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なんとなーくの感じで子からアンパンマンを遠ざけていたフシがあった。なんでかんでもアンパンマンに頼っときゃ安泰みたいな風潮に根拠不明の抵抗を感じていたことによる。 しかし、ここ最近変な意地を張ることに意味を見いだせなくなってきたので小出し小出しでアンパンマンを見せるようになったところ、かぶりつきで楽しんでいる。ストリップ劇場のかぶりつき席のおやじだってもうちょっと遠慮するだろうと言うくらいにはかぶりつきだ。そりゃ世の子育て世帯はアンパンマン様様となる。よもやここまでとは。 世の風潮はともかく、作品として接すると見えてくることもあるし、感想も抱く。まず、キャラの多さがすごい。ほぼ毎話ごとに新キャラ…
月夜の猫-BL小説です いつだってこれだよ12 BL小説 特に普段厳しい父親も喜んでいたことを浩輔は覚えていたのだろう、辞めることになったと父親に電話をした時はものも言わずに切られたと言い、すごい親不孝だよね、と浩一に連絡をしてきた浩輔は寂しそうに話していた。 ふわふわしてのんびりお気楽そうに見える外見と
月夜の猫-BL小説です いつだってこれだよ11 BL小説 しかし、浩一の中ではそれは相容れないことだった。 まさかと思い、心の中で懸命に否定していた。 ところが、河崎の口からはっきりとその事実を告げられ、浩一の心の内に怒りがこみ上げた。 「あなたは一体何を言っているんです? 浩輔は男ですよ?」 「それで
思い立って深大寺に行ってきた。思い立って、とは言ってみたものの、最近妻がゲゲゲの女房を見ていて、深大寺が頻繁に登場するの見て「ああ…深大寺、いいな…」とぼんやり思っていたことことが動機である。 僕はドラマを見ていないので水木先生と深大寺の関係性は知らないが、何かしら縁はある様子。前回深大寺を訪れた際に参道入り口付近に鬼太郎茶屋なるものがあって、なんで鬼太郎?と思っていた疑問がの答えが時を超えて導き出された。 この有様なんですがね が、ご覧のとおり今まさにその縁を断ち切られようとしている現場に出くわしてしまった。前回訪れたのはもう10年以上前だったので茶屋の風景を少しも思い出せないけど、瓦礫の中…
月夜の猫-BL小説です いつだってこれだよ10 BL小説 大学時代、河崎、藤堂、村上とお坊ちゃん同士の悪友で、よく遊んだ。 「薬出しとくから、今夜は安静にしてよく寝ることだな」 「入院しなくていいのか?」 河崎は確認した。 「インフルも陰性、入院する理由がない」 「お前、腕は確かなんだろうな?」 直
月夜の猫-BL小説です いつだってこれだよ9 BL小説 「あのマンションは」 河崎が口を開いた。 「私が祖父から譲り受けたものですから、私が部屋代を払う必要もないですし、ご心配には及びません」 「はあ、しかし、本当によろしいのでしょうか?」 「はい」 河崎はいつもと同じ強い眼差しを浩一に向けた。 「わかり
月夜の猫-BL小説です いつだってこれだよ8 BL小説 「いや、ほんと、一体どうしたんですか? この南極かという寒さは」 三浦が肩をすぼめる。 「そうなんだ、実はねって、俺が知ってるわけないだろう? 気象庁にでも聞いてくれ」 藤堂はお茶目な顔で肩を竦めて見せた。 三浦も河崎も落ち着く間もなく電話でやり取
月夜の猫-BL小説です いつだってこれだよ7 BL小説 「何がトップAEだよ、俺なんか」 「なーに言ってんだよ、あの河崎さんの下で二年もいたんだろ? 尊敬に値するって」 自嘲気味な浩輔に、長谷川は感心したように言う。 「やめてくれよ。お前こそ、すっかりエリートって感じじゃん」 「またまた~」 長谷川は明る
月夜の猫-BL小説です いつだってこれだよ6 BL小説 「俺もちょっとは頭を過ぎったんですけど、今回は自分で何とかやってみようかと」 浩輔がぼそぼそ言うと藤堂は顔をほころばせた。 「えらいねぇ、浩輔ちゃん。がんばれ!」 頭を撫で撫でされて、「ちょっと、ガキじゃありませんてば!」と浩輔は抗議する。 「風邪
月夜の猫-BL小説です いつだってこれだよ5 BL小説 翌日、浩輔にしては珍しくオフィスに着いたのが十時ギリギリだった。 昨夜、風呂に入ってからまたパソコンに向かったのはいいが、うっかり眠ってしまったのだ。 気がつくともういつも家を出る時間だった。 慌てて着替えて地下鉄に飛び乗ってから、少し頭がぼん
月夜の猫-BL小説です いつだってこれだよ4 BL小説 「どうもしないが、お前がどんな暮らしをしているかと思って、母さんにも一度行ってみてくれと頼まれてたしな」 宮坂のアパートを引っ越す時、まだ使えるものなどを浩一が知り合いの学生に譲ったりしてくれたのだが、引越しの時は浩一は仕事があったし、友人が手伝って
月夜の猫-BL小説です いつだってこれだよ3 BL小説 途端、猛烈な風に真っ向から出くわし、思わず身を硬くして目を閉じる。 「もう三月も近いのに、なんなんだよう」 とにかく早いとこ帰ろうと地下鉄の階段を駆け下りた。 通り道にあるコンビニで弁当を買い、とぼとぼと今の浩輔の住居である河崎のマンションへと辿り
月夜の猫-BL小説です いつだってこれだよ1 BL小説 二月も半ばを過ぎ、ここ数日は不安定な天気が続いている。 昨日などは気温がいきなりぐんぐん上昇し、通りを行く人々も上着を脱いで汗を拭きながら歩いていたかと思えば、今日は藤堂氏もマフラーをしっかり巻いてやってきた。 「また冬将 青山にある最近できたばかり
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です いつだってこれだよ(河崎×浩輔) BL小説 河崎×浩輔、誰にもやらない、みんな、はっぴぃの続編エピソードです。 元英報堂のエリート営業マンだった河崎、藤堂、三浦とジャストエージェンシーのデザイナー浩輔が、代理店プラグインとして船出してから半年あまり、 いく
いやはや、メリクリ、メリクリっす。 と、言いつつも例年通りそんなにクリスマスらしいこともできていない。去年のクリスマスあたりの記事を読み返してみたところ、子のためにクリスマスらしさをなどとのたまっていたが今年もいまいちクリスマスらしさを醸し出せているかというと微妙なところだ。 去年からの改善点として、子にはきちんとクリスマスプレゼントを、そしてけっこうギリギリながらもクリスマスツリー調達も間に合ったという点がある。僕ら夫婦からしてみればまあ上出来と言える。 だがしかし、クリスマスへの志が低いことが行動に現れており、せっかく期日に届いたクリスマスツリーはほぼ裸のまま佇んでいる。申し訳程度に「Me…
短慮さを試すテストのひとつに、「バットとボール問題」というのがある。 バットとボールを合わせて1万1000円、バットはボールより1万円高い、ではボールの値段は? というものである。反射的に「え、ボール?1,000円でしょ?」となってしまわないだろうか。僕はなった。しかし実際のところの答えは500円である。 最初、答えを見てもまったくピンとこなかったが、冷静に考えればボールが1,000円だとそれより1万円高いバットは11,000円となり、ボールと合わせたら12,000円となってしまう。ということなので500円のボールとそれより1万円高いバット、10,500円合わせて11,000円のお会計でござい…
空前の通信制限期間を過ごしている。今週の火曜日になんだか通信が遅いと感じ、スマホを再起動してみたりしてはみたが一向に状況が改善しない中、はたと気づいた。「こりゃギガを使い切ったというやつでは」と。 スマホのデータ使用量のお知らせはキャリアメールに来るようになっている。ふだん迷惑メールとモスバーガーのメルマガしかこないキャリアメールを見る習慣がないため気づかなったが、確認してみたところジャンクメールの山の中にお知らせメールが埋まっているのを発見。掘り起こすことに成功した。 やはり通信制限だったか。火曜に気づいたので27日。月が変われば制限は解除されるのでこの時点で不便のある状態で過ごすこととなる…
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です ペルセウスへ20 BL小説 「俺、先輩後輩とか、そういうしきりでどうとかって嫌いだし、お前、たかだかちょっとドラマに顔出したくらいで、でかい顔してるとか、衣装隠すとか、幼稚園児並みの嫌がらせだぜ? 俺にはタレントのお坊ちゃんお嬢ちゃんたちと仲良しこよしは無理
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月夜の猫-BL小説です BL小説 三つ皿を持って最後に坂本に手渡した佑人は、一馬と並んで熱さと格闘している力をチラと見やった。 佑人の家族以外は、もうとっくに力が隠そうともせずにむしろ宣言したので、力と佑人が付き合っていることは知っている。 だが
ないものねだりしたって仕方がない!「受け入れること」から始まる未来
理想の自分てありますか? 今日は、理想を持つことの難しさを感じたお話です。 娘の友だちに 脚の長いすらっとした身長180センチ 頭も運動神経もいいイケ…
オリンピックが始まっているらしいじゃないですか。”らしい”とか言っている通りまったく興味がないので現在がどういう状況なのかは知らないが、前回の東京オリンピックから4年の月日が流れているということに膝から崩れ落ちんばかりである。まあ正確には3年だけど。 3年といえば中学生は高校生に、高校生は人生の大きな転機を迎え、後期高齢者であれば人口の変遷が起こりうる期間である。決して短い時間ではない。それをあっという間と感じてしまうのだからそりゃあ足腰にくる。 テレビが家にあれば興味がないなりにぼんやりとオリンピックを眺めることもあっただろうけれども、今はテレビもないのでそれもない。ネットで流れてくる情報を…