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Prime Video Boxing 10の豪華世界戦7試合。世界挑戦21連続失敗は遠い昔話
昨日の17時から21時過ぎまでは、風邪でぼーっとしながらもテレビにかじりついてアマゾンプライムで世界戦4試合を連続観戦しておりました。岩田選手が決定戦で初戴冠、ユーリ阿久井選手は防衛に成功、寺地選手も決定戦で勝利して2階級制覇。そしてメインイベントでは、堤選手が井上(拓)選手を3-0の判定で破り、こちらも初戴冠。堤選手の試合には引き込まれました。そのうち井上(拓)選手がペースを掴んで捌いてしまうんだろうな...
井上尚弥の所属ジムの会長は大橋秀行。ミニマム級の元世界王者だ。1992年10月14日、両国国技館で行われた、WBA世界ミニマム級タイトルマッチ崔煕庸(韓国)対大橋のメモが残っていた。2年間のブランクを乗り越えて、大橋秀行が再びチャンピオンに返り咲いた。見方によっては崔煕庸の突進を有利と見て判定が逆になってもおかしくはないほどの壮絶な見事な試合だった。だが、試合そのものよりも試合後に大橋が語った言葉に心がとらわれている。彼はインタビューに答えて、「わざわざ日本に来て試合をしてくれた前チャンピオンへのお返しの気持ちとして、今度は僕が韓国に行って試合をしたい」と語った。その言葉を聞きながら、佐瀬稔の『彼らの誇りと勇気について』という名著の中で、大橋について書かれた「生涯の友」という一文のことを思い出した。その中...『彼らの誇りと勇気について』(佐瀬稔)「生涯の友」大橋秀行
12年前にもこんなイベントがあった。『あしたのジョー』チャンピオンカーニバル(2011.2.7.後楽園ホール)輪島功一、ガッツ石松、中島成雄、浜田剛史、大橋秀行、レパード玉熊、畑中清詞、川島敦志、飯田覚士、佐藤修、坂田健史という11人の元王者と現役王者の内山高志がリング上に勢ぞろい。圧巻。「ヤマト」の実写映画には燃えないが、「ジョー」には燃える。帰りに、ほぼ同世代のボクシング狂で、今回丹下段平を演じた香川照之の『慢性拳闘症』を、黄色いビル近くの山下書店で見付けたので、思わず買ってしました。(左から)坂田健史、飯田覚士、畑中清詞、浜田剛史、輪島功一、ガッツ石松、香川照之『あしたのジョー』(11)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/36a1a79584f09de3ed5c773d...『あしたのジョー』チャンピオンカーニバルを取材