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『去り行く男』(55)流れ者のジューバル(グレン・フォード)は、気のいい牧場主のシェップ(アーネスト・ボーグナイン)に救われ、牧場で働き始める。カウボーイとしての腕も良く誠実なジューバルはシェップの信頼を得て牧童頭となるが、牧童のピンキー(ロッド・スタイガー)は対抗心を燃やし、シェップの妻メイ(バレリー・フレンチ)はジューバルを誘惑する…。広大な自然を背景に、愛憎渦巻く複雑な人間模様を描いたデルマー・デイビス監督の異色西部劇。フォードとデイビスコンビの西部劇は『決断の3時10分』(57)『カウボーイ』(58)と続く。「BSシネマ」『去り行く男』