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今日は出来たばかりの16号「BOOK Shichigahama」について。 「七ヶ浜を題材にした文学作品と歩いてみよう!」と題して、只野真葛さんの書いた紀行文『磯つたひ』についてご紹介しました。 真葛さんは、江戸時代に七ヶ浜を訪れ、聞き書きをした女流作家です。 仙台藩医 工藤平助の娘で、中新田領主 只野伊賀に嫁ぎ、江戸から仙台へ下りました。東北地方の昔ばなしや、松島 塩竈を巡った作品を残しています。 私が以前、観光の仕事に携わり、七ヶ浜の魅力を探っていた時に古い町誌から彼女の存在を知りました。彼女の紀行文は、海岸線の描写だけにとどまらず、浜の人たちの暮らしぶりや珍しい話を丁寧に拾い集めているの…