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『ザ・グリード』(98)(2006.5.19.金曜ロードショー)3000人の乗客を乗せた豪華客船アルゴノーティカ号から乗客が突然失踪し、その元凶である触手を持つ巨大生物が主人公フィネガン(トリート・ウィリアムズ)たちを襲うという、『ポセイドン・アドベンチャー』(72)と『エイリアン』(79)をブレンドしたような海洋モンスター・アクションで、バカバカしいが何度見ても面白い。テイストとしてはマイケル・ケイン主演の『ポセイドン・アドベンチャー2』(79)の方が近いかな。ジェリー・ゴールドスミスの音楽もゴジラっぽくてちょっと笑える。ラストは続編を意識したような感じだったが、なぜかいまだに作られてはいない。それにしても『ハムナプトラ』シリーズといいスティーブン・ソマーズは昔のアクション映画が大好きなのだろう。公開中...「午後のロードショー」『ザ・グリード』
『1941』(79)(1980.9.22.渋谷パレス.併映は『がんばれ!!タブチくん!!第2弾激闘ペナントレース』)1941年、日本軍が真珠湾攻撃を行った日から6日後の南カリフォルニアを舞台に、日本軍が攻めてくるという恐怖の中での住民たちの1日の行動を描いたコメディ。『ジョーズ』(75)のパロディで始まり、次から次へとぶっ壊しの連続。監督のスピルバーグや製作のジョン・ミリアスの意図したところは、戦争のばからしさということだったのか。あるいは本当に何も考えていないただのお遊び映画だったのか。そのどちらなのか、真相は分からないが、『激突!』(71)や『ジョーズ』で特別な恐怖を、『続・激突!カージャック』(74)できらりと光るものを、そして『未知との遭遇』(77)では感動を与えてくれたスピルバーグの映画とはとて...トリート・ウィリアムズの出演映画『1941』
トリート・ウィリアムズの出演映画『ザ・グリード』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』
『ザ・グリード』(98)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/bef725ce0a3eab36f88495acf981a6fc『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(84)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/56ec521f2a08069e4b4eb736460eb3ffトリート・ウィリアムズの出演映画『ザ・グリード』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』
『プリンス・オブ・シティ』(81)(1983.4.19.名画座ミラノ)賄賂で腐敗したニューヨーク市警の麻薬捜査官とそれを摘発しようとする潜入捜査官の対決を描く。先日、『評決』(82)を見たばかりのシドニー・ルメット監督作。この映画でもルメットは、警察組織=権力の腐敗ぶりを丹念に描いている。麻薬捜査官のダニエル(トリート・ウィリアムズ)が、自分と数人の仲間が汚職という窮地から脱するために、上層部の人間に利用されてボロボロになっていくという何ともすさまじい話が展開する。麻薬捜査官といえば、おとり捜査やたれ込み屋との関係などは必要不可欠であり、そこから麻薬ルートにのめり込んでしまう者も中にはいるだろう。もともと警察官は命を張った職業だが、中でも麻薬捜査はぎりぎりの線で行われている。そこに多少の心の隙ができたから...トリート・ウィリアムズの出演映画『プリンス・オブ・シティ』