アンダーソンの諸作をほうふつとさせる。特に、夫婦がたどり着いた“楽観”に『ハンナとその姉妹』(86...『ホワイト・ノイズ』
映画『マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)』親と子は “別個体”!
こんばんは!lenoreです。 今回は、ノア・バームバック監督の映画『マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)』について書こうと思います。 監督の作品は、今までに 『フランシス・ハ』 『...