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(挿絵:髭に対しても税を取る税吏)『絶対主義の盛衰世界の歴史9』社会思想社、1974年7西欧に窓を開くピョートル大帝の大改革4税金の雨不断の戦争と、常備軍の増大によって、軍事費が莫大な額にのぼり、国庫は底をつき、財源も枯渇(こかつ)した。そこでピョートルはさまざまな新税を考案させた。そこで「利得発案者(プリブイリシチク)」という新しい専門家が登場することになった。国家に利得をもたらす方法をあみだすことが、彼らの職務であり、名案をだしたものには褒賞(ほうしょう)があたえられ、またそれが出世のいとぐちにもなった。たとえば、クルバートフという男は、もと農奴であったが、主人にしたがって外国へ行ったとき、印紙税のことを知った。帰国すると匿名(とくめい)の手紙でピョートルに「鷲(わし)」印紙を提案し、その結果、年三十...9-7-4税金の雨
高橋沙奈美著『迷えるウクライナ』(扶桑社)を読んだ。ウクライナのキリスト教の歴史と現状について書かれているのだが、同国の宗教事情はかなり複雑である。 ロシア帝国ないしソ連の支配下にあった時代、ウクライナはロシア正教会の管轄であった。ソ連末期になるとウクライナの正教会に自治権が与えられ、「ウクライナ正教会」が成立する。しかしこの教会は組織上はロシア正教会の範疇にあり…
2023.11.22旅行5日目 No.3 フォートコーチン Jew Townの散歩を終えてやってきたのは、マッタンチェリーハイパーマーケット。ハイパーって…
ウクライナ、クリスマスを12月25日に変更ロシア正教会と距離(AFPBB)これは、実は昨年にもニュースとなっており、【ウクライナ正教会の一部がクリスマスの日付変更へ】でも採り上げました。そうしたら、今回は国として変更を決めたという話です。ウクライナのゼレンスキー大統領が、7月28日に同国のクリスマスの祝日をロシア正教会と同じ1月7日から、12月25日に変更する法案に署名し、同法が成立したそうです。これにより、17世紀以降、ロシア正教会の影響下にあった同国の教会が、まずは西の基準に合わせていくことを明確に表明したことを意味しています。東ローマ・ギリシャに代わる正教会の覇権を取ったロシア正教会ですが、こうやって影響力を減らしていくということです。#ニュースウクライナがクリスマスを12月25日に変更へ