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『南極物語』(83)(1983.9.12.日比谷映画)南極大陸に残された兄弟犬タロとジロと越冬隊員が1年後に再会する実話を基に創作。自然の力、南極の美しさや怖さ、そして犬たち…。これらは確かによく撮れているし、一見の価値はあるのだが、映画全体から見ると、もう一つ心に迫ってくるものがなかった。良く言えば、『キタキツネ物語』(78)を撮った蔵原惟繕独特の世界と言うこともできるのだが、どちらも人間が欠落しているのだ。高倉健(例によって、寒いところでのストイックな演技、ご苦労様)、渡瀬恒彦らが大熱演しているのは間違いない。だが、例えば、『マタギ』(82)で描かれた自然や動物と人間との関係、『八甲田山』(77)における自然対人間の、人間の部分が、この映画からは浮かび上がってこない。確かに、犬たちは見事な演技?を見せ...「BSシネマ」『南極物語』
『ブレードランナー』(82)2019年のロサンゼルスを舞台に、反乱を起こして逃亡した人造人間=レプリカントと、特別捜査班ブレードランナー(ハリソン・フォード)との戦いを描く傑作SF映画。フィリップ・K・ディックの傑作小説を基に、酸性雨が降り、さまざまな文化が混在する未来都市のデザインや、強烈な光と影に彩られた映像美、“人間とは何か”というテーマは今なお、多くのファンを魅了し続けている。「BSシネマ」『ブレードランナー』
今日は国際こどもの本の日「Vangelis/Heaven And Hell」
「こどもの頃、夢中になった本は?」昔、小学校生低学年の頃、学校の(?)図書館で読んだ「エドガー・アラン・ポー」の「黄金虫」ですかね...来ては何度も何度も…
ジョン・アンダーソン&ヴァンゲリス(Jon Anderson & Vangelis)
音楽をメインに、本の紹介や美術館レポートも織り交ぜてアップしていきます!(2019年3月16日スタート)
「炎のランナー」「ブレードランナー」「南極物語]の映画音楽や「2002 FIFAワールドカップ」の公式アンセムを手がけたギリシャ出身のシンセサイザー奏者&作曲家のヴァンゲリスさんが5月17日に亡くなりました(享年79歳)死因は明らかにされていませんが、ギリシャの地元紙によると、新型コロナウイルスの治療を受けていたフランスの病院で亡くなったとのことです。合掌...