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江戸時代の読本作家・滝沢馬琴(1767~1848)が編集したとされる文献に、『俳諧歳時記栞草』というのがあって、要するに俳句を詠む時の歳時記ではあるのだが、その「春・夏の部」に、ちょっとした記事を見付けた。今日はそれを紹介したいと思う。遺教経会九日より十五日迄、○瑞応山大報恩寺の釈迦訓読会とも云、堂は、洛の上立売朱雀の西に有、元天台宗なり、近世真言宗となる、方丈を養命坊と号す、千本の釈迦堂是なり、〔紀事〕この寺に藤原の秀衡建るところの堂、并に平の教経幼年の砌、手習せしと云寮有、一説に秀衡の堂、教経の室、いにしへよりある処にして多く廃頽す、近世これを再興すと云、又一説に猫間の中納言光隆卿の家士、岸高拾、千本の地に大報恩寺を建て、如琳上人を請すと。しかれば秀衡の堂、教経の寮、みな誤か、毎年此節雪ふり風烈す、故...「遺教経会」のお話し
おかめ伝説の残る千本釈迦堂で今にも動き出しそうな仏像に感銘/京都ギックリ桜紀行2022/2日目③
おかめさんの伝説を知る・・・写真は少な目ですが・・・見応えありました~~_________________ ( 京都ギックリ桜紀行2022 4月上旬 2日目③…