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『ジャイアンツ』(56)(1974.2.3./10.日曜洋画劇場)テキサスを舞台に、東部の令嬢レズリー(エリザベス・テイラー)が、大牧場主ビック・ベネディクト(ロック・ハドソン)と恋に落ち結婚、価値観や習慣の違いを乗り越えていく姿を重厚に描く大河ドラマ。ジェームズ・ディーンが石油採掘に夢を抱く牧童ジェット・リンクを演じた。アカデミー賞では9部門にノミネートされ、ジョージ・スティーブンスが監督賞に輝いた。(2008.9.1.)『ジャイアンツ』を最後の方だけ再見した。ラスト近くでロック・ハドソンと殴り合うレストランの親父がいい味を出していると、見るたびに思うのだが、演じている俳優の名前が今もって不明。後に、ある人からミッキー・シンプソンという俳優だと知らされた。「BSシネマ」『ジャイアンツ』
『シェーン』(53)でアラン・ラッドが使った銃のモデルガン発売の記事を見た。ナイフやハサミもそうだが、優れた道具はその形状も美しい。銃は人殺しの道具だが、形状の美しさは否定できない。面白いのは、『シェーン』が決して銃を礼賛する映画ではなく、むしろ銃を否定する映画だったということ。例えば、ジョーイ(ブランドン・デ・ワイルド)に早撃ちを見せたシェーンに向かって、マリアン(ジーン・アーサー)が「この子には銃は必要じゃない。銃なんかなければみんな幸せになれるのに」と語るが、シェーンは「銃は斧やシャベルと変わらないただの道具だ。使う人間次第で良くも悪くもなる」と言葉を返す。だが、そう語るシェーンが、最後の決闘の前に敵の牧畜業者ライカ―(エミール・メイヤー)とこんな会話を交わす。シェーン「あんたは長生きし過ぎた。あん...『シェーン』のモデルガン発売
『アンネの日記』(59)(1975.11.27.)1942年、オランダ・アムステルダム。ナチスのユダヤ人迫害から逃れるため、13歳のアンネ(ミリー・パーキンス)は、父母(オットー・フランク、ガスティ・ハバ―)や姉のマルゴット(ダイアン・ベイカー)、親しいファン・ダーン夫妻(ルー・ジャコビ、シェリー・ウィンタース)とその息子ペーター(リチャード・ベイマー)と共に狭い隠れ家でひっそりと暮らし始める。アンネ・フランクの不朽の名作を、ジョージ・スティーブンス監督が映画化、過酷な状況下でも希望を持ち続けたアンネの短い青春を描く。アカデミー助演女優賞(ウィンタース)、白黒撮影賞(ウィリアム・C・メラ―)、美術・装置賞を受賞。「BSシネマ」『アンネの日記』
『陽のあたる場所』(51)(1975.11.10.月曜ロードショー)「純愛の末の美しすぎるラブシーンが観たい」ジョージ・スティーブンスhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/04f280481ed750aabd3be233b794c60a「BSシネマ」『陽のあたる場所』