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ひょっぽこ読書記録No.165 『神との交渉』タルムードより
《神との交渉》 神 「ソムドの町は 悪人で満ちている。 すべて 焼き払わねば なるまい」 アブラハム 「ちょっと お待ちください。 もし ソドムの町に 五十人の善人が 残っているとしたら、 神様は 善人も悪人も一緒に 焼き払う おつもりですか?」 神 「いいや、 もし 五十人も 善人がいるなら、 町全体を 焼き払うことは しない」 アブラハム 「私アブラハムは 神様から見れば 取るに足らない クズのような 人間です。 失礼を承知で もう一つだけ お聞きしても 良いでしょうか。 五十人と言いましたが、 それから 五人ほど 少なかっただけなら どうでしょうか。 あまり変わらないと 思いますが」 神…