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盗作事件で触れたが、中学校は受検して東京教育大学附属に入った。 6年生になると周囲では「慶応受ける。」だの「早稲田受ける。」だの「白百合受ける。」だのと、受検する学校の話が飛び交うようになった。東京の環境の良い住宅街に住んでいたから、成績の良い子供たちは4年生くらいから家庭教師がついて、それも同じ小学校の先生だったり、また進学教室に通ったりしていて、必然的な流れだった。私は日本進学教室に行か…
小学校時代の盗作事件 クラス全体の糾弾に在って一人の天使が後の日航初の女性役員
小学校の思い出としては、決して忘れることのできない事件がある。 それは、先生を筆頭としたクラス全体が敵となった時に、たった一人、しかも自分が一番心を寄せている人に助けられた物語だ。 小学校5年生の時、詩を書いてくるという宿題が出た。文学的素養も無く、まして詩を作るなんてやったことも無かったため、机に向かっていても一向に筆が進まない。何をどう書いたら良いのかと思って、参考書などを見てヒントを…