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#精算表記入のブログ記事
  • 2023/06/13 23:40

    商業簿記2級(6)02 商品売買(続き)

    問題2-2 精算表の該当欄に記入です。 「三分法」は問題ないかと思います。 「売上原価対立法」も、「売上」を計上したら、同時に、「売上原価」も計上するということを仕訳をイメージしながら書き込んでいただければできるかと…。 行が複数行設けてありますが、残高試算表の場合は、取引をそのまま記入するのではなく、決算整理前の段階での残高を記入する必要がありますね。 問題2-3 引取費用や発送費用が登場して来ます。 引取費用は、3級で学習済みだと思いますが、購入したものの代価に加算するのでした。 そのため、「三分法」は「仕入」に、「売上原価対立法」は「商品」に加算します。 ただ、気を付ける必要があるのは、同商品を返品した2番の仕訳です。 100個の内の10個を返品したのだからと、1番の金額の10分の1にしてはまずいですね。 引取運賃は、あくまで、その商品を引き取るためにかかった費用であって、商品の代価そのものは、単価5,000円だからです。 支払う先も、通常は、商品購入先と運送会社で別々になりますね。 発送費用は、当方負担と先方負担がありましたが、何も書かれていないときは当方負担です。 そのため、「発送費」という費用で処理しておけば良いですね。 勘定科目指定で「荷造運賃」などとなっている時もありますので、科目指定に気を付けましょう。ちなみに、会計ソフトは「荷造運賃」になっています。 得意先負担の場合は、「売掛金」に含めるか、掛売りでない場合は、「立替金」で処理をしておくのでした。3級の内容を思い出しておいてください。 ちなみに、売上原価対立法の(3)ですが、どの順番に解答を書いても良さそうな気がしますが、売上計上と発送費支払いは同一時期の取引なので、この2行を先に書いて、売上原価を計上する仕訳を後に書かれると良いと思います。 発送費が得意先負担で「売掛金」に含める場合の仕訳をイメージしていただくと、分かりやすいかと思います。

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