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彼女が好きすぎる!家族とのつながり「小さな足音、春のはじまり:過去日記番外編
「ヒロとマユミ」──そして、小さな春がもうひとつ キャラクタープロフィール ヒロ(宏樹): マユミ(真弓): お母さん(愛子): マキ(真妃): 「ヒロとマユミ」──そして、小さな春がもうひとつ キャラクタープロフィール ヒロ(宏樹): ヒロは、口下手で人付き合いが苦手、ちょっと不器用だけど、誰よりも優しい青年。 仕事の無理で体を壊して、もう無理はしないけど、って出来ないけど、誰かのためならがんばれる。一人っ子だから、ちょっと寂しがり屋なところもある。 だけどその分、人の優しさにもすぐ気づける、マユミのことが好き過ぎて、マユミのために無理してしまう、そんな人です。 (adsbygoogle =…
彼女が好きすぎる!マユミとマキ!【義理の妹との同居生活】大学進学で姉の家にやってきた妹と過ごす、春のあたたかな午後:過去日記103
春の土曜の午後。控えめなチャイムの音に、マユミが「来たみたい」と立ち上がる。ボクも思わず背筋を伸ばす。 「こんにちは。……おじゃまします」 玄関に現れたのは、落ち着いたグレーのパーカーに白いスニーカーの女の子とベージュのワンピースのマユミのお母さんだ。。 マユミの妹――この春から大学生になったばかりの、真妃(マキ)。 最初はやや緊張した面持ちだったけど、リビングに入ってすぐ、ふっと肩の力が抜けたように笑って言った。 「写真で見てたより、広いんですね。あと、いい匂い。お姉ちゃんの匂いがする」「え、それ褒めてる?」とマユミが笑い返す。 マキは空気を読むのが上手で、でも堅苦しくはない。「大学、朝が早…
彼女が好きすぎる!新生活のはじまり、今日から、ここが私の部屋か:過去日記104
「今日から、ここが私の部屋か…」 引っ越しトラックの扉がガコンと開いた瞬間から、胸の奥がふわっとざわめいた。何十回と想像していた「新生活」。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); でも、実際に始まるとなんだか映画のセットみたいで、現実感がふわふわしている。 お姉ちゃんと、お母さん。そして、ヒロさん。3人が見守る中、引っ越し屋さんたちがてきぱきと私の荷物を運び入れていく。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 少し緊張して、少し照れくさい。でも、お姉ちゃんがいるから、な…