メインカテゴリーを選択しなおす
「崖っぷちの介護保険に踏み込んでくれた」訪問介護ヘルパーの国賠訴訟、敗訴も東京高裁が問題点に言及
訪問介護ヘルパーが低賃金で労働条件も劣悪なのは、厚生労働省が規制権限を適切に行使しなかったためだとして、3人の女性ヘルパーが国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審で東京高裁(谷口園恵裁判長)は2日、「違法とは言えない」として請求を棄却した。一方で、谷口裁判長は「賃金水準の改善と人材の確保が長年の政策課題とされながら解決されていない」と介護保険の問題点を認めた。原告側は上告する方針。 https://www.tokyo-…
【東名あおり運転事件】被告が裁判長に「俺が出るまで待っておけよ」 2審も懲役18年
東名高速で2017年、あおり運転で一家4人が乗った車を停車させて後続車を追突させたとして危険運転致死傷などに問われた石橋和歩(かずほ)被告(32)に対する差し戻し控訴審の判決で、東京高裁は26日、懲役18年とした差し戻し後の1審・横浜地裁判決(22年6月)を支持し、被告側の控訴を棄却。石橋被告は退廷の際、裁判官に向かって「俺が出るまで待っておけよ」と発言。
「崖っぷちの介護保険に踏み込んでくれた」訪問介護ヘルパーの国賠訴訟、敗訴も東京高裁が問題点に言及
訪問介護ヘルパーが低賃金で労働条件も劣悪なのは、厚生労働省が規制権限を適切に行使しなかったためだとして、3人の女性ヘルパーが国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審で東京高裁(谷口園恵裁判長)は2日、「違法とは言えない」として請求を棄却した。一方で、谷口裁判長は「賃金水準の改善と人材の確保が長年の政策課題とされながら解決されていない」と介護保険の問題点を認めた。原告側は上告する方針。 https://www.toky…
人手不足は「国の責任」 現役ヘルパー3人が法廷で最後に訴えたこと
「国の政策でヘルパーがいなくなった」 10月25日、東京高裁。 介護保険のホームヘルパー(訪問介護員)として仕事をする伊藤みどりさん(71)は、そう言い切った。 現役のヘルパー3人が、1人330万円の損害賠償を国に求めた異例の裁判。その控訴審が、この日結審した。 12年前から、一定期間ごとの勤務シフトで労働時間や賃金が変わる「登録ヘルパー」として働く伊藤さんは、この10年間の自らの勤務シフトと1日あたり…
母親「こんな国に産んでごめんね」長野佐久の飲酒ひき逃げで“トンデモ判決” 東京高裁「ひき逃げに当たらない」 逆転無罪
逆転無罪の判決。2015年、長野県佐久市で中学生の男子生徒が車にはねられて死亡した事故。「ひき逃げ」の罪に問われた被告の控訴審判決が東京高裁で開かれ、長野地裁の一審の判決を破棄し、無罪を言い渡した。判決後、両親は取材に応じ、「なぜ我々の想いが届かなかったのか、判決は全く信じられない」と話した。