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『釣りバカ日誌5』(92)(1993.1.30.丸の内松竹.併映は『男はつらいよ寅次郎の青春』)低迷した寅さんを、ここ4作の笑いで随分と救ってきた感があったこのシリーズにも、どうやら疲れが見えてきたようだ。何より、トライアングルの一角である石田ゆりが明らかにしらけて演じているように見えるし、西田敏行と三國連太郎のコンビも結局はパターンにはまってしまって、最初の頃の新鮮味が感じられなくなってしまった。確かに、高度経済成長期に作られた「社長」や「無責任」シリーズの乗りに近いものを、谷啓、加藤武、戸川純といったレギュラー脇役たちとの絡みに見ることはできるのだが、果たしてそれが今の転職ブームのサラリーマン社会の清涼剤となり得るかと考えると疑問が残る。まあ、ここらでもうひと踏ん張りできるか否かが今後のシリーズ継続の...西田敏行映画編『釣りバカ日誌5』『釣りバカ日誌6』
『釣りバカ日誌』(88)(1989.1.14.松竹セントラル2.併映は『男はつらいよ寅次郎サラダ記念日』)釣りをこの上なく愛する浜崎伝助(西田敏行)は、鈴木建設四国支社高松営業所に勤めているが、釣り三昧の日々を過ごしていた。ところが、本社人事部のコンピューターの入力ミスで、東京本社の営業部に転属させられてしまう。やがて伝助と、鈴木建設社長の鈴木一之助(三國連太郎)が、ひょんな事から知り合い、釣りを通じての秘密の関係が始まる。これまで山田洋次の流れをくむ監督たちは、この映画の栗山富夫も含めて、師匠ほどのうまさがなく、ギャグが空回りしたり、つまらない人情話で終わってしまう場合が多かった。ところがこの映画は、そうしたマイナス面を感じさせないからっとしたコメディとして面白く仕上がっていた。もちろん、そこには原作漫...西田敏行映画編『釣りバカ日誌』
きょう11月9日は、石田えり(いしだ えり)さんの誕生日です。1960年生まれの62歳になりました。おめでとうございます。熊本県八代市出身。堀越高等学校卒業。トライアングル・C・プロジェクト所属。 石田えりさんの映画最近作は、 2018.12.07『来る』(2018:中島哲也)、 2021.10.22『G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ』(2021:ロベルト・シュヴェンケ)、 2022.11.11『わたしのお母さん』(2022:杉田真一)、 です。 『来る』では田原秀樹(妻夫木聡)の母親・田原澄江に扮し、 『G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ』では秘密忍者組織“嵐影”の頭領・センに扮してい…