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気づけば、また落ちている。幼き頃から、よく夢を見てきた。目覚めると、なぜかメモを取る。積み重なったメモの数々を眺めながら、ふと思う。なぜ、俺はこんなにも落ち続けているのか。今回の夢も、やはり ビルから落ちる夢。重力に従い、ただ落ちる。しかし、地面に触れるこ
気づけば、また歯が抜けていた。彼は馬鹿だ。先日立て替えた8000円もまだ返ってきてはいない。そんな彼は、夢の中で気づいた。口の中に、無駄なスペースができた。何の前触れもなく、ぽろりと一本目。「…あれ?」と思う間もなく、二本目が抜ける。口の中に空いた無駄な空間