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有機溶剤でよく見かけるマーク 有機溶剤はペンキや接着剤など多くの物質に含まれるだけでなく、部品の洗浄等にも大量に用いられる物質です。また、多くのものが危険物として扱われています。 有機溶剤は多くのものが独特のにおいを持っていて、大気汚染の原因になったり、シックハウス症候群の原因になったりします。 現状での対策は活性炭をはじめとする吸着物質に吸い込ませて処理をするという方法が用いられているのがほとんどです。ただ、この方法は有機溶剤そのものがなくなるわけではなく、吸着した素材の中にはしっかりと残ってしまいます。 そこで、最近は大気圧プラズマ(低温プラズマ)を用いて、有機溶剤そのものを分解してしまう…
プラズマイメージ1 プラズマとは原子核と電子が分離した状態を言います。なかなかイメージしにくいと思いますから、簡単なイメージ図を紹介しておきます。プラズマの紹介の文献によれば宇宙は99%がプラズマ状態で存在しているということです。 プラズマイメージ2 このように原子核と電子が分離した状態は分離するときに得たエネルギーを保持していますから、いつも紹介しているような脱臭や洗浄という素晴らしい効果を発揮します。 このような素晴らしい効果を簡単に実感していただこうと考えての電源セットからプラズマ発生装置までをそろえた簡易セットも用意しています。ぜひお問い合わせください。
大気圧バリア放電プラズマによる発光の様子 プラズマを発生させるとなぜ光るのか?これはいろいろな解説書には原子核の周りをまわっている電子が飛び出すときにエネルギーを得ているから、もとの場所に戻ろうとするときに余ったエネルギーを光というエネルギーに変えて放出するからだと言われています。 ただ、この説明って分かりにくいと思うんです。だからもう少し簡単に説明しておこうと思います。 まず、電子が飛び出すときは異常な高温にさらされるとか、大きな衝撃を受けるとかのエネルギーの増加現象が起きないと外には飛び出せません。熱にさらされて温度が高くなるというのはエネルギーが増えた状態(温度の上昇はエネルギーが増えた…
シックハウス症候群にはしっかり対応(家庭の各種においに対応)
各種塗料に含まれるにおい成分 各種工業材料に含まれる揮発性有機化合物(VOC)は家庭用の塗料や接着剤などにも含まれています。家を新築したり、壁の塗替えをしたりすると塗料に含まれている揮発性の有機化合物によりシックハウス症候群になることがあります。まあ、そこまで行かなくても特有なニオイにお悩みの方も多いと思います。 しかし、そんな揮発性有機化合物でもプラズマなら分解をしてニオイを取り去ってくれます。ニオイの原因物質を完全に分解しますからその後には何も残りません。 揮発性有機化合物は化学工場や塗装工場だけでなく、一般の家庭で発生する揮発性有機化合物に効果を発揮してくれるのです。それだけではなく各種…
大気圧バリア放電によるプラズマ発光の様子 プラズマは物質の第四の状態と言われています。物質の温度をあげていくと気体になることは知られていますが、気体の状態にさらに温度を加えていくと物質を構成する原子核や電子がバラバラになって行きます。このばらばらになった状態をプラズマ状態と言います。気体よりもエネルギーをもって活発に電子や原子核が飛び交う状態になっています。地球上で見られるオーロラも太陽から飛び出した電子などが地球上の大気に衝突することによって輝いている現象です。 そんなプラズマは、様々な機能を持ちますが、代表的な効果をあげると、1,殺菌・滅菌2,消臭3,水質浄化4,有害ガスの分解5,静電気防…
新誘電体 大気圧誘電体バリア放電プラズマシステムで重要な役割をする誘電体をさらに強化することに成功しました。さらに耐電圧や耐熱性を強化することに成功しました。 大気圧誘電体バリア放電をされている方はぜひお問い合わせ下さい。
大気圧バリア放電における誘電体(ナローギャッププラズマ発生素子)
最近弊社の誘電体に関する質問が多いので、再度ご紹介しておきます。 大気圧バリア放電方式でプラズマを発生させるにはプラスマイナスの2つの電極と電極の間に誘電体が必要になります。 電極の距離が近くなれば近くなるほど低い電圧で放電させることが出来るようになります。すなわちそれは誘電体を薄くすることが必要になります。しかし、誘電体を薄くしすぎると絶縁破壊が起きてしまい、役に立たなくなってしまいます。 その二つの難しい課題を両立させているのが弊社の誘電体方式の特徴といってもよいと思います。一部では電極の距離が極端に薄いことから「ナローギャップ放電」とも呼ばれています。 難しい二つの課題を克服することで、…