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『ペギー・スーの結婚』(86)(1988.1.22.)ペギー・スー(キャスリーン・ターナー)は、高校時代に出会った夫・チャーリー(ニコラス・ケイジ)の浮気が原因で、今は別居生活を送っている。ある日、彼女は高校の同窓会でクイーンに選ばれ、興奮のあまり卒倒、25年前にタイムスリップしてしまう。心は大人のまま高校生に戻ったペギー・スーは青春をやり直そうとするが…。フランシス・フォード・コッポラ監督のロマンチックでハートウォームなファンタジー。モチーフはバディ・ホリーの同名曲。ジョン・バリーの音楽が美しい。ただターナーが現在と過去のペギー・スーを熱演しているが、さすがにティーンエイジャー役は少々無理があった気がする。この映画は、コッポラ版の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)と宣伝されているが、やはりコッポ...「BSシネマ」『ペギー・スーの結婚』
『ロマンシング・ストーン秘宝の谷』(84)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの前哨戦https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/bacc1c52e0f58e7bbc8f1ba7e793fc2d「午後のロードショー」『ロマンシング・ストーン秘宝の谷』
共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週はハリウッドのお気楽映画が帰ってきた『ザ・ロストシティ』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/?p=1336128&preview=true【ほぼ週刊映画コラム】『ザ・ロストシティ』
『ザ・ロストシティ』(2022.6.7.TOHOシネマズ日比谷)恋愛小説家のロレッタ(サンドラ・ブロック)は、新作のロマンチックな冒険小説の宣伝イベントに駆り出されるが、主人公のイメージで、小説の表紙を飾るセクシーなモデル、アラン(チャニング・テイタム)の軽薄な態度にいら立つ。会場から出たロレッタは謎の2人組に拉致され、大富豪フェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)のもとへ。ロレッタの小説を読んで、彼女が宝石が眠る伝説の古代都市の場所を知っていると確信したフェアファックスは、彼女を南の島へと連れ去る。アランは、ロレッタを救うべく、腕利きのインストラクター(ブラッド・ピット)を雇い、島に向かう。そして、ロレッタを発見し、島からの脱出を試みるが、次々とトラブルに見舞われる。この映画を見て、ロバート・ゼメキス監...『ザ・ロストシティ』
ウィリアム・ハートの映画 その7.ローレンス・カスダン『偶然の旅行者』
『偶然の旅行者』(88)(1992.7.6.)旅行ガイドブックのライターのメーコン(ウィリアム・ハート)は、一人息子の死以来、妻(キャスリン・ターナー)との関係もうまくいかず、やがて彼女にも去られてしまう。そんな彼の前に、ちょっと奇妙な女性ミュリエル(ジーナ・デイビス)が現れた。彼女と行動を共にするうちに、メーコンはその魅力に引かれていく。最近、続けて見ているローレンス・カスダンの監督作の中で、唯一未見だった映画。これもいつものカスダンらしく、分かったような分からないような、支離滅裂なところもあるのだが、見終わった後は、何ともいえない不思議な味わいが心に残るから不思議だ。それを体現するハートもユニークな俳優だ。ただ、個人的には、今回は、わが贔屓のターナーが損な役割を受け持たされ、デービスに走るハートに感情移入し...ウィリアム・ハートの映画その7.ローレンス・カスダン『偶然の旅行者』
ウィリアム・ハートの映画 その3.『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』『白いドレスの女』『蜘蛛女のキス』
映画デビュー作『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』(79)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c67a90d39617af78d6136c4ebe402d9e『白いドレスの女』(81)(1984.1.24.銀座ロキシー.併映『ミスター・アーサー』)弁護士のネッド(ウィリアム・ハート)は、白いドレスを着た美しい女性マティ(キャスリーン・ターナー)から夫のエドムンド(リチャード・クレンナ)を殺害する計画に誘われ事件へと巻き込まれていく。ローレンス・カスダンの監督デビュー作。ビリー・ワイルダーの『深夜の告白』(44)との類似性が指摘されたが、原題の「ボディ・ヒート」が示す通り、セクシーさでは、バーバラ・スタンウィックよりも断然ターナーの方が上。ハートでなくてもイチコロだ。『蜘蛛女のキス...ウィリアム・ハートの映画その3.『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』『白いドレスの女』『蜘蛛女のキス』