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リアルウルトラ世代/元怪獣博士がやって来たのは~今回の旅の最終目的地にやって来ました。ウルトラマンなどの脚本家、故金城哲夫氏の生家です。 金城哲夫資料館…
最近、テレビシリーズ「ウルトラマン」(66~67)の内の何本かを見る機会を得た。「ウルトラマン」は、円谷プロのスタッフの多くはもちろん、キャストもキャップ役の小林昭二以外は、東宝の出身だし、ゲストとして平田昭彦ら、東宝の俳優たちがたびたび出演した。だから、東宝の特撮映画の残り香というか、面影を感じさせるところが多分にあった。そして、そこにテレビ局(TBS)のスタッフが加わることで、保守と革新が一緒になったような、魅力的なドラマが展開されたのだ。監督の一人で、当時TBSにいた実相寺昭雄は、著書『ウルトラマン誕生』の中で、「監督のローテーションはベンチ入りするピッチャーの使い分けに似ている。エース格の円谷一さんをふくめて、飯島(敏宏)さん、野長瀬(三摩地)さんの三本柱。おさえの切り札として満田(かずほ)さん、...「ウルトラマン」考
「ふたりのウルトラマン」「ウルトラマン」(66)の制作に携わった沖縄出身の脚本家・金城哲夫(満島真之介)と上原正三(佐久本宝、平田満)の知られざる生涯に迫る、沖縄本土復帰50年ドキュメンタリードラマ。「ウルトラマン」誕生の舞台裏や本土復帰前後の沖縄の光と影、金城の夢と挫折を、上原の語りという形で描く。監督・脚本は沖縄出身の中江裕司。今回は、金城と円谷一(青木崇高)の友情、「マイティジャック」(68)の不調、沖縄に帰った後の金城の苦悩といった、これまでドラマとしては描かれてこなかった部分がクローズアップされていたので、興味深く見た。また、共に沖縄出身の満島と佐久本が2人を演じているので、言葉や心情にリアリティがあった気がする。円谷英二(綾田俊樹)、実相寺昭雄(玉置玲央)、飯島敏宏、中野稔、大伴昌司(ちょっとかわい...「ふたりのウルトラマン」「私が愛したウルトラセブン」
【ウルトラセブン|第2話|緑の恐怖】遊星よりきた生物Xは寄生獣?
第2話ワイアール星人は相手に寄生して増殖する宇宙人です。脚本段階では名前は「生物X」でした。知的生命体Xといえば、1982年放映の映画「遊星からの物体X」を思い浮かびます。「遊星…」といえばウルトラセ