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レビ人の一族のかしらたちは、祭司エルアザル、ヌンの子ヨシュア、そしてイスラエルの人々の部族の、一族のかしらたちのところに近寄って来て、カナンの地のシロで彼らに告げた。「主は、住む町と家畜の放牧地を私たちに与えるよう、モーセを通して命じられました。」イスラエルの子らは主の命により、自分たちの相続地から次の町々とその放牧地をレビ人に与えた。(1~3) レビ人に与えられた地は、彼らが管理し放牧地として用いても、それは彼らの家系に引き継がれるものではなく、初めの約束の通りに彼らがたまわっているのは主ご自身である。何処に住んでも、何を管理していてもその約束は変わらないのだ。 キリスト者もこの世で諸々の財産を得て管理して、それらを大いに用いることがあるが世は一瞬に変わるもので、何時までも残り御国にまで持って行くもの...一つも違わず実現するのを見る(ヨシュア記21章)
主はヨシュアに告げられた。「イスラエルの子らに告げよ。『わたしがモーセを通してあなたがたに告げておいた、逃れの町を定めよ。意図せずに誤って人を打ち殺してしまった殺人者が、そこに逃げ込むためである。血の復讐をする者から逃れる場所とせよ。』(1~3) 今、キリスト信仰に拠って生きる者の逃れの町はキリストである。人は無垢な赤子として生まれたようであっても、誰に習わなくても妬んたり、苛立ったり、他を押しのける我が儘を覚えて行き、ついには滅びの死に至らせるのである。それは神に背いたアダムの血にあって、人が日々に意図せぬ罪によることであり、パウロは善を望みながら犯してしまう罪の存在は、人の力では制御出来ないものであること告白している。 私が自分でしたくないことをしているなら、それを行っているのは、もはや私ではなく、...逃れの町(ヨシュア記20章)
あなたの神、主があなたに与えようとしておられる地の国々を、あなたの神、主が絶ち滅ぼし、あなたがそれらを占領し、それらの町々や家々に住むようになったとき、(1) 国々を「主が立ち滅ぼし、あなたがそれらを占領し」とある。敵を滅ぼすのは主であり、その地をお言葉通りに支配するのである。世にはあらゆる敵があり、それらを滅ぼされるのは主である。人のなすべきことはみことばへの従順。必要なことは、敵がどのようであるかを思い巡らせることではなく、主が何を命じられたかを覚えることである。 外敵を滅ぼした次に現れるのは内なる敵であり、罪の世では神の祝福のうちに在っても、問題が尽きることはない。主はそれらを良くご存じであり、知恵ある備えを予め命じられる。それゆえ従順によって平和を得るのである。 あなたの神、主があなたに与えて所...逃れの町(申命記19章)
主はヨルダン川のほとりのモアブの草原で、モーセにレビ人に町々と放牧地を与えよと告げられ、そこには人を殺した者が逃れるための6つの町を備えるように命じられた。 あなたがたは町々を定めて、自分たちのために逃れの町とし、誤って人を打ち殺してしまった殺人者がそこに逃れることができるようにしなければならない。この町々は、復讐する者からあなたがたが逃れる場所となる。殺人者が、さばきのために会衆の前に立たないうちに死ぬことのないようにするためである。(11~12) それは「自分たちのために」とあるのは、誰でも悪意はなくても人を死に至らせ得るからである。その人が復讐によって、正当な裁きの前に殺されないための避け所が備えられた。それは弱い肉体を持つ人に対する主のご配慮である。 もし鉄の器具で人を打って死なせたなら、その人...逃れの町(民数記35章)