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原題:Barbie 世界中で愛されているアメリカのファッションドール"バービー"を『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグ監督が映画化。 主演はマーゴット・ロビー、共演にライアン・ゴズリング、アメリカ・フェレーラ他。 MOVIXのドルビーシネマにて鑑賞。外国人の観客がかなり多かった。 "バービー"を映画化って聞いた時は失敗しそうにしか思えなかったんだけど、ポップでキャッチーでありながらちゃんと現代的なテーマ性を持たせた作品になってて良かった。 フェミニズムっていうか女も男も関係なく古臭いジェンダー観に囚われない自分らしい生き方をすることが描かれてる。 特にアメリカ・フェレーラ演じる人間の女性が心情を吐露するシーンは共感しかない。 でも基本的にはちゃんとエンターテイメントしてるのが良いんだよね。 ブラック気味だけどコメディタッチでけっこう笑えるし楽しかった。 ..
【ほぼ週刊映画コラム】『バービー』『アウシュヴィッツの生還者』
共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週はポップなファンタジーコメディーに見せかけて…『バービー』三つの出来事と時代が交錯する骨太の異色作『アウシュヴィッツの生還者』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1399878【ほぼ週刊映画コラム】『バービー』『アウシュヴィッツの生還者』
『バービー』(2023.8.4.ワーナー試写室)ピンク色に彩られた夢のような世界「バービーランド」。そこで暮らす女性は皆「バービー」で、男性は「ケン」と呼ばれている。そんなバービーランドで、典型のバービー(マーゴット・ロビー)は、ボーイフレンドのケン(ライアン・ゴズリング)と共に、完璧でハッピーな毎日を過ごしていた。ところがある日、彼女の心身に異変が起こる。その原因を探るため、彼女はケンと共に人間の世界へと旅に出る。だが、ロサンゼルスにたどり着いたバービーとケンは人間たちから好奇の目を向けられ、思わぬトラブルに巻き込まれる。アメリカのファッションドール「バービー」の世界を実写映画化。さまざまなバービーが暮らす「バービーランド」から人間の世界にやってきた一人のバービーが、現実との矛盾に直面しながらも大切なこ...『バービー』
2022年12月公開の映画の紹介です。監督は、ノア・バームバック。ドン・デリーロの小説が原作の、コメディ映画です。主演・出演は、アダム・ドライバー、グレタ・ガーウィグ、ドン・チードル。(あらすじ)1984年、オハイオ州。カレッジ・オン・ザ・ヒル(丘の上の大学)。ジャック・グラドニーは自ら創設した“ヒトラー学”の講義を生徒にしていました。ジャックの自宅には4番目の妻・バベットと子供たちが4人います。上の娘・デニースはバベットの連れ子で、ハインリッヒとステフィはジャックの前の妻との子達、一番下のワイルダーはジャックとバベットの子、という複雑な状態ですが仲良く暮らしています。ある日デニースが、バベットが飲み終えた薬らしき瓶を拾い『ダイラー』と書かれているのを目にします。数日してデニースはジャックにそのことを話し...「ホワイト・ノイズ」
『ホワイト・ノイズ』(2022.10.29.よみうりホール.東京国際映画祭)化学物質の流出事故に見舞われ、死を恐れる大学教授のジャック・グラドニー(アダム・ドライバー)が、妻バベット(グレタ・ガーウィグ)の秘密を知る。夫婦が“死”を身近に感じる環境下で、愛や幸福感といった漠然とした問題と向き合っていく。ドン・デリーロの同名小説を、『イカとクジラ』(05)や『ヤング・アダルト・ニューヨーク』(14)のノア・バームバックの監督、脚本で映画化。人間には生まれたその時から、死への道を進み始めるという不条理がある。死への恐怖に取りつかれた夫婦の姿を、シュールに描いたブラックコメディー。全体的にはウディ・アレンやウェス・アンダーソンの諸作をほうふつとさせる。特に、夫婦がたどり着いた“楽観”に『ハンナとその姉妹』(86...『ホワイト・ノイズ』
2014年公開の映画の紹介です監督は、ノア・バームバック。低予算で全編モノクロの、ドラマ映画です。主演・出演は、グレタ・ガーウィグ、ミッキー・サムナー、アダム・ドライバー。ニューヨーク。ダンサーの研修生・27歳のフランシスは、ルームシェアの親友ソフィに助けてもらいながらもモダンダンサーを目指しています。ある日フランシスは彼氏に一緒に住もうと言われますが、ソフィとの生活を選びます。ところがソフィは別の友人と住むと言って、出て行ってしまったのです。別の友人とルームシェアすることにしたフランシスですが、団員に慣れるまで家賃を下げてもらうのでした。ところがフランシスは、ダンスもうまくいかずソフィの順調さにいら立ち、カリフォルニアの実家に帰ってしまいます。人生に焦り始めるフランシスは、ある日思い付きでパリに出かけそ...「フランシス・ハ」