メインカテゴリーを選択しなおす
加藤健一事務所公演「滝沢家の内乱」の前売りが5月18日から始まっています!吉永仁郎さんの名作戯曲です。演出は加藤健一さん!登場するのは滝沢馬琴(加藤健一)と息子の嫁・お路(加藤忍)、声の出演で馬琴の息子・宗伯(風間杜夫)と妻・お百(高畑淳子)です。滝沢馬琴が「里見八犬伝」を執筆中に目を患ったため、読み書きができなかったお路が馬琴に文字を教わりながら代筆していくお話で、元気をもらえるお芝居です。ポスターの屋根のシーンは大好きです。再演の度に新しい発見があるお芝居なので、今回はどんな発見があるかとても楽しみです。演出と主役は大変だと思うけれど、加藤さんの演出、大好きなので期待しています。【東京公演…
【感想】(ネタバレあります)加藤健一事務所公演「黄昏の湖」兵庫公演を兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールで観てきました。とても良かったです。何回か観ていますが、今回はゴールデンポンドが時間毎、季節毎に変わっていく様子がとてもきれいだなぁ~と思いました。それと季節の移り変わりを人が数字をかけ替えることで見せてくれるのがいいなぁ。わかりやすいし、あたたかい感じがします。幕開きのシーンは別荘に着いたばかり。ノーマン(加藤健一)が電話交換手に電話をかけてちゃんと通じているか確認するのですが、この電話がラスト近くて大きな役割を果たすんだぁと思いました。ノーマンとチェルシー(加藤忍)が電話で話すシーンは心…
【感想】(ネタバレあります)加藤健一事務所公演「黄昏の湖」東京千穐楽の感想です。紀伊國屋サザンシアター、座席は6列目やや下手よりでした。湖のさざ波がきれいに見えました。お芝居の中で色々なことが起こって、自分の気持ちも揺れ動くけれど、この湖面の揺らぎを見ていると、不思議と心が落ち着きました。ゴールデンポンドってそういう湖かもしれないな~ エセル(一柳みる)が冬がきて別荘を離れる時、ノーマン(加藤健一)に「この湖ごと持っていきましょう」って言うのがわかった気がしました。チェルシー(加藤忍)はレンタカーで久しぶりに別荘を訪れた時、ノーマンに車種を尋ねられて答えられなかったけれど、次に訪れた時はちゃん…
加藤健一事務所公演vol.120「黄昏の湖」作:アーネスト・トンプソン訳:小田島恒志 小田島則子演出:西沢栄治CAST:加藤健一 一柳みる(昴) 加藤 忍 伊原農(ハイリンド) 尾崎右宗 澁谷凜音(青年座)STAFF 美術: 乘峯雅寛 照明:古宮俊昭 音響:秦 大介 衣裳:竹原典子 ヘアメイク:馮 啓孝 舞台監督:畑﨑広和上演時間:約2時間15分(休憩15分を含む)【あらすじ】アメリカ・メイン州、ゴールデンポンドの湖畔に佇む、古いけれど居心地の良い別荘。ノーマン(加藤健一)とエセル(一柳みる)夫婦は、ここへ避暑のために訪れている。二人で迎える、48回目の夏である。ノーマン80歳の誕生日、疎遠だ…
加藤健一事務所公演「黄昏の湖」についてのインタビュー記事がネットにUPされています。 magazine.confetti-web.com enbutown.com 加藤さんがこだわっている湖はどんな風に見えるのかな?一柳みるさんは、スケジュール的に出演が難しかったけれど、このお芝居に出なかったら一生後悔すると思って、マネージャーになんとかスケジュールの都合をつけてもらったそうです。人によって観る目線がちがうお芝居みたいなので、自分がどう感じるのかとても楽しみです。****************↓ランキングに参加中。応援クリックよろしくお願いします。観劇ランキング
加藤健一事務所公演「黄昏の湖」の東京公演の前売りが2月23日から始まりました!私も昨日無事に電話で予約することができて、ほっとしています。加藤さんは80歳の役ですね。疎遠だった娘がボーイフレンドとその息子をつれて避暑地の別荘に訪ねてくるそうです。あらすじはこちら。どんなお芝居になるのかな? とても楽しみです。【東京公演】加藤健一事務所vol.121「黄昏の湖」作:アーネスト・トンプソン訳:小田島恒志 小田島則子演出:西沢栄治CAST:加藤健一 一柳みる(昴) 加藤 忍 伊原農(ハイリンド) 尾崎右宗 澁谷凜音(青年座)日程:4月4日(金)~ 4月13日(日)場所:紀伊國屋サザンシアター TAK…
加藤健一事務所から次回公演「黄昏の湖」のDMが届きました!同封されている加藤さんのメッセージが毎回楽しみです。メッセージはネットでも公開されています。こちらどんな舞台が創られるのかな?心が癒やされるようなお話のような気がします。東京公演はいよいよ2月23日から前売り開始です!【東京公演】加藤健一事務所vol.121「黄昏の湖」 作:アーネスト・トンプソン訳:小田島恒志 小田島則子演出:西沢栄治CAST:加藤健一 一柳みる(昴) 加藤 忍 伊原農(ハイリンド) 尾崎右宗 澁谷凜音(青年座)日程:4月4日(金)~ 4月13日(日)場所:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA前売:6,600…
【感想】「詩人の恋」のお芝居の好きなところは、マシュカン教授(加藤健一)とスティーブン(加藤義宗)が出逢うことによって、お互い影響しあい、心が開かれていき、自分のことを信じられるようになることです。それとお芝居で流れる音楽が素晴らしい。マシュカン教授の歌声は素晴らしく、心に響いてきます。スティーブンの歌声は、初日は控えめな感じだったけれど、千穐楽では感情がほとばしる感じですごく良かったです。今回マシュカン教授はスティーブンがレッスンを辞めてしまうと、仕事を失ってしまうかもしれないという不安な気持ちが強く伝わってきました。スティーブンがマシュカンの指導法の素晴らしさに気づいてくれたおかげで、マシ…
加藤健一事務所vol.119 「詩人の恋」作:ジョン・マランス訳:小田島恒志 訳詞:岩谷時子演出:藤井ごうCAST 加藤健一 加藤義宗STAFF 美術:乘峯雅寛 照明:古宮俊昭 音響:秦 大介 衣裳:加納豊美 ヘアメイク:馮 啓孝 舞台監督:畑﨑広和 音楽:鈴木永子 新田 恵 制作:加藤健一事務所上演時間:約2時間25分(休憩15分を含む)【あらすじ】 1986年、オーストリア・ウィーン。ある春の日の午後、マシュカン教授(加藤健一)のもとへ、アメリカ人ピアニストのスティーブン(加藤義宗)がやってきた。神童とも呼ばれたスティーブンだが、今は芸術の壁に突き当たっている。この状況を打破すべく紹介され…
【感想】(ネタバレあります)加藤健一事務所公演「詩人の恋」千穐楽の幕が無事に下りました。観る度に色々感じるお芝居ですが、今回特に感じたことをまず書きたいと思います。スティーブン(加藤義宗)がマシュカン教授(加藤健一)に「今まで有名なピアニストのモノマネが得意で、彼らの帽子をかぶって弾いていた」と話し、一人になった時に、かぶっていた帽子を投げ捨てるシーンがあるんですが、もうモノマネは嫌なんだ!というスティーブンの強い気持ちが伝わってきました。それと、1幕の最後でスティーブンがユダヤ人であると告白し、週末にダッハウを見学しに行くと聞いた後のマシュカン教授の苦悩の表情を見ると涙がでてきました。リピー…