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『カウボーイ』(58)(1979.1.5.)牛追いに憧れるフランク(ジャック・レモン)の働くホテルに、カウボーイで常連客のトム(グレン・フォード)がやって来る。ギャンブルで有り金を失ってしまったトムに、フランクはパートナーになることを条件に資金を提供し、旅に加わる。始めは意気揚々だったフランクだが、やがて牛追いが想像とはまったく違うことを思い知らされる。フォードとレモンのやり取りが絶妙なデルマー・デイビス監督の西部劇。「BSシネマ」『カウボーイ』
『決断の3時10分』(57)ビデオ通話で西部劇談議https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ea7789dc71eb1159cad0c46f9fb43607「BSシネマ」『決断の3時10分』
今回のお題は、デルマー・デイビス監督、ジェームズ・スチュワート主演の『折れた矢』(50)。図らずも前回の『ジェロニモ』(93)の“前日談”を語るような形となった。この時代に、珍しくインディアンの側に立ったリベラルな映画が誕生した裏には一体何があったのか。多分それは脚本を書いたアルバート・モルツの視点が大きいのだろう。この映画でクレジットされている脚本家はマイケル・ブランクフォートだが、実はブランクフォートは名前を貸しただけで、実際に脚本を書いたのはモルツであることが分かっている。これは『ローマの休日』(53)のイアン・マクラレン・ハンターとドルトン・トランボと同じケース。なぜこんなことが起こったかといえば、モルツもトランボも、いわゆる赤狩りの「ハリウッドテン」として映画界から追放された身だったからだ。それ...ビデオ通話で西部劇談議『折れた矢』
今回のお題は、デルマー・デイビス監督、グレン・フォード、バン・へフリン主演の『決断の3時10分』(57)。デイビス監督とフォードのコンビ映画は、ほかにも『去り行く男』(56)『カウボーイ』(58)があるが、どれも一風変わった西部劇という感じがする。そして、『シェーン』(53)の農夫スターレット役もそうだが、へフリンには無骨な開拓民の役がよく似合う。フォードの子分にリチャード・ジャッケル、へフリンの妻にレオラ・ダナ、そして酒場女にフェリシャ・ファー(ジャック・レモンの奥さん)。また、フランキー・レインが歌う主題歌がオープニングとエンディングに流れるが、これは『真昼の決闘』(52)や『OK牧場の決斗』(57)と同じパターン。列車の到着が重要な鍵を握るところは『ガンヒルの決斗』(59)が、この映画をまねたか。そ...ビデオ通話で西部劇談議『決断の3時10分』
『折れた矢』(50)製作当時としては画期的な西部劇https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7acd6b7c0a34ff48fbfe1bc5777caa26「BSシネマ」『折れた矢』
『去り行く男』(55)流れ者のジューバル(グレン・フォード)は、気のいい牧場主のシェップ(アーネスト・ボーグナイン)に救われ、牧場で働き始める。カウボーイとしての腕も良く誠実なジューバルはシェップの信頼を得て牧童頭となるが、牧童のピンキー(ロッド・スタイガー)は対抗心を燃やし、シェップの妻メイ(バレリー・フレンチ)はジューバルを誘惑する…。広大な自然を背景に、愛憎渦巻く複雑な人間模様を描いたデルマー・デイビス監督の異色西部劇。フォードとデイビスコンビの西部劇は『決断の3時10分』(57)『カウボーイ』(58)と続く。「BSシネマ」『去り行く男』
『3時10分、決断のとき』(07)グレードアップするたびに印象が良くなるhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/85144b58904929188d67f496b94f3696「BSシネマ」『3時10分、決断のとき』