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真実の崇拝は心にある。崇拝を行う時は常に、神の目が貴方に注がれていることを、心に止められよ。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー崇拝は形の上の実践が大切なのでしょうか。「真実の崇拝は心にある。崇拝を行う時は常に、神の目が貴方に注がれていることを、心に止められよ」 ーーー礼拝の行為は効果がありますか。「左様、それが形だけのものでないならば。その態度がよろしければ礼拝は常に有効である。しかし、虚飾や形だけの礼拝、尤もらしいばかりで心が伴わぬもの、これは悪い態度であって、本人は気付かぬが害のあるものである」 ーーー...
神への信などは、内心の声の所産である。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー人はなぜ崇拝するのですか。「神へ向かう思いの高まりによって。この崇拝を通じて、魂は歩一歩神に近づく」 ーーー崇拝は内心の声の発動なのですか、それとも教育の所産なのですか。「神への信などは、内心の声の所産である。人は弱さの自覚によって、自分を守ってくれる存在にすがる気持ちになる」 ーーー崇拝の感情を全く持たない人間がいるものでしょうか。「いない。今まで無神論の民族は一つもなかったから。...
隣人愛の教えの中に、人が人に為すべき義務の一切が包含されている。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーーイエスの隣人愛の教えの中に、神法の一切は含まれるのですか。「確かに、隣人愛の教えの中に、人が人に為すべき義務の一切が包含されている。しかし、これを具体的にどう実行するかを、人々に示さねばなるまい。でないと、今日これを実行するにしても、尻ぬけになってしまうのではないか。更に、天地の法とは、人生のすべての局面を包含しているものであって、諸君が指摘する法はその一部にすぎない。人には明確な指示が必要...
人は自分の為した悪のすべてに対してだけでなく、し損なった善すべてに対しても、その報いを受けなければならぬのである。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー悪をしようと思うことは、その悪をすることと同じですか。「それは場合による。悪への欲求を自分で抑えることは良いこと、特にそれがやれる状況にある時には。しかし、やりたくても機会がなくて、それをやらなかった場合は、その悪をしたのと同じ事である」 ーーー神の目から見てよしとされ、未来の幸福を確実にするには、悪を為さなかった、この事で充分でしょうか。「いや、そうではない。善を為すこと、自分に出来る...
人は自分の犯した悪の罰だけでなく、人をそこに誘い込んだことの罰をも受けねばならぬもの。なので罪は重い。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー社会的立場が違えば、人の抱く欲求もまた夫々それぞれ違ってきます。それ故、自然法は、万人に通用するとは思えませんが。「地位や状況の違いは自然であり、進歩の法に従っている。そのために、万有に働く自然の法の統一性が否定されるわけのものではない」 ーーー善悪は誰にとっても絶対的なものですか。「神法は誰にとっても同じ。しかし悪は悪を犯そうとする思いの中に住む。善は常に善であり、悪は常に悪である。人...
人の善悪を見分ける手段は、神を信じ、善を為す望みを抱く時、それがある。神は善悪二つを見分けるようにと、知性を授け給うている。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー道徳法を定義すれば、何と言ったらよろしいですか。「道徳法とは間違いのない人生を送る法、換言すれば、善と悪を見分けるための法と申すべきか。それは神法の遵守を基本とする。人が善をその目的、その道として選ぶ時、人は正しく道を踏んでいる、これが神法の道である」 ーーー善と悪をどのようにして見分けたらよろしいですか。「善とは神法と一致するもの、悪とは神法から外れるもの、これが目安。従って、善行を為す...
真理とは光の如きもの。素晴らしい内容です。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー真理は、誰の手にも届く所に置かれていませんでした。これは何故ですか。「物事は何事も、その時が来なければ、近寄っては来ない。真理とは光の如きもの。人はこれに一歩一歩目が馴れていくもの。そうでなければ、人は目がくらんでしまうのである。今日まで、神はいま人が受け取っているような、深く示唆に富んだ真理の通信を受けることを許し給わなかった。しかし古い時代にあっても、それを真理なりと信じ、世俗から知識を...
神が選び給うたその典型は、それはイエスである。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー神が選び給うたその典型は誰ですか。「イエスである」 ーーー神法すなわち自然の法を、人類に伝えたのはイエス一人だったのですか。イエス以前には、人類に、自分等の直感以上の知識はもっていなかったのですか。「神法はどこにでも書かれている。このように申したことはなかったか。それ故に、知恵を求めて沈思した者達はすべて、太古よりこれを理解し教えることが出来た。彼等は完全だったとは申せぬが、その教えによ...
最もよく神法を理解する者は、善を追求する者達である。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー神はすべての人に、神法を知る手段を与えておられますか。「すべての者がこれを知るが、すべての者がこれを理解するわけではない。最もよく神法を理解する者は、善を追求する者達である。しかしながら、やがてすべての者が神法を理解するに至る。進歩の彼方に完成の時が来るからである」 ーーー霊は肉体に宿る以前の段階では、神法をよく心得ているものでしょうか。「その霊の発達程度に応じて、神法を心得ており、地上...
自然法とは神法のことである。これが人間に幸福をもたらす唯一の法である。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー自然法とは何でしょうか。 「自然法とは神法のことである。これが人間に幸福をもたらす唯一の法である。人が為すべきこと、してはならぬこと、これをこの法が教えてくれる。この法に背いた者は不幸となる」 ーーー神法は不変のものですか。「永遠であり、不滅である。神ご自身の如く」 ーーー神は一つの時代にこれを是として、他の時代にはこれを非となさることがありますか。「神は誤りを犯し給わず。人間は...
霊界通信を受け取られたアラン・カーデック氏の注釈です。確かなことは、死後、霊魂は存在する、個性は生きながらえるということ。霊の書スピリチュアルメッセージ
[注解] 輪廻思想は、この用語が、魂が低次から高次へと進歩し、その性質を変えて行くという意味で解されるなら真理だが、ある動物が人間に直接輪廻したり、また人間が動物に輪廻するという、退化や混合の観念の意味で捉えられるなら、それは誤りである。霊の教示によると、再生とは自然の上昇運動に立脚しており、また人間のその種としての進化である、ということである。従って、人間が退化することは、人間が神から与えられた進...
人体に生命を与えている霊が、動物に宿ることは出来ない。霊は決して退化しない。従って俗説で行われている輪廻の教義は、真実ではない。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー生物の知性が共通の起源をもつということは、輪廻の教義とつながりがある、ということではありませんか。「この両者は同一起源のものかも知れぬが、後世に至っては、似ても似つかぬものとなっている。発芽した種子の胚は形を失っているのに、誰がその葉や花や実を見て、その木を認め得ようか。知性が霊となるに必要な状況にまで発展し、人間の段階に入った時、その瞬間から、知性はもはや原初状態との接合点を失い、木が種子...
人間という種は、神が、神を知る者となるべき受肉者として、神が選び給うた生き物なのである。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊は死後に至って、自分の人間期以前の生活を思い出すことがありますか。「ない。本人の生命が、霊となり人間の生活を開始するのは、人間期に入ってからであるから。人間としての最初の段階も殆ど思い出せない。それは丁度、人が幼児期の一番初期をもはや覚えていないのと同じように。増して母の胎内の時期は一層覚えていないように。この故に、霊達は告げる、自分達はどのようにして始まったのかを知らないと」 ーーー...
地球は、人間受肉の最初の段階のスタート地点ではない。一般にこの地球よりもっと低い世界で人間時代は開始されている。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー動物はどこから知性を引き出して来るのですか。知性は動物の魂の特性をなしているようですが。「宇宙の知的要素から引き出してくる」 ーーーそれでは人間の知性も動物の知性も、一つの同じ本源から生まれて来るわけですか。「そうである。ただ人間の場合は、獣性を超えた上方を指向するよう、知性が上等につくられている」 ーーー既述の回答でこう言われました。人間の魂は初源において、赤ん坊のようなものだ、知...
人間には肉体がある。この肉体が人間を動物にしばしば引き下ろすのである。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー高級の世界では、動物は神についての知識を持ちますか。「いや、もたない。人間が動物にとっての神である。霊達が以前は人間にとっての神々であったように」 ーーー高級の世界の進歩した動物でも、動物は常に人間の劣位にあるということですが、これはいかにも神は永遠の劣等者に動物を始めからおとしめて創造しておられることで、神の御業にみられる計画と進歩の統一性とは一致していないように思われるのですが。「あ...
動物には罪の償いということは存在しない。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー動物の行動には自由意志が伴っているのですか。「動物も、諸君等が考えるような、単なる機械ではない。但し、その行動の自由と申しても、彼等の欲求に束縛されており、人間の場合の自由と比較するわけにはいかぬ。人間に比し、はるかに程度が低いわけだから、人間と同様の義務を持つわけではない。動物の自由とは、その物質生活の行動に制約されたものである」 ーーーある種の動物に備わる、人間の会話に似たあの適性は...
動物と人間について、地上の哲学者達はいろいろな意見が分かれており、人間は動物の一つだと言い、動物性が人間であると言う。これらはすべて間違っている。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー動物と人間を、知性の面で比較する時、この間に明確な境界線を引くことは難しいように思えます。動物の中には、一部の人間よりも優れた知性を持つものがあること、これは周知のことです。両者間の確然たる境界線は可能なのでしょうか。「地上の哲学者達はこの問題については、色々と意見が分かれているようだ。ある者は人間は動物の一つだと言い、ある者は動物性が人間であると言う。これらはすべて間違っている。人間とは別...
植物は考えることをしない。単なる有機的生命である。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー自然界を動物・植物・鉱物の三つに分ける分け方を、どう思われますか。これにもう一つ、人間、を加えて四つとする自然学者もいます。また二つに分ける分け方があります、即ち有機質・無機質です。これらの中、その分け方が好ましいでしょうか。「これらはすべてよろしい。どれが最善かは、諸君等の観点による。物質という観点からすれば無機物・有機物、精神的観点に立てば、結局のところ四等級に分けられる」 ーーー植...
ーーー使命遂行のために霊が肉体をとった時、試練として使命を身に引き受けさせられた霊と同じように、不安を覚えるのですか。「そんなことはない。彼は道を開くに足る経験の成果を身につけているから」 ーーーもって生まれた天才によって人類の道を切り開く人物は、間違いなく使命をもっています。ところが彼等の中にも誤りを犯す人がいます。大事な真理に関することでも、重大な間違いを拡げたりする者が沢山います。一体そ...
人が為すことは何事によらず、予め運命づけられた使命の結果ではない。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー日常の仕事は、私共には使命というよりも、義務と思われます。使命とは、現世的観念に従えば、自分のためでなく、普遍的な意味をもったものと思われます。この見地よりするとき、私共が地上に使命を担っていること、どうすれば確認できますか。「彼が成し遂げる結果の偉大さによって、彼の力で人々が成し遂げる進歩によって」 ーーー重要な使命を受けている者達は、出生前からそのように運命づけられており、またそのこ...
受肉した霊の使命とは、人を導き、進歩を助けること。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊に使命が与えられる場合、彼等は霊としてこれを遂行するのですか、受肉をしてから遂行するのですか。「そのどちらかの状態で使命を遂行する。使命によっては、霊のままで、大きな仕事を担っている霊がいる」 ーーーそのような霊が担っている使命とは、一体何ですか。「それは色々あって、口で述べるのは難しい。諸君等には到底理解出来ないようなものもある。霊達は神の御意志を遂行しており、諸君等がその神のご計画...
善霊は何事によらず、他の魂を助けて神に向かわせることに関心を示す。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊は私共の学術や芸術の仕事に、関心をもち調べたりしますか。「霊は人間の進歩向上を示すものには、何なりとこれを調査する」 ーーー地上生活中、画家とか建築家とか専門職についていた霊は、そのような自己の好む方面の仕事に、依然として強い関心をもっていますか。「すべての道はローマに通じる。善霊は何事によらず、他の魂を助けて神に向かわせることに関心を示す。地上生活の中に特定の仕事に献身してきた霊は、...
至高の域に到達した霊は、神より直接指令を受け、これを宇宙の各面に伝え、その遂行を監督するとのこと。このような素晴らしい偉大な仕事が出来るようになりたいです。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊は自己改善の仕事の外に、何かすることがあるのですか。「神の御意志を体し、宇宙の調和を生み出すために協同している。霊の仕事とは休む間のない仕事の連続である。しかし、地上の苦しい労働とは趣きが違っている。そこには肉体の疲労とか、肉体上の欲求からくる悩みなどはない」 ーーー低級未熟の霊も、宇宙のために役立つ仕事をしているのですか。「誰しも為すべき義務を負っている。最低の石工にしても、殿堂の建...
神は悪魔の呪いに耳を傾け給わず。人を呪う者は神の目よりすれば罪ある者である。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー祝福の祈りとか呪咀は、目的の人物に対して、善とか悪の結果をもたらすのですか。「神は悪魔の呪いに耳を傾け給わず。人を呪う者は神の目よりすれば罪ある者である。吾々は善と悪、二つの相反するものの影響を受ける。されば呪いは一時の行為である。しかし、この行為も神のご意志によらなければ決して起こるものではない、呪われた当人の大きな試練としてでなければ。しかも、呪いは通常悪人に向けられ、祝福の祈りは善人に...
ーーー悪人は、その支配下にある悪霊の力を借りて、人に害悪を加えることが出来ますか。「いや、神は左様なことを許し給わない」 ーーー他人に魔法をかける人物がいまして、その力が信じられていますが、これは何と考えたらよろしいですか。「中には、強力な磁力の所有者があって、その魂が良くないため、この磁力を悪用している者があるやも知れぬ。この場合には、本人は悪霊達の後援を受けているかも知れない。しかしながら...
悪事をしたいと望む者は、その思いだけで、邪悪霊の協力者をおびき寄せることになる。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー邪霊と契約を結ぶということが出来るという話ですが、これは本当ですか。「そんなことはない。契約などは存在しない。しかし、邪霊と邪悪な心との間には共感が存在する。例えば申してみよう。今ある人が隣人を苦しめたいと思いながら、どうしたらよいか方法が分からないでいるとしよう。このことは、その者と同じく悪をなしたいと思っている低級霊をおびき寄せることになる。この低級霊は、その者の悪巧みの実行を助ける代わ...
戦争中に倒れた人々の魂の一部は、死後も戦い続ける。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー戦争中に倒れた人々の魂はどうなるのですか 。死後引き続いて戦闘をやり続けるのですか。「一部の者は戦い続ける。また、そのまま止めてしまう者もいる」 [注解] 戦死した者の場合、これは事故死の場合と同様、最初の間は何が何だか分からない、丁度目を回したような状態である。自分の死を意識していない、生きていると思い込んでいる。徐々にではあるが、それから自分が一体どうなったのかが分かり始める。&nbs...
戦闘中の霊達は、やれやれ!と鼓吹し、援助している。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー戦闘中には、それぞれの個を援助している霊がいるのですか。「いる。やれやれ!と鼓吹こすいしている霊達がいる」※鼓吹・・意見や思想などを盛んに主張して、他人に吹き込んでいくこと [注解] 古人は一国に味方をする神々を考えていた。これら神々も結局は霊なのである。 ーーーどの戦争でも、正しいのは片方です。どうして霊が正しくない側の味方をするのですか。「ご承知の通り、争いや破壊を好む霊達がいる。...
今回の自然現象の創造における霊の作用の中の大自然については、心が震えるほど大感動でした。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー自然現象を司る霊達は、霊界でも特殊の部類をなすのでしょうか。別個に存在するとか、あるいは、私共のように肉体をとって生まれることのない霊であるとか。「彼等とても肉体をもつことがあるだろうし、ないしは、これまでに肉体をもったこともある霊である」 ーーー霊界での階層から申しますと、このような霊は高級ですか、それとも低級なのですか。「その仕事が物質的なものか、知的なものか、これ次第である。ある霊...
物事にはすべてことわりが存在する。何一つ神の御許しなくして生じるものはない。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー自然現象、それは元素の攪乱とでも申しますか。あれは偶然の因によるのですか、それとも神のご意図に基づくものですか。「物事にはすべてことわりが存在する。何一つ神の御許しなくして生じるものはない」 ーーー自然現象の生起は、人間と何らかの関わりがあるのですか。「人間と直接関わっていることもある。しかしながら、自然が物理的な力の平衡と調和を回復しようとする、その目的によって生起していることの方が多...
何か良いことが起こった時は、先ず、神に感謝申し上げよ。何一つ神の許しなくば起こるものではない。次に神の代理人である善霊達に感謝しなさい。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊は、甲の災難を乙に転ずることが出来ますか。「ある限られた範囲においてのみ可能である。何となれば、、天意によって諸君に降りかかる不運というものがあるから。しかし、霊は辛抱と忍従でそれを耐えるように諸君を導くことで、諸君の災難から学ぶところがあるのである。また、不幸を回避したり、小さくしたりするのは、諸君自身に依存することの方が多いこと、これを知って貰いたい。神は諸君に知性を与え給うておる、こ...
悩み事を作り出す霊達の動機は、個人的な恨みの場合と単純な悪の楽しみの両方がある。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー悪意の人物が、ある人に弾丸を発射します。それは間一髪、すれすれに通過します。この場合、その弾丸は善意の霊の作用で外されたのですか。「狙われた人物がいての弾丸に当たる運命になければ、善意の霊は弾道をよけるよう本人に暗示を与えるとか、または狙いが外れるよう、その敵の目を狂わすとかしたでしょう。何となれば、弾丸は発射されれば、必ず弾道とおりに進むのであるから」 ーーーある聖徒物語にあるように、...
人生の出来事に及ぼす霊の影響という内容ですが、自然の法を踏み出して、霊が作用するということはないとのことです。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー人生の出来事に霊は影響を及ぼしますか。「左様、間違いなく、霊は諸君等に助言を与えるものである」 ーーー私共の心に影響を及ぼす以外にも、何か影響を与えるのでしょうか。例えば、何か事件に直接作用を及ぼすとか。「それはある。しかし、自然の法を踏み出して、霊が作用するということはない」 [注解] 我々は霊の作用というと、とてつもない現象というふうに思いがちである。奇跡を起こして援助を与えるとか...
虫の知らせというのは、諸君の安全を願う霊魂から、諸君に伝えられる個人的な助言である。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー虫の知らせは、守護霊からの警告なのですか。「虫の知らせというのは、諸君の安全を願う霊魂から、諸君に伝えられる個人的な助言である。これはまた直感、本能の声と言えるかも知れぬ。と言うのは、霊は肉体をとって生まれる前に、自分の新しい人生の大様を知るーー即ち、彼がまさに経験することになる試練の種類などを知る。それが際立った性格を持っている時、彼は内心にその印象を刻み付ける。この印象である本能の声は、...
集団の守護霊は、個人の場合と同じく、集団の進歩程度に見合っている。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー善霊にしろ悪霊しろ、私共の日常生活で更に緊密に接触したい目的で、肉体をとって生まれるということがありますか。「しばしばそういうことがある。しかしそれよりも、目指す本人と共感する人間に、この使命を委託することの方が多い」 ーーー保護と助力の目的で、一家族の全員についている霊がありますか。「そのような霊も中にはいる。一緒に住んでいて愛情で結ばれた家族についている霊だが、その家族が仮に栄えても...
悪霊は、目指す犠牲者を一層うまく屈服させるために、悪人達を利用するのである。神はこのことを諸君等の試練のために許し給うている。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー<親しい霊達>とは、<共通する霊達>や<守ってくれる霊達>と同じものですか。「守ってくれる霊といい、共感する霊といい、その数は大変に多い。これらにどんな名を付けようとお好きなように。しかし<親しい霊>ということになると、家族の知人達とでもいうところである」 [注解] 人に接触をもつ霊について、上記の説明と霊の本質から観察する時、下記ように推論できる。守護霊とは、生涯を通じて本人の進歩向上を...
善霊と悪霊との間に闘いが起こった場合、いずれが勝つかは、人間の方で、どちらに従うかの自由意志によって決まる。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー恵まれた状況下で他界した霊は皆、生き残っている人の中、愛する者の守護者となるのですか。「必ずしも自由自在には活動できない現在の状況からして、彼等の力量は大なり小なり制約されている」 ーーー未開人<凶暴・残忍な人>や道義心の低い人達にも、守護霊はついているのですか。そうだとすれば、進歩した人々の守護霊と同じくらいに高いレベルの守護霊なのですか。「誰しも守護してくれる霊をもっている。しかし、...
霊界に入れば、自分の守護霊を認めることができる。それは多くの場合は、地上誕生以前に知っていた霊魂であるから。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー守護霊は、守護すべき者の指導がうまくいけば、それによって自ら得るものがあるのですか。「それはやり甲斐のある仕事である。守護霊本人の進歩と幸福に役立つ。彼は自分の労苦が、成功と勝利の栄冠で報いられているさまを見て歓喜する。丁度、生徒指導で成功を収めた教師のように」 ーーー成功しなければ、責任をとるのですか。「いや、左様なことはない。全力を奮ってそれをしている限り」 ーーー自分の守護して...
もし自己責任がなければ、人は神に至る道を前進することはない。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーもし霊がその守護すべき者を見捨てて、もはや導かなければ、いやしくも守護霊がこの者に害を与えようとするのですか。「善霊は何人も損なうことをしない。彼等はとって代わる霊どものするがままに委せるのである。その時、人は損なった自分の不幸の運命を責め立てる。実際には、そうなったのは自分の悪行の結果であるのに」 ーーー守護霊が、守護している者に害を及ぼす霊のなすがままに、委せておくなどということがある...
本人を捨てるのは守護霊ではなく、守護霊の言葉に耳を閉ざす人間の方である。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー守護される当人が指導にどうしても従わぬ時は、守護霊がその守護を放棄するということがよくありますか。「助言の効果がないと見てとった時、また低級霊の言うなりになってどうしようもない時、守護霊は手を引く。しかし、本人を全く見捨てるわけでなく、言うことを聞くよう努力を続ける。本人を捨てるのは守護霊ではなく、守護霊の言葉に耳を閉ざす人間の方である。人間の方で守護霊に心を向ければ、守護霊は直ぐ戻って来る...
ーーー守護や救助の目的で、特定の個人に接触する霊魂がいるのですか。「いる。霊的兄弟である。即ち諸君の言う守護霊である」 ーーー「守護天使」という言葉に当たるものは何でしょうか。「高次元の守護霊である」 ーーー守護霊の使命は何ですか。「子供に対する父の使命ーー守護される者を正道に導き、助言を与えて助けてやり、苦しむその者を慰め、地上の試練に耐える勇気を奮い起こさせる役目である」 ーーー守...
故人となっている身内や友人達は、自分の力相応に、諸君等を霊として護っている。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊は人を選り好みしますか。「善霊は、善良な人、自己を改善する人、すべてと交感する。低級霊は悪人、悪になじむ者と交感する。どちらの場合も、その接触は気持ちが同じであることによる」 ーーーある人に対するある霊の情愛というものは、もっぱら心情だけのものですか。「本当の情愛には、肉感的なものは少しもない。しかし、霊が生者に接触する時は、必ずしも情愛だけではない。というのは、人間的な情の追憶がある...
けいれんと言われる現象も霊と多いに関係があるとのことです。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー「けいれん」と言われる現象がありますが、あれにも霊が関係していますか。「大いに関係がある。いわゆる磁気も作動因だが、霊も重要な因をなしている」 ーーーこの種の現象に関係している霊は、どの程度の霊ですか。「ややましな霊である。高級霊がこんなことに時間を浪費すると思いますかな」 ーーー一団の人々が突如けいれんというか、異常な興奮状態に投げ込まれますが、あれはどういうことですか。「あれは共...
お祓いの文句は邪霊祓いに効果は少しもない。一生懸命お祓いをやってる者を見て、邪霊どもはこれをあざ笑いながら、憑依を続ける。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー人は自力で憑依している邪霊を追い払い、その支配から自由になることが出来ますか。「固くそのつもりになるなら、軛くびきを振り切ることは可能である」 ーーー邪霊は取り憑き方がうまいので、本人は取り憑かれていることに気付かないのではありませんか。こんな場合、第三者がその縁を切ってやることが出来ますか。この時の縁を切る方法とは何ですか。「高潔な人間の意志力が、善霊の協力を引き寄せ、この救いの仕事に...
憑依とは、本人の霊が、未発達の霊に従属させられて、言いなりになっている状態をさしていう言葉だそうです。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊は生者の肉体を一時的にまとうことが出来ますか。つまり、生者の肉体に入って、本人の霊に代わって活動出来ますか。「霊は諸君が家の中に入るように、肉体に入るわけではない。霊は自分と同様な長所短所をもつ本人の霊に自分を同調させ、両者が連合して活動できるようにするわけである。しかし、肉体を使って思うように行動するのは本人の霊の方であって、肉体所有者の本人の霊にとって代わるような霊は一つもない。霊と肉...
邪霊の影響をはねつけるのは、正しいことを為すこと、全き信を神に置くこと。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー邪霊の影響を骨抜きにする方法は何ですか。「正しいことを為すこと、全き信を神に置くこと。これによって邪霊の影響ははねつけられ、その力が諸君に及ぶことはない。悪い思想をそそのかすもの、不調和な気持ちを起こさせるもの、邪悪な感情を刺戟するもの、かような霊のささやきに一切耳を傾けぬ注意が肝心。特に諸君に媚びへつらう者を信用してはいけない。と申すのは、このへつらいによって、彼等は諸君の弱点を突いてくる...
神は霊達が人間に悪へ誘うのを許し給うのは、善に至るためには、人間は悪の試練を通らねばならない、この目的のためである。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー神はなぜ、霊達が私共に悪へ誘うのを許し給うのですか。「人の信と善への節操を試みる手段として、未熟霊が使われる。諸君、霊である者達は、無限なるものへの知を深めねばならない。善に至るためには、諸君は悪の試練を通らねばならない、この目的のためである。吾等の使命は諸君等を正道に導くことにある。もし諸君が悪の影響に踊らされるなら、それは諸君等が自らの意志によって邪悪霊を呼び寄せたのである。何となれば、...
身体硬直下では肉体は死んではいない。依然として、多少の肉体機能を働かせている。肉体が生きている限り、霊魂はつながっている。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー昏睡と硬直の状態のままで、一般に患者は自分の周りに起こっていることを見たり聞いたりします。しかし、この印象を表現することは不可能です。この印象を受け取っているのは肉体の目と耳なのですが。「違う。これを受け取っているのは霊の方だ。霊は意識していても。これを表現することは出来ない」 ーーーなぜ、表現出来ないのですか。「肉体の状況のため、霊の思い通りにならないのである。肉体器官のこの特殊の状況...
心の通じ合っている二人の場合は、覚醒時でもお互いの思念を交流し合っている。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー同じ観念がーー例えば、同じ発見のアイディアがーー同時に複数の人に現れることがよくありますが、彼等がどもに遠く離れているにも拘わらず、あれは何処から来るのですか。「前にも言った通り、霊は睡眠中に互いに交流し合っている。そこで、肉体が目覚めている時に、霊はその学び知ったことを思い出す。人はその時自分でそれを思い付いたのだと思う。この故に、同時に複数の人物が同一のことを発見出来るわけだ。諸君は着想...
更に睡眠と夢の続きの質疑応答です。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー私共は時として、胸の内で何か語るような声を聞くことがあります。別に自分が何かを考えているわけではありません。これはどういうわけですか。「左様、そのような事がよくある。特に感官の働きが微弱になりかける時には、全文が聞こえることもある。それは貴方に通信したがっている霊魂の声のおぼろげな反響、そのようなことがある」 ーーー半睡で目をつぶっている時、はっきりとした幻像が細かい点まで見えることがあ...