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HDAアンテナの実測データ(8)MFJ-259Bで28MHz付近を測定
HF帯で最も周波数帯域が広いバンドです。このバンド全体を満足できるか?が興味があるところでした。しかし、このバンドでは、広帯域特性とならず、普通のアンテナ特性と同様の単一の共振周波数でしか同調していません。しかも、その動作は高調波アンテナとして動作していると考えられます。この調査分析は最後に実施しています。 (本論) 1.各周波数における、SWR表示値、R(Ω)、|…
HDAアンテナの実測データ(6)MFJ-259Bで21MHz付近測【広帯域性あり】
当初から21MHz付近のSWR特性は良好でした。一番最初に試したIC-7300M(50w)では、内蔵アンテナチューナを使用しなくてもSWR<1.5を満足していました。 ただ、AT-300の場合はアンテナチューナをスルーにはできませんので、21.200MHzでチューンした状態での動作としています。 (本論) 1.各周波数における、SWR表示値、R(Ω)、|jX|(絶対値)(Ω)、RとXによるSWR計算値
(HDA比較)水平1λDP_16.676MHz_6mH_1.2㎜Wireモデル【検証-2】2つの周波数範囲特性
以前やりましたHDAアンテナと同じ周波数範囲となる、16.676MHz中心の周波数特性を±100KHz帯域と±1000KHz帯域の両方で見てみます。こちらは、途中の±200~±500KHz帯域でもエラーしませんでした。ですから、両帯域特性のどちらも正しいとみることができます。 (本論) 1. Z(R、jX) ① ±100KHz帯域
(HDA比較)水平_1λDP_16.676MHz_6mH_1.2㎜Wireモデル【追加検証-1】
先に行ったHDAアンテナの16.676MHz付近との比較のため、同じ周波数となる16.676MHzでは、全長1λ(1/4λ+3/4λ)で動作する銅線ワイヤーモデルを用意しました。地上高は、実際の給電点の高さを目安として、6mHとしています。16.676MHzの6m高では、約0.33λとなって、λ/4よりは高いですが、λ/2よりも低い中間の値で、少し低いアンテナになります。 なお、今回、x-y軸をHDAアンテナと同じ…
HDAアンテナのMMANA分析(10)18MHz帯:DirectFeed【前半】
今回は単線給電線モデルはパスとしました。前回の14MHzと同じ、TVアンテナステー用固定金具部と建物の一角にある鉄骨柱端との間の仮想電線に給電したかたちとしています。 また、今回も仮想給電点にコンデンサーC=60pFを挿入することで、jX=0の共振点を周波数18.120MHz付近に設定することとしました。 ただし、給電点の抵抗分が50Ωから離れているため、周波数特性では、マッチング…
HDAアンテナ単線給電roots:VS1AA(Old_Type_Windom)アンテナからの応用探究(1)
現在のDP等、水平偏波系では、同軸ケーブル、又は、梯子フィーダ(平行給電線)の2方式しか、使うことはなくなりましたが、水平系ワイヤーアンテナのマルチバンドアンテナとして、今も利用されているアンテナであるWindomアンテナでは、その昔には、単線給電方式で用いられていました。 そのアンテナが、今回紹介する「VS1AA」アンテナです。 今回参考とした、ネット情報元は、 …
AWXアンテナ分析(4)_2倍波(0.5λ長):85.1MHz対応改良モデル(1)
前回の実際の受信アンテナのモデルは最大利得を狙ったもので、メインローブの分割には無頓着でした。当時は、このようなシミュレーションは、何もできませんでした。ですから、放射パターンの形は全くわかっていなかったと思います。 もし、今もう一度作成するとすれば、最大利得も大切ですが、それ以上に水平面/垂直面の主ローブの形を重視します。すなわち主ローブが1つだけの枝分かれ分割…
AWXアンテナ分析(5)_2.3倍波(一辺0.567λ長):85.1MHz対応改良モデル(2)【水平パターン・ベスト】
2倍波と元の3倍波の途中の大きさモデルに「これぞ、AWXアンテナ」と言えるモデルが存在するのでは?と試行錯誤を続けた結果、一応納得ができるモデルに到達できたと思います。 ※細かい部分を微調整で、2.5倍波よりもパターンのきれいさでこちらのベストモデルとしました。 2.5倍波の場合、21.15m高リアルグ…
AWXアンテナ分析(3) 3倍高調波励振:85.1MHz付近受信専用アンテナ動作
なぜ、昔からAWXが「高利得アンテナ」だとアマチュア無線界で評価されているのか?は、この3倍高調波励振動作を指しているのかもしれません。 ただ、都市伝説的なところも否めません。というのは、DP,LW,ZEPP,果ては、スローパーアンテナですら、3倍高調波励振すると高利得が得られると過去のCQ誌記事でのアンテナ製作・使用レポート等において、堂々?と公表されていることが、その要因でも…