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『名もなき者/ACOMPLETEUNKOWN』(2025.2.17.オズワルドシアター)1961年の冬、ミネソタ出身で19歳の無名のミュージシャン、ボブ・ディラン(ティモシー・シャラメ)がニューヨークにたどり着く。そして、後に恋人となるシルビー(エル・ファニング)や音楽上のパートナーとなる歌手のジョーン・バエズ(モニカ・バルバロ)、先輩ミュージシャンのウディ・ガスリー(スクート・マクネイリー)やピート・シーガー(エドワード・ノートン)、ジョニー・キャッシュ(ボイド・ホルブルック)らと出会う。ディランは、時代の変化に呼応するフォークミュージックシーンの中で、独特の曲と歌声で世間の注目を集めていく。やがて「フォーク界のプリンス」「若者の代弁者」などと祭り上げられるが、そのことに違和感を抱くようになる。高まる名...『名もなき者/ACOMPLETEUNKOWN』