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問題2-8 以前、1日3ページ進んだことと、キリが良いので、今日は1ページだけにします。 商品売買の勘定記入ですね。 「仕入」の総額や、「売上」の総額を求めるときは、是非、工業簿記のときに書いていたように、「GT(グランドトータル)」キーを利用してください。 「総仕入高」の計算例です。 「AC(オールクリア―)」(それまでの記憶を全消去) 2,400×150= 2,000×100= 「GT](ACを押した以降の計算の一括合計)→560,000って感じです。 たった2つしかないし、暗算でもできそうな計算ですが、計算式がもっと多くなったり、単価や数量に端数が生じたりして暗算では計算しづらくなった場合のためにも是非!!(^^)v それと、払出単価の計算は、「先入先出法」でってなっていますので、3級の商品有高帳のイメージで、最初から順に出し入れを記入したくなる方もいらっしゃるかと思いますが、工業簿記の総合原価計算の発想で行けば、先入先出法ということは、月末に残るのは後から仕入れた商品ということが、咄嗟に判断できるようになるかと思います。 よって、「各自計算」と書かれている箇所は、最後に仕入れた「単価2,000円」の商品が「60個」(50+150-100+100-140=60)残っているとお分かりいただけるかと思います。 本問は、「繰越商品」に「前期繰越」の記載がありますね。(#^.^#) 減耗や評価損も、売上原価に算入する、しないはも妥当かと思います。 細かいようですが、こういうことも、妥当な結果になっているかな?と少し考えてみるって大切じゃないかなぁ?と思います。
問題2-6 精算表の該当の箇所と、「繰越商品」と「仕入」の総勘定元帳を作成する問題です。 「棚卸減耗損」や「商品評価損」が登場して来ます。 「棚卸減耗損」や「商品評価損」を計算するために描く図もあるのですが、工業簿記の標準原価計算で使う「材料費」や「労務費」の差異分析の図と、カットが違うんですよ。(;^_^A 縦を先にカットするか、横を先にカットするか?という感じなんですけどね。 これ、意外と「どっちがどっちだった?」と混乱する人が出て来るんですよ。 ということで、個人的には、できれば、工業簿記は図を描いたほうが良いので、商業簿記は図を描かずに計算されると良いと思います。 減耗損は、原価で購入してあったものの数量が減っているのですから、購入時の単価500円×減少した数量20個で求めれば良いし、 評価損は、減っちゃった後の商品の価格が下がっているのだから、下がった金額50円×減っちゃった後の数量480個で求めれば良いですよね? ということで、図は取り敢えず描かずに行きます。 それと、問題に細かいツッコミを入れて恐縮ですが、「繰越商品(資産)」の総勘定元帳に、翌期の「前期繰越」の記入欄がありません。 これは、問題にないのだから記入しなくても良いのですが、「次期繰越」を書いたら、必ず、セットで「前期繰越」を書く習慣にしておかれると良いと思います。 意外と、「前期繰越」が採点箇所になったりする場合もあるんです。(;^_^A 問題2-7 問題2-6とほぼ同様の問題ですね。 ただ、本問は、「商品評価損」は売上原価に算入し、「棚卸減耗損」は算入しないという指示があります。 売上原価に算入するためには、三分法なので「仕入/〇〇」の仕訳が必要になりますね。 棚卸減耗損:500円×20個=10,000 商品評価損:300円×50個=15,000