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『シェーン』(53)でアラン・ラッドが使った銃のモデルガン発売の記事を見た。ナイフやハサミもそうだが、優れた道具はその形状も美しい。銃は人殺しの道具だが、形状の美しさは否定できない。面白いのは、『シェーン』が決して銃を礼賛する映画ではなく、むしろ銃を否定する映画だったということ。例えば、ジョーイ(ブランドン・デ・ワイルド)に早撃ちを見せたシェーンに向かって、マリアン(ジーン・アーサー)が「この子には銃は必要じゃない。銃なんかなければみんな幸せになれるのに」と語るが、シェーンは「銃は斧やシャベルと変わらないただの道具だ。使う人間次第で良くも悪くもなる」と言葉を返す。だが、そう語るシェーンが、最後の決闘の前に敵の牧畜業者ライカ―(エミール・メイヤー)とこんな会話を交わす。シェーン「あんたは長生きし過ぎた。あん...『シェーン』のモデルガン発売
今回のお題は、おばさん同士がいがみ合う、変な、妙な西部劇『大砂塵』(54)。メンバーの皆さんも概ね同意見。以前、DVDのリーフレットでこの映画について書いたことがあるが、いろいろと調べてみると、バックグラウンドには興味深いものがあった。https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a18336916755fd19219e212c0a2228b1ニコラス・レイの西部劇『追われる男』(57)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/894a0474bf525b6235331a2570bfc7e4『無法の王者ジェシイ・ジェイムス』(56)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/2be28a5c1a23e489c8a20b4bd3477e45ビデオ通話で西部劇談議『大砂塵』