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大天使と呼ばれる霊も、未完成の霊として出発して進歩の最高域に到達したとのことです。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊の知的受容力はすべて同じですか。「霊はすべて等しく創られている。しかし自分が何処から来たか、これを知らない。何となれば、自由意志が羽ばたく必要があるからだ。彼等は徳性と同様、知性においてもおおよそ進歩を遂げる」 ーーーかの天使、大天使、天使長と呼ばれる霊は、他の霊とは違った特別のものですか。「いや同じである。未完成から出発した霊が、進歩の最高域に到達し、あらゆる面の完全を自己一身に身に...
誤った道を選ぶ霊に対しても、神は、他の霊と同様に嘉(よみ)し給い愛を注ぎ給う。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーーなぜ神は霊が誤った道へ走ることを許し給うのですか。「神が霊に許し給うた選択の自由こそ、神の英知を示すものである。これによって霊は自己の行為の功罪の責を負うものとなる」 ーーーある霊は初めから断固として正しい道を歩み、ある霊は悪の道に沈りんするとすると、この両極端の間には、多様な霊の道程があるということですか。「その通り、霊には数限りない辿るべき違った道程がある」 ーーー誤った道を選ぶ...
神はどの一つの霊魂も悪霊として創っておられぬ。神は単純で無知なものとして初め創り給うた。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーーすべての霊が悪の道を通って、善へ到達するのですか。「いや、悪の道ではない、無知の道を通ってである」 ーーーある霊魂は善の道に従うのに、ある霊魂は悪の道に従う。これは何故ですか。「霊魂はすべて自由意志をもっているではないか。神はどの一つの霊魂も悪霊として創っておられぬ。神は単純で無知なものとして初め創り給うた、即ち、善に対するも悪に対するも同じ態度をとるものとして。悪となった霊魂は、自らの...
それぞれの霊魂が進歩の過程で果たす使命は、宇宙の調和を確保するための、神の計画の大切な要素である。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊が退歩するということがありますか。「ない。霊は進歩の度合いに応じて、何が自分の進歩を阻害しているかを悟るものである。何か一つの試練を経過すると、その教訓を学び取り、決して忘れることはないのである。あるいは一時的に低滞することはあるかも知れぬが、退歩することは決してない」 ーーー霊が目的達成のために必要な試練を、神が免除なさるということがありましょうか。「もし、霊が初めから完全なものとし...
神はあらゆる霊魂を等しく、単純無知、即ち知識のない状態で創造された。神はその一人一人に使命を与えられた。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊魂の本性は善ですか悪ですか。それとも、努力いかんで善にもなり悪にもなるのですか。「努力次第である。進歩に従って、下級の段階から上級の段階へと上がるのである」 ーーー初めから、善い霊と悪い霊があるのですか。「神はあらゆる霊魂を等しく、単純無知、即ち知識のない状態で創造された。神はその一人一人に使命を与えられた。それは、彼等を啓発させるため、また、真理を学びつつ漸次完全へと到達させるため、...
第一段階ーー清浄霊の特色 第一階級ーー単一階級 霊の書スピリチュアルメッセージ
第一段階ーー清浄霊の特色物質の影響はない。他の段階の霊と比較するとき、完全と言えるほど、知的、道徳的に卓越している。 第一階級ーー単一階級彼等はすべての進歩の段階を通過したので、一切の物質的不純なものから超脱している。人間が到達できる限りの完成の域に達しているので、もはや試練も罪の償いも受けることはない。もはや肉体をとって再生する必要もないので、直接神の前にあって永遠の生活に入っている。かくて...
第二階級ーー高級霊彼等は極めて高い程度の学識と知恵と善性を兼ね備えている。彼等の霊界通信は慈愛の至情から発するもので、高貴、崇高、謙虚である。その卓越性の故に、他界の真実にして公正な観念を地上人に能う限りの範囲内で、これを伝えるに適している。彼等は進んで、真摯でひたすら真理を求める人々との通信を開こうとする。そのような人達とは、十分に物質の束縛から離れていて、その通信を理解できる能力を具えた人達で...
第五階級ーー慈善的な霊、第四階級ーー学識をもった霊、第三階級ーー賢者の霊魂までの説明です。霊の書スピリチュアルメッセージ
第五階級ーー慈善的な霊その特性は親切心である。彼等は人に奉仕し人を守ることに喜びを感じる。しかし、その知識は狭い点がある。彼等は知性よりも道徳性の点で進歩している。 第四階級ーー学識をもった霊その特性は知識の面で卓越していることである。彼等は、その長所である科学的研究に強い関心をもち、道徳的問題にはそこまでの関心を示さない。しかし、その科学的研究は常に実際に役立つことを主眼としており、低級霊に...
第二段階ーー善霊の一般的特色 霊の書スピリチュアルメッセージ
第二段階ーー善霊の一般的特色物質に対する霊の優越、つまり進歩向上への意欲、これが第二段階の特色である。彼等の善性と力量は、その到達した程度に比例している。ある霊は科学的知識をもち、ある霊は知恵と慈悲心をもつ。更に優秀な霊は、道徳性と知識を共にもっている。彼等は未だ十分に物質から脱却していないので、その階級に応じて、大なり小なり、地上生活の痕跡を留めている。その痕跡は風貌にも、習性にも、また場合によ...
第六階級ーー騒々しい霊魂の説明です。霊の書スピリチュアルメッセージ
第六階級ーー騒々しい霊魂この種の霊魂は、厳密に言うと個性の点では、はっきりとした階級をつくっているとは言えない。つまり、第三段階のあらゆる階級に属しているとも言える。彼等はしばしば叩音こうおん、物品移動、空気のかく乱など、五官に感じる現象を起こす。彼等は他のどの階級の霊よりも物質と密着しているようだ。従って、地水風化を変化させる張本人である。こういう自然現象の変化に、何か意図が見える時は単に偶然の...
第八階級ーー知ったかぶりをする霊魂、第七階級ーーどっちつかずの霊魂の説明です。霊の書スピリチュアルメッセージ
第八階級ーー知ったかぶりをする霊魂これらの霊の知識は、しばしば相当なものがある。しかし、彼等は実際以上に自己を過信している。彼等はいろいろの見地から、ある程度の進歩をしているので、その言葉は重みのある感じをもっており、うっかりすると能力や人格など相当なものではないかと見られ易い。しかし、その内容は、地上の偏見や誤謬の反映以外の何ものでもない。その通信で述べられる意見は、真理と誤謬の混乱したものであ...
一段上の第九階級ーー軽薄な霊魂の説明です。霊の書スピリチュアルメッセージ
第九階級ーー軽薄な霊魂これらの霊は無知、非理性的、いたずら好きで、人を愚弄して喜ぶ。何にでも口を挟んで、出まかせに質問に答える。つまらぬ騒ぎを引き起こしたり、ぬか喜びさせて人を担いだり、人を煙に巻いたり、騙したりして人を誤らせる。いたずら好きの小鬼 、地の精、小人などと呼ばれる霊はこの階級に属する。彼等は召使いのように上級の霊に利用される。彼等の通信の言葉は奇智に富み、ひょうきんだが、内容は浅...
第三段階にある最も低い第十階級ーー不浄霊の説明です。霊の書スピリチュアルメッセージ
第十階級ーー不浄霊彼等は悪への傾向をもち、彼等の思想と行動のすべての目的は悪である。彼等は人間を騙す、無秩序と不信を助長する。欺くためには、最も効果的に、さまざまの仮面を装う。彼等は暗示にかかり易くて、性格の弱い人間につきまとい、進歩向上の道から転落させる。彼等は人間が地上の試練に負けて、進歩でつまづくと大いに喜ぶ。この階級の霊はその言葉遣いを見れば分かる。下品で俗悪な感じがするなら、それは必ず下...
最低段階にある第三段階ーー未完成の霊魂の特色です。霊の書スピリチュアルメッセージ
第三段階ーー未完成の霊魂の特色物質の影響が支配的、悪への傾向あり。以上より、無知、高慢、及びあらゆる悪い感情をもつ。神は存在する直観をもつが、神についての理解は皆無である。彼等は全部が全部悪いわけではない。その多くの者は悪そのものと言うよりは、軽薄であり、理性が欠乏しており、いたずらを好むという状況である。一部の者は、悪も為さねば善も為さず、しかしその善を為さぬということは、彼等の未完成の証拠であ...
霊の向上進歩の段階と段階の間には、障壁とか区画線のようなものはない。しかしながら、吾々は霊を、一般に大きく三つの段階に分けて考えている。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊魂はすべて同じですか。それとも、段階や程度の差がありますか。「霊魂はそれぞれ達成した浄化の度合いにより、程度がさまざまに違っている」 ーーーその段階の数は決まっていますか。「段階の数に制限はない。霊の向上進歩の段階と段階の間には、障壁とか区画線のようなものはない。つまり、霊を区分けする定まりというものはないのだから、霊をどう見るか、見る人の見地に従って、段階の数も多くもなり少なくもなる...
霊は夢の中、あるいは目覚めている時にも、目に見えるように出現することが出来る。目に見えるだけでなく、手で触れるようにさえ出来る。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊は外被をまとっているのですか。また一部で言われるように、ある種の物質に包まれているのですか。「霊は、人間の目には、蒸気のように見えるある種の物質で包まれている。但し、吾々霊の目には甚だ濃厚に見えるが。しかしこの外被は、空間を自在に飛行するにふさわしい程、軽やかなものである」 ーーー霊はどこから、その半物質の外被を引き出すのですか。「各天体の宇宙的液状体から引き出す。従って天体によって霊...
霊の空間移動の動きは思念の速度と同じで在る。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー魂は一定のしっかりした形をもっていますか。「人間の目から見れば、そうは見えない。しかし、吾々霊魂の目よりすれば、魂は形をもっている。と言っても、人間からすれば、何やら焰のような、微光のような、エーテルの火花のようなものに見えるかもしれぬが」 ーーーその焰や火花には色がありますか。「もし人間が見ることが出来るならば、うす暗い灰色のものや、光輝くルビー色までいろいろの色がある。それはその霊魂...
霊の世界つまり物質を伴わない知性の世界が存在する。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー人間の目には見えない霊魂の世界というものがあるのですか。「ある。霊の世界つまり物質を伴わない知性の世界が存在する」 ーーー宇宙の見地からすると、霊の世界と物質の世界と、どちらが本源的なものですか。「それは霊の世界である。それはすべてのものより先に在ったし、またすべてのものの後も存在するものである」 ーーー物質世界の出現も、その終末も、霊の世界での何らかの変化なしには、起こらないのです...
ーーー霊は非物質的なものと考えてよろしいですか。「他に比較するものもなく、またこれを表現する適当な言葉もないものを、どうして定義など出来ようか。例えば、生まれつきの盲人に光が定義出来ようか。<非物質>というのは正しくない、<形のない>と言った方が真実に近い。何となれば、諸君は霊が被造物であっても、実在の何かだと理解しているから。霊とは、本質的な「物」(注)である。但し、諸君の知る限りでは、これに比...
ーーー霊は何と定義したらよろしいですか。「霊とは被造物の中の知的存在である。これは物質世界の種ではなく、宇宙的存在物である」 ーーー霊と神とは別ものですか。それとも、神の部分、つまり神の子供とでも言うべきものですか。「霊とは神の制作物である。丁度、機械が技師の制作物であるように、即ち、機械は人間の制作物であって、人間そのものではない。しかしお分かりの通り、人は美事な価値のある物を作れば、それを...
誤った教育や高慢な利己によって犯されることがないなら、理性の指針は絶対的である。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー本能と知性とは別個のものですか。「いや、それは違う。本能とは知性の中の一つである。本能は非理性的な知性であって、低級な生物の場合は、この本能からその欲求が生まれてくる」 ーーー本能と知性とに境界線を引くことが出来ますか。つまり、ここから知性であり、ここからが本能であるというような。「いや、この二つはしばしば入り交じることがあるから、それは出来ない。しかし、これは本能的行動であり、これは知...
知性と物質とは全く別個のものである。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー知性とは、活力原理から出たものですか。「いや、植物は生命があっても、考えることをしない。それは単に有機的生命にすぎない。知性と物質とは全く別個のものである。何となれば、肉体は知性なしでも生きていけるが、知性は肉体なしでは発現できないからである。動物に知性が働くのは、霊との結合によってそうなるのである」 [注解]1、生命のない存在ーーこれは単に物質であって 生命も なければ知性もない...
心臓は機械を動かすに必要な歯車の一つにすぎない。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー有機体の死はなぜ起こるのですか。「身体器官の消耗が原因である」 ーーー機械の歯車が外れると動きが止まります。死とはこんなものですか。「左様。機械はその道からそれると、動きが止まる。肉体も病気になると、生命が肉体から出る」 ーーー心臓障害は他の器官の障害よりも、確実に死の原因となります。何故ですか。「心臓は生命をつくる機械である。しかし、働きが止まれば死ぬというのは、何も心臓一つに限っ...
活力原理の本源は宇宙的液状体の中にあり、磁気とか電気とか呼んでいるものがそれである。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー宇宙の二大構成要素は、物質と霊の二つであることは既に学びました。すると、この活力原理とは、第三要素というべきものですか。「確かに、これは宇宙の構成に必要な要素の一つである。しかしこの根源を尋ねると、この目的のために宇宙物質が特に変化したものと言える。諸君にとり、これは酸素や水素と同様、基本的なものだ。しかし、根源的要素でないことも同様。諸君等の知っている諸元素は、諸君等には純粋に思えても、根...
今回の内容もかなり難しいです。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー物質の要素を結びつけて、有機体を作る時の力、無機体を作る時の力、これは同じものなのですか。「同じものである。結合集約の法は、何れの場合も同じなのである」 ーーー有機体と無機体をつくっている物質の間には、何か相違がありますか。「それは同じものである。ただ有機体の場合は、その物質に動物性が与えられている」 ーーー物質が動物化する原因は何ですか。「物質と活力原理との結合による」 ーーー...
神が宇宙を人間中心に創ったように思っているが、誤謬も甚だしい。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー天体にはすべて生物がいるのですか。「いる。諸君等は、地上の人類はその知性、道義性、進歩の点から第一等と思い込んでいるが、とんでもない。また、無数にある天体の中で、地球だけ人類が住んでいると思っているようだが、これも勝手な考えである。諸君等は、神が宇宙を人間中心に創ったように思っているが、誤謬も甚だしい」 ーーー各天体の物理的構造は皆同じですか。「そうではない。皆違っている」 ーーーそ...
人類はすべて神に対して同じ関係にあるから、兄弟である。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー人種によって、身体的・精神的な相違があるのは何故ですか。「それは気候風土、生活様式や社会習慣の相違による。同じ親から生まれた二人の子供の場合も、離れて育って生活環境が違うと、同様な相違がおこる。これは精神的に全く違ってくるからだ」 ーーー人類はそれぞれ別の地域に出現したのですか。「そうだ。しかもそれぞれ時代を違えて出現した。これが人種による相違の一原因である。原始時代の人間は、いろいろな...
ーーー人間の始祖は一人ですか。「いや違う。アダムは人間の始祖ではない。また地上に人間を増やした唯一人の人ではない」 ーーーアダムはいつ頃の人か分かりますか。「西暦紀元前約4000年」 [注解] 伝説では有名なアダムとは、過去にしばしば起こった地殻大変動を生き延びて、現在種族の建設者となった者の中の一人であった。人類発生以来の進歩が、近々6000年前のアダムの時から行われたとすれば、人類の進歩はものす...
創造主の意図された時に人類は発生した。故に、バイブルには(人間は土くれより創られた)と書いてある。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー地上に生命が誕生したのはいつ頃ですか。「初めは混沌とした状況であった。混沌の中で、要素が混合された。漸次、これら要素がその処を得、その後、次々と変わる地球の状況の応じて、生物の各段階が現れた」 ーーーこれら生物は何処から来たのですか。「これら生物の種子は地球そのものの中にあって、適当な出現の時を待っていた。有機質はある力によって初めバラバラになっていたが、その力の停止と共に集合し、地上生...
各天体は宇宙空間に拡がっている物質が凝縮して形成されたものである。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー宇宙は創造されたものですか。それとも神のように初めから存在していたのですか。「確かなことは、宇宙は自成した筈はないということ。では初めから在ったのかというと、それでは神の作品とは言えなくなってしまう」[注解] 吾々の理性によると、宇宙が自らを創ったとは考えられない。また偶然に出来たとも考えられないから、結局、神の創造と言わざるを得なくなる。 ーーー神はどのようにして宇宙を創造されたのですか...
ーーー宇宙空間は無限ですか。それとも有限ですか。「無限である。境界があると考えてみよう。ではその境界の向こうに何があるだろうか。こう考えていくと何もかも分からなくなる。しかしながら、これ以外にどう考えたらよろしいか。従ってどう考えてみても、無限という観念に行き着く。唯この無限という観念は、人間の小さな頭では、とても理解できるものではない」 ーーー絶対の真空というものが、どこかの空間に存在するの...
今回も難しい言葉のオンパレードです。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー鈍重さは物質の本性ですか。「その通り。但し、それは人間が知っている物質の本性であって、宇宙的液状体としての物質の本性ではない。このエーテル的で精妙な物質は、人間からみると重さはない。しかし、これは物質の原理である」[注解]鈍重性は相対的な性質である。宇宙諸天体の引力空間の彼方には、重さなどというものはない、そこに上も下もないように。 ーーー物質は一つの要素からできているのですか、それとも幾...
人間は物質を離れて霊を感知するように創られていない。霊の書のスピリチュアルメッセージ
ーーー霊と物質は別物ですか。それとも、霊は物質の持つ諸性質の単なる一つにすぎないのですか。たとえば、色は光の、音は空気の、それぞれ一性質でありますように。「霊と物質とは全く別物である。しかし、霊と物質の結合があって初めて、物質に知的活動が与えられるのである」 ーーーこの霊と物質の結合は、霊の発顕はつげんにも必要なのですか。(ここで言う霊とは、抽象的に知的原理の意味であって、個性をもった霊魂の意...
愛と慈悲の源泉である神は、一時も休まれることがない。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー物質は神とともに、永遠より存在したのですか。あるいは、ある時期に創造されたのですか。「神のみが知り給う。しかしながら唯一つ、諸君の理性に訴えて言えることは、愛と慈悲の源泉である神は、一時も休まれることがないということ。いかに深く、神の活動の始原にさかのぼって想像をたくましくしても、いやしくも神が一瞬たりとも、その活動を停止なされたことがあり得ようか」 ーーー物質の一般的な定義として次のも...
神がその必要を認められる時、科学の達し得ないものを、人間に通信することを許し給う。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー人間は、未知なものの神秘を明らかにする日が来るのでしょうか。「もし人間が浄化を遂げるなら、神秘の扉は一部分開かれるであろう。しかし、あるものに限って、これを理解するには、いま人間に備わっていない能力が必要とされるであろう」 ーーーでは、科学が進歩しても、人間は大自然の神秘の一部を知ることが出来ないのですか。「科学的能力は、人間の進歩の手段として、人間に与えられているものである。しかしそれ...
出来ない神の詮索に無駄骨を折るより、自分の欠けているものに目を向けよ。それを直していくように心がけよ。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー神とは、宇宙と別個に在るものですか。また一説によると、神とは宇宙のもつ力と知の結果生じたものと言っていますが、そうですか。「後者の説が本当とすれば、神はもはや神ではない。神が結果であって万物の原因ではないということになるから。神が結果であり、また同時に原因でもあるという筈はあるまい。神は実在する。これを疑ってはいけない、これが一番の基本点である。またこれ以上に出てはならない、出れば迷路に入っ...
心の目が物質で曇らされなくなって、進歩して神に近づけば、神を見、神を理解するようになろう。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー神の本質を人間は知ることが出来ますか。「それは出来ない。人間にはそれを理解する感覚が欠けている」 ーーーでは、神の神秘を理解できるようになりますか。「心の目が物質で曇らされなくなって、進歩して神に近づけば、神を見、神を理解するようになろう」 ーーーもし、神の本性を知ることが出来なくても、神の相貌のいくらかを理解できるようになれましょうか。「ある程度はできる。人が物質を超越していくにつ...
偶然とは何か。そのようなものは存在しない。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー物が形成された第一原因は、物質の本性の中にあるとは言えませんか。「もしそうだとすれば、物質の本性の原因は何かということになり、常に他に第一原因がなければならない」 ーーー物の形成の第一原因は、物質が偶然に結合したという、いわば偶然説がありますが、これは如何でしょう。「これも愚説である。常識のある人なら、偶然を知的動因と考えることが出来ようか。偶然とは何か。そのようなものは存在しない」&nbs...
神について(神と無限)ーーー神とは何ですか。「神とは至上の英知、一切の第一原因である」 ーーー無限とは何ですか。「始めもなく、終わりもなく、未知なるもの。未知なるものはすべて無限である」 ーーー神は無限と言ってよろしいですか。「それは完全な定義とは申せない。人間の言葉は有限であり、人智を越えるものを定義することは難しい」 ーーー神の存在の証拠は何でしょう。「結果があるからには、必ず原因...